「シベリア抑留展」がひと・まち交流館(下京区)で始まりました。 第二次世界大戦後、日本政府の棄兵・棄民政策によって、シベリアに連行・強制労働させられた事実の真相を知らせようというもので、主催は「棄兵・棄民政策による国家賠償をかち取る会」。 …会場には、抑留体験者による絵・メモ、遺品、そしてシベリアの原野での遺骨収集作業などの生々しい写真が並びます。60万人が強制連行され、犠牲者は6万人以上という事実は、あまりにも悲惨です。 「会」代表の林明治さんにうかがうと、ここでの展示は8回目で、今回は国家賠償を求めた裁判(07年12月提訴)の判決が京都地裁で下される10月を前に、広く世論に訴えようと企画されたそうです。 「『抑留』と言うけどね、ソ連と取引して『労働力として兵隊や国民を差し出します』と約束したのは日本の天皇制政府だった。その証拠書類が、共産党・こくたさんたちにもお力添えいただいて、出てき