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ブックマーク / ameblo.jp/yo1729-1729am (3)

  • 『「マネーサプライ」について考える』

    「マネーサプライ」とは“現実の経済に出回るお金(マネー)の量”をいう。「マネーサプライ」について考える。 読者諸賢の方々には、このような勘違いを為さる方々はいないと思うが、「マネーサプライ」=『ハイパワードマネー』ではない。「マネーサプライ」には統計方法が様々あり、M1、M2+CD※、M3+CD※や広義流動性などがある。 ※ CD:譲渡性預金 「マネーサプライ」は『ハイパワードマネー』 いわゆる 『真水=現金』ではなく、「信用創造」を考慮したものとなる。つまり、「マネーサプライ」は以下の等式で示すことができる。「M=mH 」である(M:マネーサプライ、m:貨幣乗数、H:ハイパワードマネー)。この式は、「マネーサプライ」は中央銀行が発行した貨幣のm倍となることを意味している。 詳しくは説明しないが、それは、マネーサプライ統計、民間銀行の預金準備率や民間銀行の貸し出しなどによって『真水』以上の

    『「マネーサプライ」について考える』
    pipehead
    pipehead 2016/03/07
    > 「マネーサプライ」は『ハイパワードマネー』 いわゆる 『真水=現金』ではなく、「信用創造」を考慮したものとなる。
  • 『「流動性の罠」について考える』

    「流動性の罠」とは”貨幣需要の利子率弾力性が無限大となることで、極端な不況の時に生じるもの”であり、「ケインズの罠」とも呼ばれる。「流動性の罠」について考える。 まず、前提となる話から始めたい。貨幣需要というのはケインズ経済学の枠組みにおいては3つある。①取引動機の貨幣需要、②予備的動機の貨幣需要、そして、③投機的動機に基づく貨幣需要である。 「③の投機的動機に基づく貨幣需要は古典派の枠組みでは存在しない。『ケンブリッジ方程式』等を見てもらえばわかると思う。少し専門的なことをいわせていただくと③の貨幣需要は投資のための貨幣需要、すなわち、「債券(ケインズ経済学ではリスク資産はほとんど扱わない)価格が減少する=利子が上がる」と市場が反応した時、債券から貨幣に変える需要のことをいう。 「流動性の罠」は「債券価格が大幅に減少する=利子が大幅に上がる」と予想されるとき誰もが債券を保有しないで貨幣に

    『「流動性の罠」について考える』
    pipehead
    pipehead 2015/12/21
    > 市場の皆が債券価格が下がると思っているときに現金に替えてしまうため起きる現象である。
  • 『「マーシャルのk」について考える』

    「マーシャルのk」は、“イギリスの経済学者であるアルフレッド・マーシャルによって考案されたものでマネーサプライ(貨幣供給量M)を名目GDP(名目国内総生産PY)で割った比率のこと(k=M/PY)“をいう。「マーシャルのK」は、貨幣の所得流通速度の逆数に等しいこととしても知られている。 「マーシャルのk」の式を変形すると「M=kPY(M:マネーサプライ、P:物価水準、Y:実質国民所得)と表すことができる。この式は「ケンブリッジ方程式」と呼ばれる。 ケインズの『流動性選好説』の考え方によれば「マーシャルのK」は取引動機の貨幣需要(右上がりの関数)に等しくなる。 「マーシャルのk」は、ある一時期の値ではなく、長期に趨勢的分析することに一般的に意義があるといわれている。すなわち、トレンドと実際の「マーシャルのk」がどれだけ乖離しているかで金融市場のマネーサプライの適正量を判断すると思われる。「マー

    『「マーシャルのk」について考える』
    pipehead
    pipehead 2015/06/24
    > イギリスの経済学者であるアルフレッド・マーシャルによって考案されたものでマネーサプライ(貨幣供給量M)を名目GDP(名目国内総生産PY)で割った比率のこと(k=M/PY)
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