夏休みのシーズンです。夏休みの宿題といえば定番の読書感想文、最近では「どっかん」というそうです。 閑話休題。 『通勤大学 図解会計コース4 XBRL』という本を読みました。 XBRLの入門書です。文庫サイズでページ数も少なく、字も大きくて絵が多いので、通勤の電車で読み終わるサイズ。一般的なXBRLのメリットや社会的意義、日本での導入状況(EDINET/TDnet/e-TAX)などが簡単にまとめられていて、XBRLのいまを知るには最適の入門書だと思います。 ただし、技術的な内容は一切触れられていませんので、実際にシステム開発現場でXBRLと格闘しているシステムエンジニアには向きません。というよりも、XBRLのシステムに直接かかわっている技術者からみると、ちょっとアレです。なんていうか、眉がつばでべちょべちょになるという、あの「イラッと感」が味わえます。 曰く、 XBRLを使った財務データは、