ヤマハは、バーチャルシンガーによる歌声制作が楽しめるソフトウェア「VOCALOID」の新バージョン「VOCALOID5」を発売開始した。日本語の男女、英語の男女、計4種の「ボイスバンク」を同梱した「STANDARD」の価格が2万5000円(税抜)、さらに4種の「ボイスバンク」が付属する「PREMIUM」の価格が4万円(税抜)。従来製品のユーザー向けにアップグレード版も用意している。 「VOCALOID」は、パソコン1台でイメージにあった歌声が簡単に作り出せる合成音声技術ソフトウェアシリーズだ。歴代シリーズから生み出された幾多「ボカロ曲」はインターネットを中心に広がりを見せ、多くのクリエイターを輩出。国内外の音楽シーンに大きな影響を与えるなど、今や音楽文化や創作文化を語る上でなくてはならない存在となっている。 4年ぶりの新バージョンとなる「VOCALOID5」では、制作フローを大幅に刷新し、