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2004年11月で95回目の誕生日を迎えた。補聴器は欠かせないし、今では歩くのもやっとだ。大好きだった山岳ハイキングもやっていない。ご存じないかもしれないが、20年以上かけて日本の主要な山々を訪ねた。富士山へも行ったし、妻と一緒に北海道で2週間過ごしたこともある。当時の北海道は人も少なく、息をのむほど美しかった。それをもう経験できないのは残念だが、体力の衰えは仕方ない。ただ、仕事はいつも通り
1938年に書き終えた処女作『経済人の終わり』の出版の引受先がなかなか見つからなかったのも、無理はない。これはファシズムから自由を守るという明確な目的を持つ「政治本」で、結論が尋常でなかったためだ。ナチスはユダヤ人の抹殺に踏み切り、さらにソ連と手を組むと予測したのである。ファシズムと共産主義は水と油で、両者が共同歩調を取るとはだれもがありえないと信じていた。そんな時、ロンドンで有力な文筆家に
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