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ブックマーク / www1.odn.ne.jp (7)

  • 本当に「縄文時代の記述はなくなった」のか 小学校6年生の社会科教科書を読む

    当に「縄文時代の記述はなくなった」のか 小学校6年生の社会科教科書を読む 縄文時代の記述がない!? ぼくが漫画評を書かせてもらっている「しんぶん赤旗」の「学問・文化」欄で、4月17日付(2007年)を読んでいたら、「小学校教科書 消えた旧石器・縄文時代」という学者の執筆記事があったのでびっくりした。「えー、今あの時代は教えられていないのかあ」と。 ぼくは歴史好きのコドモで、最初に戦国時代、次に南北朝時代と愛好する時代区分を移動させていき、歴史を初めて勉強する小学校6年生のときには、「縄文時代」に異様な関心をもつようになっていた。 担任の教師の影響だった。 実は地元は縄文遺跡が多いところで、しかも歴史学上も重要な出土品が少なくない(たとえば家から少し離れた貝塚では人骨とともに埋葬された犬の骨が見つかっている)。自転車でいくつも校区をこえて出かけた貝塚は畑の中にあり、大量の貝と土器片がそのま

  • これが萌える労働法だ! すぐ若年層全員に配布しろ! 『ワーキングプア脱出(得)大作戦』

    ご訪問いただいたお客様へのお知らせ アクセスいただいたWebサービスは提供を終了いたしました。 長年にわたり、多くの皆様にご利用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 ODNトップページへ

  • レオン・V・シーガル「拉致敗戦――日本は北朝鮮問題で致命的な孤立に追い込まれている」

    レオン・V・シーガル 「拉致敗戦――日北朝鮮問題で致命的な孤立に追い込まれている」 興味深いインタビューだった。 「中央公論」07年8月号に掲載されたインタビューで、シーガルは元NYタイムズの論説委員、現在独立系のシンクタンクSSRCの「北東アジア安全保障プロジェクト部長」である。インタビュアーは外交ジャーナリストの松尾文夫。「米国と北朝鮮の間の『呼吸の一致』が目立ちはじめ、拉致問題の進展を前面に押し出してきた安倍外交の孤立化の懸念が際立ってきた」「米国が日を非難する可能性すら出てきた」というリードでインタビューが始まる。 日政府の北朝鮮外交方針は硬直化している まずそもそもについて少し。 もともと六ヵ国協議は北朝鮮の核をどうするかということで集まった会議である。それを解決するために各国が知恵を出し合い、さまざまな行動をしかけている。そして北朝鮮が動くことを約束させて「じゃあ見返り

  • 中村修『なぜ経済学は自然を無限ととらえたか』

    中村修『なぜ経済学は自然を無限ととらえたか』 コミュニストすなわち「赤」系の人間であるぼくは、「緑」系の人(環境を重視する立場のグループ、「環境派」と便宜的に書いておく)が主宰する経済学のゼミに出ている。 東京にいたときも出ていたが、福岡に引っ越してからはもう出る機会もないだろうとあきらめていた。しかし、最近は便利なもんだあるだべなあ。「Skype」という多角的に話せる無料ネット電話を使って福岡にいながらにしてゼミに参加するということをさせてもらった。 今回テキストにしたものの一つがこれ。1995年のだ。 自然は無限ではなく劣化する有限なもの 自然は劣化する有限なものであるのに、従来の経済学は、劣化しない無限なものとして自然を扱い、無限に経済成長をつづけるという前提をおいてきた——中村はこう主張する。人間の生存基盤にかかわる前提を誤って設定してきた、というわけである。 中村は、経済学の主

  • 「セタップ! 仮面ライダーX」を国歌に〜ぼくの成人式代表事件にもふれて - 紙屋研究所

    「セタップ! 仮面ライダーX」を国歌に~ぼくの成人式代表事件にもふれて 成人式の代表をおろされた 20才になったとき、地元の成人式の代表になったが、その代表をおろされたことがある。で、それは当時新聞沙汰になり、市議会でとりあげられるまでの問題になった。 中学時代は地元で優等生、かつ中学までは「ヒトラーを尊敬する」などと公言していた右翼ファシストだったぼくに、ハタチになってから、「成人式で代表をやってくれ」と話があったのだ。他の市内の卒業生とともに市の施設に集められて、式次第や役割を説明された。 ぼくには「交通安全宣言」がふりあてられた。 そして、式次第には、日の丸の正面への掲揚、君が代の斉唱が入っていた。 ぼくは、日の丸と君が代については軍国主義のシンボルとしていやな気持ちになる人がいるから、式典を中立的に営むためにそれらをやめてほしいと「申し入れ」をした。 このことを手紙に書いて送った。

  • お前ら増税されてんのに何笑ってんの?

    お前ら増税されてんのに何笑ってんの? ――福岡市「みんなの市税ダイジェスト版」のこと 福岡市から税金についてお知らせ(「みんなの市税ダイジェスト版」06.12.15)。 http://www.city.fukuoka.jp/download/1591053111527.pdf (1.3MB/PDF) 1面はまずドデカく、「所得税+住民税」の図。「〈所得税+住民税〉の税負担は変わりません」。住民税が上がるけど、所得税が下がるから増税じゃないのよ、気にしないでね(はぁと)、という通知なんだが、定率減税の廃止とかがあって、結局増税になるのである。結論は増税なのに、なんでこんなに「増税じゃないよ」というところだけが強調されるのか。サギみたいなもんではないか。 市民からみりゃ、税源移譲の部分が中立だとかそんなことは関係ない。要は自分の払う税金が増えるか減るかどっちなんだということを心配しているのに、

    philoyuky
    philoyuky 2007/09/06
    傑作
  • 『フツーをつくる仕事・生活術 28歳編』補足的余談

    『フツーをつくる仕事・生活術 28歳編』 28歳という危機 「『一人前に働けて当たり前』『結婚できて当たり前』『生活力がついて当たり前』……世間からも親からもそう思われて当たり前の二〇代後半」(書「あとがき」/中西新太郎)――こういう20代後半観はいまだに強い。ゆえに「自分だってそう思うから、『できてない』自分に焦りを感じ自分を責める、三〇代への突入がクラーイ将来としか想像できない」(同)ということになる。 ぼくが就職したのはようやく25のときで、20代後半は結婚もしていなかった。カノジョはいたわけですが、収入があるのはぼくの方だけ(カノジョは簡単なバイトのみ)でしかも月20万円ほどだったので、とても家庭など持てなかった。 実家に帰るたびに、祖母が心配して小遣いをくれようとしていたのは、孫のあえかなる身を思ってのことであった。 ぼくが20代後半だった時期にくらべても、この「世間通念」と現

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