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2009年6月15日のブックマーク (7件)

  • 『レスラー』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

    初日に鑑賞。もうなんと言ったらいいのか…。あまりにやりきれない、切実な映画でした。クライマックスではアホみたいに滂沱の涙が…。 物語。80年代に人気を誇ったレスラー、ランディ“ザ・ラム”(ミッキー・ローク)。今は老いて零落し、スーパーでアルバイトをしながら、まだ小さな試合でプロレスラーを続けている。しかしある試合後心臓発作を起こし、心臓のバイパス手術を受けたことで選手生命が絶たれてしまう。生きがいを失い不安になるランディ。しかしその傷心は、スーパーの仕事をこなしたり、惚れたストリッパーとデートにこぎつけたり、疎遠になっていた娘との和解でほぐれていくかに見えた。だが、やはり些細な幸福すら指の隙間からこぼれていってしまい…というお話。 <ネタバレ有り> ダーレン・アロノフスキーらしい演出へのこだわりによって、作はまるでドキュメントを観ているような錯覚に陥ります。ミッキー・ロークの背中を執拗に

    『レスラー』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
    pooti
    pooti 2009/06/15
  • 勝間和代十夜 第二夜 - 「石版!」

    第二夜 こんな勝間和代を見た。 読み終えたを持って図書館へと足を踏み入れると、いつもなら満席なはずの閲覧席には誰も座っていなかった。はっとしてあたりを見回すとカウンターのなかに職員すらおらず、どういうわけか自分がこの空間のなかにただひとりいることに気がついた。すると通いなれた図書館がどうにも知らない建物のように思えてくる。 さて、どうしたものだろう、としばし佇んでいると両脇を棚に囲われて一層薄暗くなった通路の奥から、一条の光が細く零れているのが目に入った。近づいていくと、光は半開きになったドアの隙間から漏れている。隙間からドアの向こうを覗いてみると、その先は長いトンネルのようになっている。電灯などないのに不思議とそこは明るかった。しかし、その先に何があるかは見通すことができなかった。 「起きていることはすべて正しいのです」 トンネルの奥から、妙に凛々しい女性の声が響いてくるのが聞こえた

    勝間和代十夜 第二夜 - 「石版!」
    pooti
    pooti 2009/06/15
  • 勝間和代十夜 第一夜 - ぼんやり上手

    第一夜 こんな勝間和代を見た。 散髪に行った帰り道、自分の前を勝間和代によく似た女が歩いている。 こんな夕時の田舎町に勝間和代とは珍しい。自分は勝間和代には関心があるほうだったので、思い切って声をかけた。 「ちょいとお尋ねしますが、あなた、勝間さんじゃありませんか」 振り向いた女は、ほほほ、と笑うだけで、質問に答えようとしない。けれどもその笑い顔がいかにも勝間和代にそっくりだったので、やっぱりそうだ、これは勝間和代だ、黙っていたって自分にはわかるぞ、と思った。方向も同じだったので、自然と女と一緒に歩くような形になった。 しばらくは得意な気分で女の横を歩いていたが、そのうち、だんだんとじれったい気持ちになってきた。 「あなた、あれやってくださいよ、あれ。当の勝間さんならご存知でしょう」 それを聞くと女は立ち止まり、にっこりと笑って言った。ようござんす、ただし決まりがあります。わたしがそれを

    pooti
    pooti 2009/06/15
    ぼんやりJ中毒になりそう!
  • 16x16

    平素より「16x16」をご利用いただき、ありがとうございます。 16x16 サイズのアイコンを作れるサービス「16x16」は、2012年10月1日をもちまして、サービスの提供を終了させていただきました。 これまでご利用いただきましたユーザーの皆さまに深く感謝いたします。 誠にありがとうございました。 詳しくは下記をご覧ください。 http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20120831/1346389642 株式会社はてな

  • みーさんの話 - プ録

    昨日は夕方から頭が痛くて寝ていた。 数時間寝て、起きてもまだ痛いし、頭痛薬を飲んでも効かない。 こんなときにいつも思い出す話がある。 以前勤めていた会社の先輩のお父さんの話だ。 先輩のお父さんは少し前から喉の調子が悪く声もかすれていた。 日に日に悪くなるので何軒か病院へ行ったけど、特に何ともなっていないので治療のしようがない。 治療のしようがないのでトローチなどをなめて放っておくしかないんだけど、声はかすれていく一方で聴き取りにくいし、喉に何かがつまっているような感覚があるらしい。 数ヶ月続いているし、心配なので親戚の伯母さんへも相談した。 伯母さんの知り合いに祈祷師だか霊媒師(?とにかくそういう人)がいるので、ふたりで相談しに行きましょう。 ということになった。 「これこれこうでああで…」と話すと、その人は「近くに川がありませんか?」と聞く。 川はある。 「その川に“みーさん”がいます」

    みーさんの話 - プ録
    pooti
    pooti 2009/06/15
    ↓きゃー 心霊&爬虫類タグ使われたー! ↑こっちもオカルトが!オカルトっぽい人が引き寄せられてきたらどーすんですか!
  • 鉛筆で描きました - まぼろしの小さい蟻

    昨日2年ぶりに仮面ライダーを観たらなんだか昔の人たちがいっぱい出てきてときめいてヒーローぽい絵を描いた!と人は申しています。いつものように怪人みたいだけど!

  • 深町秋生の序二段日記

    上映が終わってからもなかなか椅子から立てなかった。 プロレスやレスラーに対する愛や敬意にあふれていて、作品は悲哀と孤独を濃密に描いているものの、鑑賞中はとてつもない幸福に包まれていた。「おもしろい」「泣ける」というよりも、ここでぴったりくるのは「ありがとう」という言葉だった。アロノフスキー監督や主演のミッキー・ローク、すべてのスタッフに対して感謝を述べたい。ありがとう。 80年代にMSGを賑わせたレスラーの“ザ・ラム”ランディ。だが20年後の今はかつての栄華を失い、ニュージャージー(アメリカにおける埼玉みたいなとこ)周辺のドサ回りで糊口をしのいでいる有様。わびしいトレーラーハウスの家賃すら滞納し、近所のスーパーでバイトをしながらのカツカツ生活を強いられている。家族はすでにバラバラ。ちがう生き方を選ぶ余裕さえ失われている。長年のレスラー生活で、身体は悲鳴をあげ続けている。どんづまりの人生。そ

    深町秋生の序二段日記
    pooti
    pooti 2009/06/15