伊藤です。 RubyはWeb界隈でよく使われてるスクリプト言語の中では比較的簡単に割と本格的なマルチスレッドプログラムを書くことができます。 うまく使うとI/O待ちで遅くなっているが、必ずしも順番に行う必要のないプログラムの実行時間を短縮したりすることができます。(たくさんのURLにアクセスしてレスポンスを取得してくるクロウラーなど) しかし現在最も広く使われているRuby1.8ではスレッドの実装はいわゆるグリーンスレッドという実装で、OSによるスレッドを使えないため、マルチコアの恩恵を受けることができないので、大量のデータをマルチコアで処理する目的などで使っても効果が薄い(どころかまったくない)可能性が高いです。 Ruby1.9ではRubyでスレッドの動きを制御しているものの、ネイティブスレッドベースでの動作となっているため、マルチコアの恩恵を受けることができます。 それではさっそ