indigo la End、ゲスの極み乙女。、ジェニーハイをはじめ、様々なバンド/プロジェクトに関わり、楽曲提供も多数。ジャンルの概念はもはやなく、それでも「川谷節」としか言いようのないソングライティングの力によって、「個」としての力を見せつけた、まさに2010年代の顔役の一人、川谷絵音。今やコメンテーターとしても引っ張りだこの川谷による、2010年代最後の語録をここに。 indigo la Endのはじまりとゲスの極み乙女。のブレイク ーまずは無茶振りを承知で聞かせてもらうと、「川谷くんにとっての2010年代はどんな10年でしたか?」と質問されたら、どう答えますか? 川谷:indigo la End(以下、インディゴ)を始めたのがちょうど2010年なので、2010年代はバンドのすべての成長過程を経験した10年だったなって。でも、今でもichikoroでは普通のライブハウスにも出て、ツアー