企業向けに人事や会計などのソフトウェアを販売し、かつてはオンプレミスという売り切り・保守の組み合わせが主流だった。近年は継続的にサービスを提供するクラウド(SaaS)型が台頭。オンプレは金額が大きく、契約時に利益が一気に出るが、クラウドは継続的に収益を上げるモデル。在宅勤務やDX需要で今後も成長が続きそうだ。 スマートフォン|アップルが得る粗利は5割強 最新のiPhone 14は、1台売ることで米アップルが得るもうけ(粗利益)は5.6万円、粗利率は5割強だ。強みは、端末の収益性に加え、より採算性が高いアプリや音楽配信などのサービスを組み合わせた独自のエコシステムを築いている点にある。コロナ禍の影響はほぼなかったが、競争は厳しく、つねに新機軸を打ち出せるかがカギとなる。 動画配信サービス|コンテンツ投資回収に苦心