2019年5月15日、Microsoftは定例アップデートを行い、複数の脆弱性が修正されています。この中で、CVE-2019-0708として採番された脆弱性がWormとなりうるものだとして注意喚起が行われています。Microsoftは2017年のWannaCryの再来となる恐れがあるとし、既にサポートが終了しているWindows XPなどにも修正プログラムを公開しました。ここでは関連する情報をまとめます。 脆弱性概要 Microsoftが公開したセキュリティ情報をまとめると次の通り。 CVE-2019-0708 | Remote Desktop Services Remote Code Execution Vulnerability 影響 リモートデスクトップサービスに任意のコード実行をされる脆弱性。第三者により標的のシステム上で任意のプログラムやデータやアカウントの作成や操作が行われる恐