"音楽と言語はどのぐらい、どう似ているのか?" 東京外国語大学通訳コース卒業記念講演にて行われた、菊地成孔氏の講演会に行ってきました。通訳コースのイベントで英語の同時通訳があったため、堅苦しい音楽専門用語を極力使わない、でも滅茶苦茶おもしろい音楽理論のおはなし。 音楽と言語がクロスオーバーしていくとこをブラジルの昔の前衛ジャズ&21世紀型ラップで説明したり、言語的な意味でのシンコペーションを音楽に流用する実験としてバッハのブランデンブルグ協奏曲を5/8拍子に怪変させたり(氏は恐縮しっぱなしでした)。 はたまた音楽と言語の違う部分を、コーネリアスによるロジャー・ニコルスのパクリがどーして音楽的に魅力がうすれちゃったのかを説明しながら解説したり。 実験的で、かつ実証的。実際に音源を流しながらの講演、すーごくすーごく分かりやすく楽しい2時間でした。 ここからは講演のメモ。取り留めないので後日まと