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ブックマーク / synodos.livedoor.biz (6)

  • SYNODOS JOURNAL : 早野龍五氏ロング・インタビュー2 ――原発事故後、なぜ早野氏は「黙らなかった」のか

    2012/8/279:0 早野龍五氏ロング・インタビュー2 ――原発事故後、なぜ早野氏は「黙らなかった」のか 「専門家は何でも知っている」から「専門家ほど疑わしい?」へ。「科学者は謙虚であるべき」だという一方、信頼できる専門知を求める声も大きい、そんな矛盾した状況の中で、なぜ早野氏は情報を発信し続けることができたのか? 編集長・荻上チキが聞くロング・インタビュー・パート2。  ■専門家は何でも知っている?  荻上:インタビューのつもりが、丁寧な講義を受けてしまいました(笑)。しかし、とても重要なお話を伺わせていただきました。改めて、放射線に関する知識を身につけることの重要さを痛感した次第ですが、もし早野さんのツイッターをフォローしていなかったら、おそらく僕はもっと低い点数だったと思います。 それほど早野さんのツイートからは、多くの重要な情報が発信されていると思います。早野さんは、原発事故以

    phk
    phk 2012/08/28
  • SYNODOS JOURNAL : 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(3) 東浩紀×荻上チキ

    2011/12/190:42 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(3) 東浩紀×荻上チキ ■「他者」観の限界 東 繰り返しになるけど、その「ほうっておけばいい」という感覚が、いまの日人のコミュニケーション観にはいささか足りないかなとは思います。喋りはじめたら同意しなければいけない、という強迫観念。そうではなくて、喋ってみて喧嘩別れして、「お前なんかと二度と会うか。知らん」でいいんですよ。それでもそういう人がいた、ということはわかるわけだから。 それはもしかしたら、戦後、日人の多くがイメージした総中流社会がきて、みんな対等に同じような生活環境を享受しているのだからわかりあえるはずだ、という間違った幻想がばらまかれてしまった結果なのかもしれないと思ったりもします。 戦前みたいに、階級や地方が違ってしまったらまったく別の人生で、存在はしているけどコミュニケーションをしよ

  • SYNODOS JOURNAL : 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(最終回) 東浩紀×荻上チキ

    2011/12/200:1 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(最終回) 東浩紀×荻上チキ ■ナローバンド言説を拡張することはできるのか 荻上 これまでの日は「政局談義」か、抽象的な思想談義、「べき論」が支配していた。だからシノドスでは、そのあいだを埋める政策論議ができるメディアをつくりたいんですね。一方で東さんは『一般意志2.0』で、そうではないやり方も必要だと指摘している。要は、政治の議論の参加の仕組みそのものを見直すことも必要だろうと。 最近の思想のムーブメントが、社会へのコミットメントをせず、「俺には世界はこう見えている」という見え方のプレゼンテーションに引きこもっている状況もある。要は人生観をダベってるわけです。それを、「動物」を論じる東さんが懐疑を唱えたように、政治論そのものを拡張するような動きは有意義だと思うんですが。 東 そう思っていますよ。強くそう

  • SYNODOS JOURNAL : 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(2) 東浩紀×荻上チキ 

    2011/12/160:7 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(2) 東浩紀×荻上チキ  ■「デモ権」と「スルー権」のある熟議 荻上 いまは、多くの人びとが、「集団」としてではなく「集合」として生きていると思うのです。「市民の政治」というモデルで想定するのは、何かしらの「集団」に所属している、参加意識のある者たちが、その「集団」をいかに代表したうえで、「集団」同士に折り合いをつけるのか、というものだったと思います。 でもいま、さまざまな「集合」のひとりとして参加させられ、なかば強いられた参加のなかで、いつの間にかその集合の行動原理に一票投じている、という場面が多くなっていますね。かつてのように「圧力団体」をつくって政治家に異議申し立てをする、というような「集団」をつくるのは不可能なほど、政治のレベルが細微に分化している。「集団」とか「圧力団体」という発想が機能しにくい

  • SYNODOS JOURNAL : 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(1)東浩紀× 荻上チキ 

    2011/12/150:5 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(1)東浩紀× 荻上チキ  一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル 著者:東 浩紀 販売元:講談社 (2011-11-22) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 「ひとつの誤解はまず、民主主義2.0とは、情報技術に支援された、新しい熟議民主主義だというものである(……)すべての市民が政策決定に電子的手段で参加する新たな直接民主主義の実現。ネットにそのような夢を託しているひとは、いまでもじつに多い。 他方でもうひとつの誤解は、民主主義2.0とは、市民の個人情報を徹底的に収集し分析し、それをもとに最適解を数理的に決定していくような、いわば「データベース民主主義」だというものである(……) しかし書が主題としてきた一般意志2.0の構想は、それら両者の組み合わせとして考えられている。人間と動物、

  • SYNODOS JOURNAL : 「ゼロリスク幻想」とソーシャル・リスクコミュニケーションの可能性 山口浩

    2011/4/1923:17 「ゼロリスク幻想」とソーシャル・リスクコミュニケーションの可能性 山口浩 2011年3月11日に発生した東日大震災と、それによって引き起こされた福島第一原発の事故は、1ヶ月以上経過した現在もなお、大きな余震や放射線漏れ、あるいは風評被害など、現在進行形のリスク要因としてわたしたちの生活を脅かしつづけている。 わたしたちが何をして何をしなかったか、何がどういうふうに起きて現在の状況がもたらされたのかを検証していく作業には大きな意味がある。この手の話はえてして責任追及に関心が向きがちだが、それが重大なものであればあるほど、再発防止のための事実の把握や背景の分析に大きな力が割かれなければならない。 ◇深刻な風評被害◇ なかでもいま個人的に気になっているのは、国内外で発生している風評被害だ。とくに今回は原発事故が関係しているため、被災地への観光だけでなく、被災地の産

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    phk 2011/04/27
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