会社の近所に「とんがらし」という立ち食い蕎麦屋がある。蕎麦屋なのだが、天ぷらが有名で、特に名物の「もりあわせ」を注文すると、それはもうものすごいボリュームの天ぷらを繰り出してくる。僕はここの天丼が好きで、よく通っている。いや、「愛している」といってもいい。なぜこんなにも愛しているのか、改めてその理由を考えてみた。 ※この記事はとくべつ企画「○○丼と○○ライス」の1本です。
![僕が「とんがらし」の天丼を愛する7の理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b269eeb8c024e7d6748a6e8824105389a1b0a099/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.dailyportalz.jp%2F2816%2F1122%2F7973%2Fb__2017_03_06_a_img_pc_top.jpg)
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:岐阜県のカツ丼は変わっている ①天ぷら中華とはラーメンの上にエビの天ぷらがのったものである 多治見市に来た。夏の暑さで知られる町だが春はそんなに暑くなかった。 そこにある鳥竹食堂。 老舗の感じがする。店内に入ると古い感じは、地元で愛されている雰囲気があるシンプルな食堂のような雰囲気があった。壁にあるメニュー表を見ると、堂々と「天ぷら中華」がかかげられている。ライオンキングで生まれたシンバをかかげるシーンがあった。それと同じです。 耳なじみがない言葉、天ぷら中華。 おそるおそる「すみません、天ぷら中華いいですか?」と注文する。どんなのだろうか。もしかしたら、日本のグルメ業界に革命が起こるとんでもないものかもしれな
自粛期間に入ってから、絵画教室に通いはじめた。週に1回、裸の人間を描く本格的なやつだ。 ちょうど2年たったので、経過をお知らせして見ようと思います。結論からいえばそれなりにうまくなり、学生に戻ったようなおもしろ2年間でした。 絵画教室に入るきっかけ 自粛期間に入った2年前、急に家での時間が増えたので 美大卒の友人らに混じって、クロッキー会に参加することになった。みんなで課題の裸体を5分とかで速書きするやつです 1人だけうそみたいな画力で参加していた。本当にまじめに書いてこれ それでも絵は楽しい。優しい友人にアドバイスをもらいながら、毎日せっせと続けたところ だんだん「変」に見えることは少なくなった。この上達幅が面白かった ただここから伸びが止まってしまい、絵は好きだけど何をしたらいいかわからん!という時期が続く。 友人に相談すると「初期はほんと人に習った方がいいよ」とのことだった。大人が教
登山は普通、登山道を歩くのだけど夏は当然暑い。特に、僕が好きな低山は真夏に歩くとまぁまぁ地獄だ。 そこで夏は沢(川)の中を登っていく『沢登り』という遊びをするのだが、滝を登ったりグズグズに崩れる道なき斜面を登ったりと、けっこう危ないししんどい。 涼しくて危なくない遊びはないものか?と思ったら『ウォーターウォーキング』という遊びがあることを知ったので歩いてきました。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:溶けたア
『新劇場版エヴァンゲリオン』の新作&完結編が遂に公開! ……と思ってたら、また延期になってしまいました(緊急事態宣言で仕方のないところですが)。 前の『Q』が公開されたのはいつだっけ……と調べたところ、なんと9年前! どんなペースで作ってるんだ!? ……ということで映画やドラマ、漫画の単行本などが公開・発売されるペースを表にして可視化してみたら、「ここで盛り上がってるな」とか「作者のモチベーションが下がったのでは」など色々な情報を読み取ることができました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:思い出がよみがえ
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:夢のようなナポリタンを食べたい~東急沿線さんぽ 大盛りな洋食のテイクアウト 多くのお店でテイクアウトをやっている。タイ料理や見たこともない料理もテイクアウトをしていたりするが、食べたいものをテイクアウトしたい。 量がなんでも大井町に来た。 駅前は高いビルが立ち並んでいる。人が発展してきた歴史を感じると共に、お風呂の王様大井町店へ行きたい気持ちもあるが、歩いて数分のところにこんな場所がある。 素敵な宝がある気がしますね。 狭い路地に飲食店がぎゅうぎゅうと並ぶ。少し汚れた看板や外に置いてある室外機を見ると、飲食店の苦労や歴史を感じることができそのお店に対する愛しさが生まれてくる。 そして、奥へと進むと目的のお店が出
デイリーポータルZではたくさんの記事を掲載していますが、その根底にあるのは「おもしろがる」ことです。 おもしろい記事ネタって、おもしろいものとして転がっているわけではないんですよね。そのへんにあるなんでもないものが、そのおもしろさに気づくことによって、はじめて「おもしろいもの」になる。 そんなおもしろがりの極意を、デイリーで人気のライター4人に聞きました。これを読んであなたの「おもしろがり力」に磨きをかけてください! 記事のアイデアは「おもしろがる」ことから こんにちは、編集部 石川です。これを書いているのは石川ですが、冒頭に書いたことは完全に編集長 林の受け売りです。エヘヘ…… デイリーポータルZ新人賞 特設ページより、編集長からのメッセージ いまデイリーポータルZ新人賞という記事コンテストをやっておりまして(やっておりましてというか週末の31日が締め切りなのでもう終わるのですが)、その
先日、明治大学中野キャンパスにて「ABPro 2014」というイベントが開催された。 プログラムの発表会、というと敷居が高そうだが、ここで掲げられているのは「普通じゃないプログラム」。要は技術者による一発芸大会みたいな感じである。 「我々が目指すのは,人を驚かせ,笑わせ,幸せにするようなプログラム」という公式アナウンスどおり、媒体としてはコンピュータや電子デバイスを使っているけれども、やっていることはほぼギャグや曲芸である。 そんな素敵な発表会に参加してきたので、その様子をレポートさせていただきます。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:素朴
島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。(動画インタビュー) 前の記事:プリントゴッコに似てるというシルクスクリーン印刷を初体験してみた > 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ 今回は「プリントゴッコ」の話をしよう 「シルクスクリーン印刷」と「プリントゴッコ」はどちらも細かい穴が空いたスクリーンの上にインクを乗せて印刷する仕組みだ。 まず「シルクスクリーン印刷」というのはこういうもの。 スクリーンの上にインクを置いて、ヘラを手前に引くと プリントされる! そして「プリントゴッコ」というのは家庭用印刷機だ。みんなに当たり前に通じる気でいたが、広く使われてたのって今から20年は前で、どうも知らないヤング世代が増えてきてるので説明が必要らしい。(ガーン!) 年末
二日酔い明け・外で食べるカップ麺(林雄司) カップ麺はなんといっても二日酔い明けである。 二日酔いの朝、頭と胃のもやもやが消えて、そこに現れる純粋な空腹にカップ麺の合成的なうまみをぶつけるのだ。 ワインを鯨飲したあとコンビニで翌朝用のカップ麺を選ぶ 家に帰ったあともまたレモンサワーを飲んで寝た。 翌朝、胃はもやのなかだった。しかしやがてもやが晴れてつるんとした空腹が現れた。カップ麺タイムである。 「カップラーメン」という企画だったのに、うどんを買っていたことに気づく この湯気!と思ったが写ってなかった しかもだ。今回はただの二日酔い明けではない。外で食べるのだ。 バルコニーである。こんな贅沢しちゃっていいのだろうか この日の東京は気温17度。急に秋の空気になってキンモクセイがいっせいに香り始めた。この季節こそ、二十四節気で言うところのカップ麺を外で食べるとうまい季節だ。 もちろん二十四節気
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:光れ! 蚊取り線香フィギュア > 個人サイト NEKOPLA Tumblr マウスの底にボールがあった時代 ここに昔のマウスがある。たぶん20年くらい前のもの ケーブル端子がUSBではなくPS/2なのも懐かしいが、裏返すとさらに当時の記憶がよみがえってくる。 ボールである。レーザー式マウスなどに取って代わられ、いまでは見かけなくなったボール式マウス そうそう、この部分に埃がたまるのだ。定期的に綿棒で掃除していたのも今は昔…… そしてこれが、マウスから取り出した「マウスのボール」。ひとつのマウスから一個しか採取できない希少部位である 久しぶりにマウスのボールを手に取ってみると、質感
プリン好きですか?好きですよね。もちろんそのプリンはかたいプリンですよね。 なに!なめらかプリンだと! あんな物はクリームだ!プリンはプルンとしているからプリンなんだよ! この書出しももう3回目ですね。 かたいプリンが大好きだ! かたいプリン復活の時は近い! 今回は世界に目を向けてみました。どうやら海外では、かたいプリンが普通のようです。試しにブラジルのプリンを作ってみました。ついでに店で出している「かたいプリン」のレシピを公開します。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー) 前の記事:ホワイ
1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:萩の月のアウトレット商品「萩の月パンク」とは > 個人サイト 日和見びより 今のスクイーズブームは海外から火がついた スクイーズについて教えてもらうべくやってきたのは、スクイーズ界の中でも人気の高い商品を次々に生み出している株式会社ブルームだ。 オフィスに入った瞬間、いいにおいがした。オフィス全体がスクイーズの香りに包まれている。この時点で我々大人の生きている世界とは違う文化が広がっていることが垣間見える。 お話を聞かせてくれるのは企画・デザイナーの山本さん 筆者(左)と編集部の古賀さん(右)、安藤さん(撮影)の3名でお邪魔した 今泉:早速ですが、そもそもスクイーズとはなんですか? 山本:いま世の
むかしからなんでも斜にかまえるクセがある。 行列を見ては「よく並ぶねえ」と思い、流行りの曲を聞いては「これが流行ってんのね」と少しうがった目で見てしまうのだ。 そこでふと「斜にかまえる」「かまえない」を意識的に切り替えるとどういう感情になるのか気になった。実験してみます。 やり方 簡単にやり方を説明すると ①何かモノなどを目の前に置く ②それに対し、1分間は斜にかまえ、もう1分間は斜にかまえずに感想を言う。これだけだ。 ちなみに「斜にかまえる」を辞書で調べると、「物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの目で見ること」とある。 わかりやすく言えば、1分間は皮肉めいた目で見て、1分間は素直に感想を言ったり肯定してみたりする実験である。 ひとりじゃ心もとないので、今回は後輩と一緒にやることにした。 後輩の郡司さん(左)と山宮さん(右)。二人とも斜にかまえがちな性格を自覚しているそうだ。 とりあえ
1.5キロの大盛りチャーハン お店ではたまに半チャーハンなどが置いてあるが、なに甘いことを言っているのだと思う。大盛りのチャーハンを食べたい、いや無限に食べたい。 そんなことを思って探していたら東急田園都市線の高津駅に願いをかなえてくれるチャーハンがあった。 野球選手で高津っていたな。 歩いて10分ほどで大通り沿いにそのお店はある。「長崎ちゃんぽん」という名前だ。 ストレートなお店の名前である。わかりやすい。 その名の通り、長崎ちゃんぽんをメインに皿うどんや丼ぶりや定食を提供しているお店である。近所に住む常連さんや働き盛りの人で人気のお店だ。 メニューを見ると、ちゃんぽんや皿うどんの名物が並ぶ中、違和感がある食べ物が。 テイクアウト以外でひとつだけ1000円を超えるメニューがある。 ほとんどのメニューが1000円以下なのに、チャーハン大盛だけが1200円。キャビアとかトリュフが乗っていたら
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:カメラマンベストをかっこよく着たい
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