2021年2月18日10:00AM(現地時間)、GoogleよりAndroid 12 Developer Preivew1が発表されました。最新のAndroid 12(Android S)の変化点をダイジェストでお伝えします。 引用元:https://developer.android.com/about/versions/12 主にセキュリティの強化(アプリ制限の追加)およびコミュニケーション機能です。例年どおりであればDeveloper Preview 1(DP1)は動作確認のための最低限の変更が適用されています。今後のプレビューリリースでは更なる新機能が追加されるでしょう。DP1では特にAndroid OSとしてのSecurity・プライバシー機能強化が目立つ内容となり、この傾向はAndroid 11までの流れを汲んでいます。 大きなトピックとして現在のAndroid OSの提供機能
リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する:リアルタイムOS列伝(1)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する本連載。第1回は、リアルタイムOSのここ最近10年の動向について概説する。 リアルタイムOS(RTOS)は、組み込み向けシステムにおいて、既に欠くことができない重要なコンポーネントになっている、と言うと「えー」という声も聞こえそうだが、事実そういうポジションにある。 RTOSとは何か、という話は3年ほど前にもTechFactoryで一度書かせていただいているが、要するに組み込み向けに最適化した(特にリアルタイム応答性能を重視した)軽量なOSである。 先述の記事では、以下の7つの特徴をご紹介した。 複数スレッド(タスク)の並行動作が可能 最
完全なLinuxがWindows 10上で稼働する? 「WSL 2」とは:Windows 10 The Latest MicrosoftがBuild 2019でWSLの強化版「WSL 2」を発表した。WSL 2は、現行のWSLと何が違うのかだろうか。Microsoftの開発者向けBlog「Devblog」で公開された情報から、WSL 2の概要を解説する。 連載目次 2019年5月に米国シアトルで開催されたMicrosoftの開発者向けイベント「Build 2019」で、現在のWindows Subsystem for Linux(WSL)を強化した「WSL 2」が発表された(Microsoft Devblog「Announcing WSL 2」「WSL 2 Post BUILD FAQ)。本稿では、発表されたWSL 2のアーキテクチャを紹介しつつ、その特徴や現行のWSL(以下区別のためにW
技術部モバイル基盤グループの こやまカニ大好き( id:nein37 ) です。今回はクックパッドにおける Android アプリの minSdkVersion を 21 にした話を紹介します。 クックパッドのモバイルアプリではユーザーが5%存在するプラットフォームではサービスを維持するというルールが存在していて、ここ数年はこのルールに従って minSdkVersion を決めてきました。 最後に更新されたのは2016年7月のことで、このときは Android 4.0.x (API level 14-15) のシェアが 5% を下回ったため minSdkVersion を 16 に更新しました。 その後、 Android 4.1 (API level 16) のシェアが5%を下回った際に minSdkVersion を見直す機会はありましたが、同じく Jelly Bean である 4.2
サンフランシスコ発--Googleは「Chrome OS」の成功を期待しているが、その成功の条件は非常に慎重に選んできた。 Googleは競合他社の多くと同様、市場浸透度によって成功を測定するという自然で理にかなった野心を抱いている。先週当地で開催のGoogle I/Oカンファレンスでは、「Android」デバイスのアクティベーション数が1億を突破したこと、これまでに310種類のAndroidデバイスが発売されたこと、そしてAndroidユーザーがこれまでに45億件のアプリケーションをダウンロードしたことを、即座に明らかにした。 データを信奉するGoogleはおそらく「Chromebook」の販売台数を数えるだろうが、それは最も優先順位の高い測定データではないという。Chrome担当シニアバイスプレジデントSundar Pichai氏がインタビューで語った。 「われわれの目標と主な基準は、
IntroductionI started my mobile apps "development career" last year by publishing a couple of tools for the Windows Mobile 6.5 platform. I quickly grew fond of the whole apps concept - low threshold for getting started and small programs meaning short projects time-wise. Also the platform took care of the distribution and monetary transactions for me, so that I could care about the thing I find mo
During a recent Special Event, Apple's CEO Steve Jobs provided us with a peek into four key attributes coming to the next major operating system upgrade due next summer called "Lion." Specifically, Jobs reviewed the fundamentals of Lion's Mac App Store, Launchpad, Full Screen Apps and Mission Control. What Jobs didn't reveal was something called "scrollable menus and toolbars." This possible new O
アップルコンピュータの技術担当で、その後Be社を設立してBeOSを開発したジャン=ルイ・ガセー氏。ブログMonday Noteで、「The OS Doesn’t Matter…」(OSは重要ではない)というエントリをポストし、従来のOSに代わる新しいOS像についての意見を表明しています。 ユーザー体験と開発ツール ガセー氏のエントリは「Once upon a time, operating systems used to matter a lot; 」(昔々、オペレーティングシステムは重要なものだった)という一節で始まっています。当時、コンピュータで何ができて何ができないのかを決定づけているのがOSでした。 そして「Today, there’s only one operating system: Unix. 」(今日、ただ1つのオペレーティングシステムが存在する。UNIXだ)と、ガセー氏
2010.05.24 【修正】OpenRTM-aistでROSライブラリの扱いが可能に、産総研のGeoffrey Biggs氏がROS.orgに統合のためのパッチを提供 米Willow Garage社は、同社のロボット用ツールキット「ROS(Robot Operating System)」とRTミドルウエアの開発ツール「OpenRTM-aist (Open Robot Technology Middleware implemented by AIST)」(写真は今年1月に発表した「バージョン1.0.0」)を統合するパッチを、産業技術総合研究所のGeoffrey Biggs研究員が開発、公開したことを翻訳サイトで発表した。OpenRTM-aistユーザーはパッチをダウンロードすることでROSトランスポートを追加することができ、ROSが用意する各種ライブラリが利用できる。ただしGeoffrey
Google Developer Day 2008特集 Androidは雇い主の分身として仕事をする エージェント Androidの生みの親アンディ・ルービン氏× 「Google Android入門」著者の嶋是一氏 @IT編集部 2008/6/13 Androidの生みの親、アンディ・ルービン氏が、Androidに込めた思いと今後の展望を語る。「Google Android入門」の著者である嶋是一氏が聞く。 6月10日に横浜パシフィコで「Google Developer Day 2008」が開催された(参照:【Google Developer Day基調講演レポート】アンドロイドやOpenSocialなどデモ多数、グーグル)。 グーグルが2007年11月に発表した携帯電話向けプラットフォーム「Android」の生みの親でありモバイルプラットフォーム担当シニアディレクターのアンディ・ルービン
2010/07/09 ■ Androidのインテント機能はすごい え、なにを今更!?って感じですが。 iPhone(iOS)とAndroidを比較する際、「AndroidはiPhoneと違いインテントがある」ということがよく言われます。この「インテント」とは一言で言ってデータをさまざまなアプリ間で受渡していく仕組みなのですが、うまく使うとシンプルな単機能アプリの組み合わせで複雑な仕事をこなしたり、既存のアプリケーションを簡単なアプリケーションで拡張したりすることができるのです。 たとえば、ブラウザでページを開いている時にメニューから「ページを共有」を選ぶだけで、URL情報を他アプリへ受け渡すことができます。 このとき送り先としてリストに出てくるアプリケーションは、その情報(URL文字列)を受け取ることができる、と登録されたアプリケーション群。つまり写真を「共有」すれば画像データを受け取るア
■ iPhoneユーザが目の色を変えるAndroidの機能紹介(2) - 賢い「戻るボタン」 前回紹介したインテント、「マルチタスクOSならでは」的な書き方をしたけど実は嘘で、別にシングルタスクOSだって実装できる*1。だからまぁ、Appleはあえてアプリケーション間連携機能を削っているという見方は正しいだろうね。iOS4でその垣根は少し低くなるようだけど、それでもiPhoneのアプリ間に立ちはだかる塀は高い。 そんなアプリ間の行き来についても、Androidはとてもよくできている。インテントと並んで評価の高い機能が「戻るボタン」なので、今回はこれを取り上げる。「戻るボタン」は多くのAndroid端末に付いているハードウェアキーで、これがアプリケーションを跨いだ遷移を実に上手にさばいてくれるのだ。 ちょっと脱線するけど、iPhoneアプリが内蔵するブラウザで、「戻る」操作を間違えたことがな
2008/11/28 「よく誤解されるが、AndroidはWindowsやLinuxと同じ意味でのOSと思わないでほしい。OSにはLinuxを利用しているが、Androidが組み込み用に提供しているのはOS、フレームワーク、サービスで、それらを総称してわれわれはAndroidと呼んでいる」 11月28日に東京・目黒で行われたモバイル関連技術のイベント「Tech-mobi2008」で講演したグーグルの門間純一氏は、2008年9月末にオープンソースとして公開されたばかりのAndroidについて、その特徴とメリットを改めて説明した。 マルチプロセスモデルを採用するワケ AndroidはLinuxカーネルの上にライブラリ、ランタイム、アプリケーションフレームワークの3層が乗る。カーネルの上にはWebKit、SQLite、OpenGL ES、FreeTypeなどOSSのライブラリに加え、グーグルが実
今朝になって、話題のgPhoneがアナウンスされた(参照1)訳だが、大方の予想を裏切ってそれはデバイスではなくてソフトウェア、それも2005年にGoogleが買収したandroidという会社の作っていたLinuxベースのマイクロ・カーネルと、バーチャル・マシン。androidの買収とともにGoogleに入ったAndy Rubinがandroidの前に作ったSidekick (Danger Inc.)の中身を良く知る私としては、「これってDanger OSとどこがちがうんねん?」という感じ。 ほぼ同じ時期に会社をスタートしたこともあり、Dangerの連中とはスタートアップ当時から一緒に仕事をし、サードパーティとしてSidekick向けのソフトウェアを作った数少ない会社の一つがうちの会社UIEvolution Inc.だ(資料2)。 Javaに似てはいるが微妙に異なるバーチャル・マシンを持ち、
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