ドットインストール代表のライフハックブログ
第16回 知識の呪い 2007年12月21日 IT コメント: トラックバック (3) 能力が無い人には能力がある人のことを想像することはできません。モーツアルトはどういう精神状態で作曲していたのかとか、イチローは何を考えながら打席に立っているのかといったことを想像することは困難です。自分に作曲や野球の才能が有るかどうかは誰でもすぐわかりますから、こういったことが問題になることは少ないのですが、自分に才能が無いのに有ると思って行動すると不幸なことが起こる可能性があります。 逆に、能力や知識が有る人は、それが無い人の状況を想像することができないものです。数学がよくできる先生は、数学の苦手な生徒の頭の中を想像することはできませんから、生徒のレベルに合った教え方を工夫することができず、「何故この生徒はこんなことがわからないのだろう」という印象を持ちがちです。昔はその先生も生徒と同じような心境だっ
人は、落ち込んでいたときでも、周りからの一言でグーンっと力づけられるものです。 仲間を力づける言葉、モチベーションを高めてくれる仲間の言葉に、どのようなものがあるでしょうか? 私は、以前は「周りの人を力づけるという事が苦手でしたので、こんなテンプレートを用意して、必要な時のカンニングペーパーにしていました。 それを公開。もちろん、人によって、どれが喜んでくれるかは違います。人を見ながら使って頂くと効果的に使えます。(もちろんハートも込めてくださいね) 力を与える言葉として、大きく3つがあると思います。 一つが、褒めてあげるということ。褒め言葉。 褒めるには、「何を褒めるのか?」という事がありますが、大きく5つの事が褒める視点になるのではないでしょうか? 仕事の結果 仕事のプロセス (結果以前に、仕事のプロセスを評価してあげる) 能力 人格、人間性 情熱 二つ目が、信頼感を表明してあげると
レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 善良さを担保するコスト NHK の番組で「わらじ医者」を名乗る医師の特集が組まれていた。 いくつかの施設の院長を歴任した老医師が、そのうちコミュニケーションの重要さに 気がついて、高齢者の電話相談をはじめたり、場合によっては自らで向いて、 その患者さんの話を聞きにいったり。 医師に必要なのは良心だとか、大切なのはコミュニケーションだとか。 その医師の「善良さ」こそがわらじ医者を駆動していた。 善良であるためにはコストがかかる。その先生が現在「善良」でいられるのは、 いくつかの病院を成功させてきて、「安全圏」に身をおけたからこそなのだけれど、 そんな部分はスルーされていた。 「わらじ医者」の先生は、きっと若い頃に頑張った。成功した。今は半ば引退
人はカネで9割動く スポンサード リンク ・人はカネで9割動く 身もフタもなく、いやらしい、実践的な処世術の本。 「「金の価値」は、それをつかう人間の全人格ーいや演出によって何倍もの価値を生めば、捨て金にもなる」というのが著者の持論である。 たとえば同じ金額を誰かに渡すにしても、その渡し方の演出次第で費用対効果は異なる。この本の例では、同じ一万円でも「これで酒でも飲んでくれ」と言えばケチだが「お茶でも飲んでくれ」と言えば太っ腹だと思われるだろうという。チップならば帰り際に渡しても自分はいなくなるのだから無意味だから最初に渡す。しかも、毎回ではなく渡したり渡さなかったりすれば待遇はさらによくなる。といったような、同じ投資で相手にたっぷり恩に着せ、ありがたがってもらう「生き金」の使い方のノウハウを指南している。 とにかく、わかりやすくて、どぎつい。 目次を抜粋すると、 ・ああ見えてもいい人なん
コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる という本で初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がどれくらい合っているか、その人の能力… 2021.05.04 2021.05.13 311 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 日常的な情報収集・整理術(Feedly+Dropbox) 【 ビジネス 情報収集 と 情報整理 の基本 】いま目の前にあるリサーチプロジェクトとは別に、普段からデジタル時代の「新聞 切り抜き」に相当する情報収集・整理を行う必要が… 2021.02.10 2021.05.08 289 view 5.ビジネスリサーチのビジネスモデル ビジネスリサーチがアウトソースされる理由 ビジネスリサーチを社外に依頼する理由①〜信頼できる人「すべては依頼から始まる」からでも書
小さな頃から、口ばかりよく回る子供でした。 幼稚園になるころには、子供百科事典を端から端まで読んでは台所にいる母に「ねえ、ライオンはアフリカにいるんだよ」とか「 宇宙にはたくさん星があるんだよ」と、きかれてもいないことを口うるさくしゃべってばかりだったそうです。 持って生まれた性分はアメリカと日本で交互に生活するうちにさらに強調されていったようにも思えます。周囲にとけ込めない不安が先立って周囲の人にひけめを感じているせいか、どうしても「自分にだってこれだけのものがあるよ!」と、また聞かれてもいないつまらないことを話して回るクセがついてしまいました。 大人になってある程度意識的にこうしたクセを矯正することはできるようになってきましたが、それでも人の話を聞く以上に自分がしゃべっていることはいつも意識していました。対話よりも、自分の言葉を優先しているのです。しかし逆にいえば、**私にとってこの「
第22回【同期性考察編(3)】なぜニコニコ動画の「時報」は強力なのか。それは「共通知識」を生むからである。 2007年11月29日 ITメディア コメント: トラックバック (1) 前回からの続きです。前回はニコニコ動画の「時報」をケースに取り上げながら、コミュニケーションの「同期性」がもたらす効果について見てきました。その前に余談を一つ。前回の記事をアップしたのはちょうど一週間前のことでしたが、今週からはいよいよ時報枠に初のスポンサーがつき、初音ミクのフィギュア発売に関する宣伝を報じたところ、二日経った時点で予約がすでに1万件に達したそうです。もちろん、同期性云々よりも、「初音ミク」という題材を扱っていたことが最大の成功要因ではあるにせよ、はからずも「時報」の強力さが示されたといえるのではないでしょうか。今回は、こうした「時報」の強力さについて、「テレビ」という古いメディアとの比較を行い
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