最初に選んだのはマザーボードだ。デュアルコアの新型Atomをオンボードで備える「D510MO」は、アナログRGB出力ながらグラフィックス機能も備えており、9000円以下の安さでCPUとマザー、グラフィックスカードの機能がまかなえてしまうお得なモデルである。データ管理を目的としたサーバマシンには高度な描画機能や処理能力は必要ないので、最低限の仕事をしてくれればそれでいい。ただし、D510MOはSATAポートを2基しか備えていないので、光学ドライブをあきらめて、1TバイトHDDを2台積むことにした。複数台のHDDを組み込むことで故障によるデータ紛失のリスクが下げられる。難易度が上がるが、OSインストールはメインマシンの光学ドライブを利用すれば何とかなるし、っと。 また、ケース選びにも神経を使った。小さなmini-ITXケースに入る電源ユニットは限られてくるので、電源備え付けのタイプが選びやすい
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