クロスサイトスクリプティング(英: cross-site scripting、略称XSS)とは、他のユーザーが利用しているWebアプリケーションにスクリプトを挿入することができてしまう脆弱性、もしくはそれを利用した攻撃。脆弱性情報データベースのCWEでは、この攻撃を不適切な入力確認 (CWE-20) によるインジェクション (CWE-74) のひとつとして分類している (CWE-79)[1]。略称はXSS。かつてはCSSという略称も使われていたが、Cascading Style Sheetsと紛らわしいのでこの略称はあまり使われなくなった[2]。 「クロスサイト(サイト横断)」という名称は歴史的なもので、初期に発見されたXSSでは脆弱性のあるサイトと攻撃者のサイトを「サイト横断的」に利用して攻撃を実行することから名づけられたものだが[3][4]、XSSの定義は新しいタイプの攻撃が見つかるた

