普段、劇場で映画を見る時の基準というのは大画面、大音量で観る価値があるか、と言うことに重きを置いている。なので必然的にSF、アクション、ホラーそして音楽映画といった作品に偏ってしまうのだが勿論話題作だとか好きな俳優、監督の作品だったりはその限りではない。その意味で今回観た韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」は知ってる俳優・スタッフの作品ではないので必然的にスルーする予定だったのだが、これがtwitterのTLで大絶賛を受けている。それもマニア的な(一部邦画や低予算作品にありがちな)褒め方ではなく絶賛している人たちの熱量が半端ない。それで非常に気になって近場の映画館で上映終了の一週間前になって観てきたのだった。 物語 2010年韓国ソウル。専業主婦イム・ナミは夫と高校生の娘と幸せに暮らしているがどこか物足りない。ある日母と同じ病院に入院中の高校時代の旧友ハ・チュナと再会する。チュナはガンで余命