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ブックマーク / bisista.blogto.jp (8)

  • 伊藤聡「比喩をめぐる冒険――村上春樹の辿りついた新しい日本語」 - ビジスタニュース

    伊藤聡「比喩をめぐる冒険――村上春樹の辿りついた新しい日語」 2011年10月25日02:00 担当者より:『生きる技術は名作に学べ』(ソフトバンク新書)の著者であるブロガー、伊藤聡さんが村上春樹の比喩についての綴った一文です。ぜひお読みください。また、伊藤聡さんのインタビューもどうぞ。聞き手は加藤レイズナさんです。 更新日:2011/10/25 毎年のようにノーベル文学賞の候補に上がりながら、2011年も受賞を逃してしまった村上春樹。人がどのていど受賞を望んでいるかはわからないが、いずれにせよ村上が全世界的に受容されうる小説の書き手であることはまちがいない。村上がここまで広範囲な人気を獲得している背景のひとつに、彼自身がシグネチャー(物語に刻印された、固有の作家性といった意味)と呼ぶ文章的特徴やストーリー運びが挙げられるようにおもう。 仮に村上春樹を一度も読んだことがなくても、

  • 大熊信「ハローワーク狂詩曲」 - ビジスタニュース

    大熊信「ハローワーク狂詩曲」 2010年09月24日22:00 担当者より:ブロガー・ライターとして活躍中の大熊信さんが、ハローワークで取材を行い、その実情について書いた原稿です。雇用や失業の問題が頻繁に語られる今、その一側面を知るうえでも参考になるかと思いますので、ぜひご一読ください。 更新日:2010/09/24 長引く不況によって失業者は増え続け、総務省の発表によると2010年7月の完全失業率は5.2%。実に341万人が職を失っている状態だ。テレビや新聞では毎日のようにこの現状が報じられている。しかし、そこで取り上げられる失業者たちは話題になった派遣村に集うような人たちばかりだ。それが341万人の全てではない。この夏、東京郊外にある公共職業安定所=ハローワークに通い、失業者の人たちから話を聞いてきた。彼らの姿を通してこの国の失業者の今を覗いてみたい。 ハローワークに通う失業者に

    pooti
    pooti 2010/09/26
    あの場で話し聞けてるなんてスゴイ!/何度かハローワークの求人で就職してる。職安に行って検索すると求人の少なさにへこむので家のパソコンで検索してた。
  • 真魚八重子「実録犯罪映画の甘美な魅力」 - ビジスタニュース

    真魚八重子「実録犯罪映画の甘美な魅力」 2010年08月23日03:00 担当者より:映画ライターとして活躍されている真魚八重子さんが、実録犯罪映画を中心に論じた原稿です。映画作品ガイドとしても刺激的ですので、ぜひお読みください。 更新日:2010/08/23 今年2010年に公開され話題となった映画に、三億円事件を扱った『ロストクライム-閃光-』や、製作者側からモデルとして挙げられてはいませんが、おそらく「東大阪大学集団暴行殺人事件」が着想の原点になっていると思われる『ヒーローショー』があります。こういった実際に起こった犯罪をヒントにした映画は、海外はもちろん日でも非常に多く作られています。そのアプローチは、はなから特定の事件の再現である実録モノから、あくまで着想を得ただけで事実とはかなり異なる展開を見せるものまでさまざま。しかし、観客が実際の事件と絡めた映画に、奇妙なほど引き寄せ

    pooti
    pooti 2010/08/23
    おもしろい!
  • 破壊屋亮一「チーズバーガーとキムチと納豆は美味しそうに見える」 - ビジスタニュース

    破壊屋亮一「チーズバーガーとキムチと納豆は美味しそうに見える」 2010年07月12日02:00 担当者より:人気ブロガーの破壊屋亮一さんが、他国の映画とはどのように見えるものなのかについて論じたものです。ご一読ください。また、破壊屋さんのブログでも映画に関して非常に読み応えのあるエントリーが多くアップされていますので、そちらもぜひご覧いただだければと。 更新日:2010/07/12 私は『破壊屋』という物騒な名前の映画ブログを運営しているのだけど、そんな私のブログで2010年の頭に「ゼロ年代のワースト映画投票」という企画をやってみた。そこでゼロ年代のつまらない映画をみなさんから選んでもらったところ、上位10のうち9が日映画で、上位100のうち約7割が日映画という状態になってしまった。ゼロ年代の日映画テレビ局主導のお祭り企画的な作品が増えたために、結果として大量の駄作が生

  • 速水健朗「1984年、アメリカ、帝国――追悼マイケル・ジャクソン」 - ビジスタニュース

    速水健朗「1984年、アメリカ、帝国――追悼マイケル・ジャクソン」 2010年07月07日15:30 担当者より:『自分探しが止まらない』(ソフトバンク新書)や『タイアップの歌謡史』(新書y)の著者・速水健朗さんが、マイケル・ジャクソン逝去の直後に執筆した原稿に、若干の加筆をしたものです。ご一読ください。 配信日:2009/07/01 ベストセラー街道ばく進中の村上春樹の新作『1Q84』には、マイケル・ジャクソンの「Billie Jean」がカーステレオから聞こえてくる場面がある。この小説の舞台である1984年は、マイケルの年だった。 この曲が収録されたアルバム『スリラー』は、この年、日で最も売れたレコードとなった。アメリカでは総計2700万枚のヒットを記録し、1983、1984両年のもっとも売れたアルバムとなる。そして、全世界での売り上げは約1億500万枚。『スリラー』がこれほど

    pooti
    pooti 2010/07/07
  • 大熊信「フィリピーナから見る日本と国際化」 - ビジスタニュース

    大熊信「フィリピーナから見る日と国際化」 2010年06月01日22:44 担当者より:ブロガー・ライターの大熊信さんにフィリピーナを通して日の国際化に関して論じていただいた原稿です。なお、漫画『愛しのアイリーン』の結末に触れておりますので、あらかじめご了承ください。 配信日:2010/05/26 2006年、日人とフィリピン人の国際結婚件数が急激に増加し、中国人を抜いてトップに立った。90年代から日比国際結婚の数は増え続け、1992年から2007年の統計で計12万組。特に05年、06年は急激に増加し年間1万2千組にまでなった。実に日の国際結婚の3分の1がフィリピン人になる計算だ。ただしその99%が日人男性とフィリピン人女性、いわゆるフィリピーナとの結婚。そして2007年になると8千500組に減少し、それ以降急速に減り続けている。この極端な数字の変化はなぜ起きたのだろうか。

    pooti
    pooti 2010/06/02
    へー!これは面白い!
  • 真魚八重子「ゴスは醜いアヒルの子なのか?」 - ビジスタニュース

    真魚八重子「ゴスは醜いアヒルの子なのか?」 2010年05月16日17:18 担当者より:ライターの真魚八重子さんについて「ゴス」に関してご執筆いただいた原稿です。ぜひ、ご一読ください。 配信日:200/03/10 「ゴス」と聞いてイメージされるのは、黒いデコラティブな服を着て、耳がピアスだらけで青白い顔をした人でしょうか。いきなりすごく短絡的な表現ですけど、まあ実際そんな感じです。筆者も小学6年生のときに「これからは黒い服を着る」と決めた人間で、いま現在は社会人であるため、仕事中はデカくて怖いピアスはしないなど、世間様になじむ程度の薄めたゴス生活を送っています。ともあれ、ゴスと呼ばれる人たちのイメージはそれなりに共有されているかと思います。 映画でゴスが描かれる場合、キャラ設定はわかりやすいものです。映画『ブレックファスト・クラブ』は80年代を代表する、ジョン・ヒューズ監督の青春映

  • 宮本彩子「プルーストなんてこわくない」 - ビジスタニュース

    彩子「プルーストなんてこわくない」 2010年04月26日11:32 担当者より:イラストの分野などでご活躍の宮彩子さんによる大長編小説『失われた時を求めて』についてのエッセイです。また、宮さんは章扉のイラストを手がけた伊藤聡さんの著書『生きる技術は名作に学べ』(ソフトバンク新書)の小冊子企画にもイラストを寄せてくださっています。 配信日:2010/04/21 「紅茶に浸したマドレーヌをべると記憶がよみがえるらしい」「とにかくやたらめったら長いらしい」。20世紀文学の最高峰とうたわれる『失われた時を求めて』について、世間に広く知られていることといったらこんなところではないでしょうか。 もちろん自分もその例に漏れません。マドレーヌを紅茶に浸す……それって日のお茶漬けみたいな感覚かしら。文学をちゃんと勉強したことがないただの会社員の自分が、一生のうちにこの大作を読む機会はある

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