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ぼんやりJに関するpootiのブックマーク (2)

  • 預言者パウルの半生の数場面 - 2010-07-08 - ぼんやり上手

    1.パウルの誕生と青年時代 小生の父となるタコは老獪で恐れを知らず、母となるタコは優美で美しかった。 諸兄は、タコの交尾というものをご存知であろうか。なんでも脊椎世界には「くんずほぐれつ」という言葉があると聞くが、たった4ぽっちの手足しか持たない脊椎動物からそのような言葉が生まれるということ、そこに小生はいささか哀しみのようなものを覚えずにはいられない。 小生の父にあたるタコと、母にあたるタコは海底で出逢うとすぐさま、8、8、計16の足を絡め、ちょうちょう結び、いかり結び、あやとりの東京タワーなどを即興で作り上げながら、性の営みに情熱の限りをつくした。まさに「くんずほぐれつ」である。その記憶はいまも海に漂っており、ふとした海水の流れから当時の彼らの熱狂をうかがい知ることができる。 母にあたるタコが産卵し、小生の人生の出発点となったのは、原発の排水によってあたためられた海であった。

    預言者パウルの半生の数場面 - 2010-07-08 - ぼんやり上手
    pooti
    pooti 2010/07/08
    BJ先生はやっぱり最高だわ・・・
  • 宮本彩子「プルーストなんてこわくない」 - ビジスタニュース

    彩子「プルーストなんてこわくない」 2010年04月26日11:32 担当者より:イラストの分野などでご活躍の宮彩子さんによる大長編小説『失われた時を求めて』についてのエッセイです。また、宮さんは章扉のイラストを手がけた伊藤聡さんの著書『生きる技術は名作に学べ』(ソフトバンク新書)の小冊子企画にもイラストを寄せてくださっています。 配信日:2010/04/21 「紅茶に浸したマドレーヌをべると記憶がよみがえるらしい」「とにかくやたらめったら長いらしい」。20世紀文学の最高峰とうたわれる『失われた時を求めて』について、世間に広く知られていることといったらこんなところではないでしょうか。 もちろん自分もその例に漏れません。マドレーヌを紅茶に浸す……それって日のお茶漬けみたいな感覚かしら。文学をちゃんと勉強したことがないただの会社員の自分が、一生のうちにこの大作を読む機会はある

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