菅野病院、受け入れに条件 「財政支援」に朝霞4市難色 志木市が市民病院での小児科の入院患者受け入れ休止を表明した問題で、同病院から小児科医3人を迎えて小児救急を引き継ぐ意向を示している菅野病院(和光市)が、朝霞地区(和光、朝霞、新座、志木)の4市長に対し、受け入れ条件として、4市の財政支援を示していることが14日、わかった。 4市長が同日明らかにした。4市長は、いずれも実現に難色を示しており、菅野病院での受け入れが困難になる可能性も出てきた。 4市長と菅野病院は同日、朝霞市役所で会談し、今後の朝霞地区の小児救急のあり方を巡って協議。会談は非公開で行われ、終了後、4市長が報道陣の取材に対し、その概要を明らかにした。 それによると、現在小児科のない菅野病院側は、受け入れの前提として、市民病院小児科に21人いる、常勤医3人と看護師らスタッフの移籍を挙げた、としている。また、小児救急運営にかか