はじめに 前提知識: 変数の実体はメモリ領域 値渡し: 変数の値をコピーする 参照渡し: 変数のメモリ番地を渡す 参照の値渡し 補足事項 おわりに 著者: 桑田誠 はじめに 「値渡し」と「参照渡し」とは、関数やメソッドにおける引数の渡し方の種類を表す用語です。初級者向けに簡単に説明すると、以下のようになります。 「値渡し (call by value)」とは、変数の値をコピーする渡し方です。 「参照渡し (call by reference)」とは、変数を共有するような渡し方です。 本稿ではプログラミングの初級者を対象に、値渡しと参照渡しの違いについて具体的に説明します。また、初級者が特にひっかりやすい「参照の値渡し」についても説明します。 なお本稿の内容は Ruby に限定したものではなく、どのプログラミング言語でも通用します。 対象読者: プログラミング初級者で、値渡しと参照渡しの違い