タグ

ブックマーク / www.ringolab.com (38)

  • Passion For The Future: 男女交際進化論「情交」か「肉交」か

    « 早稲田大学創立125周年記念公開シンポジウム 「インターネット検索の未来」 | Main | Life Hacks PRESS デジタル世代の「カイゼン」術 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2

  • 携帯真空管アンプとiPhone専用ケース 真空管アンプでiTunes音楽を聴く - 情報考学 Passion For The Future

    もちろんクラシック、アコースティック音楽に向いているのだが、私が日常聴いているOasis、Nirvana、Guns、Lynyrd Skynyrd、Sheryl Crowなどロッククラシックも厚みをもって響いてくる。アンプを外すと寂しく感じる。イヤホンで真空管アンプもいいなと思った。 真空管アンプというとオーディオマニア向けの据え置きの大きなものだが、小型化して振動に強くして低電力化するイノベーションで、携帯できるようにしたのが、ELEKITの真空管アンプ TU-HP01。サブミニチュア管というレアな部品を二内蔵し、単4電池4で動作させる。 ・ELEKIT 真空管ハイブリッドポータブルヘッドホンアンプ TU-HP01 真空管アンプと半導体アンプの違いは取扱説明書によると、歪みによって生じる倍音の成分の違いにある。真空管の歪みには、二次関数の特性カーブにより原音の二倍の成分が含まれる。一方

  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 - 情報考学 Passion For The Future

    ・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 高校時代の親友4人に突然絶縁された過去をずっとひきずって大人になった主人公多崎つくる。4人の名字は赤松、青海、白根、黒埜。つくるにだけ名前が色彩をもたない。過去の自分と向き合う巡礼の旅のように、裏切られた旧友たちをひとりずつ訪問しにいく設定がさすがに巧みだと思った。それだけで緊張感ある見せ場が何度か担保される。再会するごとに謎が明らかになっていくミステリの面白さが基。 少しずつ時間をかけて過去の傷から回復していく再生の物語でもあるが、村上春樹という天才をしても、最新テクノロジーと共存する人間的なドラマを描くのって、難しいんだなと思った。オフライン環境をつくって物語をスローダウンさせようとする工夫が目立って感じた。 ケータイがなかった昔、待ち合わせは今よりもずっとドラマチックだった。思い人と会えるかどうかわからない。約束を信じるしかない。待ち合わ

  • 私のように黒い夜―肌を焼き塗り黒人社会へ深く入った白人の物語 - 情報考学 Passion For The Future

    ・私のように黒い夜―肌を焼き塗り黒人社会へ深く入った白人の物語 1959年。公民権運動が盛んになる前のアメリカ。黒人差別があからさまに行われる状況で、白人ジャーナリストJ.H.グリフィンは、薬剤と日焼けと塗料で肌を黒く塗り、南部の黒人社会に潜り込む。 「気狂いじみてる」「殺されちゃうぞ」と友たちは心配した。だが変装は巧妙で、当時のグリフィンの写真が掲載されているが、黒いサングラスをかけてしまえば、すっかり貫録のあるインテリ黒人にみえる。これにグリフィンの相手をした白人も黒人もみんなだまされた。 当時の米国では、黒人はレストランもトイレも別。白人と一緒に歩けば白い目で見られる。バスに乗るにも白人の後ろに並ばなければならない。白人の気を損ねると痛い目に合わされる。警察も黒人の扱いに厳しい。気に入らない態度をとれば不当に逮捕されてしまう。そういう社会へ白人だったグリフィンは肌の色を変えて飛び込ん

  • データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」 ビッグデータからビジネス・チャンスをつかむ - 情報考学 Passion For The Future

    ・データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」 ビッグデータからビジネス・チャンスをつかむ 原題は"Sexy Little Numbers"。和訳ではリトルデータと訳されている。既に手元にある魅力的なデータという意味。企業が蓄積したさまざまなデータを分析することで、戦略意思決定に役立つという事例を、欧米の事例から読み解く。サイエンスよりもビジネス寄りのだから、マーケティング部必読。 最近はビジネスシーンでビッグデータがバズワードになっているが、それで何をしたらいいのかはっきりしていない会社が多い。このではデータ分析においては「何が測定できるか」ではなく「何を測定すべきか」を考えることが重要、「データで何ができるか」という考え方より「データで何をすべきか」が大切だというポイントが強調されている。 収録事例の多くは、計測した定量的なデータを意味づけるために、正しい分析ロジックのフレームワークへ

  • Google Readerの有力な後継ニュースリーダー Feedly - 情報考学 Passion For The Future

    Google Reader終了 ― 結局のところ「RSS」は一般の人が必要とする情報収集手段ではなかった | TechCrunch Japan http://jp.techcrunch.com/2013/03/14/20130313google-readers-death-is-proof-that-rss-always-suffered-from-lack-of-consumer-appeal/ "RSSの魅力が減じ、Google Readerが終了することになったのはなぜか。結局、RSSのような仕組みを通じてコンテンツを消費したいと考える人が少なかったということなのだろう。多くの人にアピールする方向に進化することもなかった。" RSSリーダー積極推進派の私はエバンジェリストのごとく、周囲にRSSよい、リーダー使うべきと布教してきたわけであるが、今回のGoogle Reader終了のお知

  • ペンで書いたメモをスマホへBluetoothで即効転送 スマートなメモ帳 abrAsus x airpen ・スマートなメモ帳 abrAsus x airpen - 情報考学 Passion For The Future

    ペンで書いたメモをスマホへBluetoothで即効転送 スマートなメモ帳 abrAsus x airpen ・スマートなメモ帳 abrAsus x airpen ペンで書いた文字や絵をデジタルに取り込むことができるメモ帳。使いやすさでモバイラーに定評のあるabrAsusの手帳と、ペンテルの技術の粋エアペンが合体したセット。とても便利なので常用が決定した。 1 スマートフォンに簡単に取り込むことができる これまでの電子ペンは記録したデータをPCに転送するものばかりだった。このセットではPCを介することなく直接スマホへ書いたメモをリアルタイムに取り込んでいける。もちろんワンタッチでEvernoteへ保存できる。 2 A4コピー用紙がメモとして利用できる 専用のメモ用紙を必要としない。A4を4つ折りにしたA6サイズの紙ならば何でも使える。どこにでもあるA4コピー用紙を使える。スキャン撮影した紙は

  • Pocketと連動して気になるWebを電子書籍化してKindleで読む e-reader - 情報考学 Passion For The Future

    Kindleを常用していると、長文はなんでもKindleで読みたくなる。 e-readerはWebの長文コンテンツを、後でKindleで読みたいというときに重宝する。Pocketと連動して「後で読む」登録したWebコンテンツを、EPUBあるいはKindleフォーマットへ変換する。 ・気になるページを「後で読む」ための定番ツール Pocket http://www.ringolab.com/note/daiya/2013/01/-pocket.html Pocketのアカウントを登録すると、自分の「後で読む」リストが表示される。任意のページを電子書籍に変換する。 電子書籍化したコンテンツは、そのままiOS版のKindleアプリやiBooksなどで閲覧することもできるが、Kindle端末で読みたい場合は、専用メール経由でKindleへ送信する。 電子書籍化することでページめくり、しおり、検索な

  • 「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー - 情報考学 Passion For The Future

    ・「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー イマドキの若者の風潮を絶妙にとらえていて面白かった。 「意識高い系」というのは、著者によるとこんな特徴を持っている。 1 やたらと学生団体を立ち上げようとする 2 やたらとプロフィールを「盛る」 3 すべては自己アピール 質問が長い 4 ソーシャルメディアで意識の高い発言を連発 5 人脈をやたらと自慢、そして利用する 6 やたらと前のめりの学生生活を送る 7 人を見下す この、読んでみて思ったことは、いやー、この意識高い系って学生時代の私じゃないか、いや完全に昔話じゃなくて、その延長線上に今の私がいるじゃないかということ。実は著者もかつては同じだったらしくて「そう、今では、ビジネス書にハマる人たちについて「そんなもの読む前に仕事しろ!」「自己啓発難民になるな!」とドヤ顔で説教をするアラフォー親父になったのだが、それは自分の経験

  • 「モヤモヤさまぁ~ず2」のナレーションに採用された音声合成VoiceText Micro Lite SHOW - 情報考学 Passion For The Future

    VoiceText Micro Lite SHOW 音声合成アプリ。HOYAが開発。 このソフトの出力音声は、あの声にそっくりだと思ったらやはりそうだった。 テレビ東京の毎週日曜夜の番組『もやもやさまーず2」の独特のナレーションの声。あれが音声合成の「ショウ君」だったのである。びっくり。 ショウ君のオフィシャル紹介サイト。 http://voicetext.jp/show.html 先日 IBMのフェローでアクセシビリティの研究者 浅川 智恵子氏のお話を聞く機会があった。その講演の中で読み上げソフトの音声を30倍速くらいで再生する。何をいっているのかさっぱりわからない。20倍速、10倍速くらいにしてもまだ難しい。3倍速、2倍速にすると誰でもわかる。だが10倍とかでも障害を持った人で聞きなれた人には十分に聞き取れるのだという。 世界最先端の自然な音声合成の音声というのも聴かせてもらった。感情

  • MAKERS―21世紀の産業革命が始まる - 情報考学 Passion For The Future

    ・MAKERS―21世紀の産業革命が始まる 日のメーカーの人たちはこれを読んで何を思うだろうか?。 『フリー』『ロングテール』のクリス・アンダーソンが書いた次世代のトレンドは21世紀のメーカー革命。コンピュータと3Dプリンターによって製造手段が民主化し、クリエイティブな人々が、これまで大企業でなければ生産できなかったような"モノ"をつくり始めると予言する。 「有能な少数の人々がインターネット接続とアイデアだけで世界を変えるというイメージは、製造業にも当てはまるようになってきた。」 ネットによって需要のロングテールが実現された次は、供給のロングテールへと向かうという点で著者のビジョンは前著からちゃんとつながっている。 「これまでの10年は、ウェブ上で創作し、協力する方法を発見した時代。これからの10年は、その教訓をリアルワールドに当てはめる時代。」 製造手段を支配するものが権力を持つ時代が

  • Kindle Paperwhite 3G - 情報考学 Passion For The Future

    Kindle Paperwhite 3G 発売日に入手してずっと使っているKindle Paperwhite 3G。電子書籍の品ぞろえはまだまだ不満なレベルだが、読書環境としての使い勝手はとても満足している。もう手放せない。 まずパッケージをあけて驚いたのが当に何の設定もしないで自分の端末として使えるということ。初期設定で所有者である私の名前、Aamzonのアカウントが出るのだ。注文時に個人情報が紐づいているので当たり前と言えば当たり前だがちょっと感動した。Kindleサービスには、KindleStore含めてユーザーに対するサービス精神が各所にあってかなりよい印象を持っている。 Kindleが良い、趣味読書の人におすすめできると思っているのはWhispersync、リーディングタイム、パーソナルドキュメントの3つの機能があるから。 ■Whispersync なんといってもWhisp

  • アダムとイヴ - 語り継がれる「中心の神話」 - 情報考学 Passion For The Future

    ・アダムとイヴ - 語り継がれる「中心の神話」 アダムとイヴの神話をめぐる文化、思想、文学、美術の解説、解釈を通して、中世から現代にいたるまで、私たちがどのような影響を受けてきたかを学べる。人間の創造(最初の男と女の創造)、エデンの園(楽園の様子)、現在と追放(原罪を犯して追い立てられる二人)、エデンの東(追放後の運命)の4つの章からなる。美術作品の写真紹介もたっぷり。キリスト教と美術史がセットで学べる名著だと思う。 神はひとりぼっちのアダムを気の毒に思い、彼を眠らせて肋骨を一抜いて、その助け手としての女性イヴを作った。「創世記」の記述はいかにも女性蔑視的に読み取れる。だが、プラトン主義者、ユダヤ教のラビ、グノーシス主義者などの間では両性具有としてのアダムというアクロバチックな解釈をしていたという。これなら平等に近くなるわけだが、アウグスチヌスはこれを異端だと否定する。 基的に男の方

  • 世にも奇妙な人体実験の歴史 - 情報考学 Passion For The Future

    ・世にも奇妙な人体実験の歴史 「何世紀ものあいだ、薬の安全性の検証は事実上、一般大衆の体によっておこなわれていた。用量を超えて飲めばほとんどの薬が危険だが、安全な服用量は誰にも分からなかった。とりあえず飲んでみて、様子を見るしかなかった。患者は薬を飲み、医者は患者が死ぬかそれともよくなるかを見るのだった。」 古代から19世紀にいたるまで多くの人々が病気の原因は悪い血であると信じていたので、腕を切開して瀉血したり、ヒルに血液を吸わせたりして、だらだらと何リットルも患者から血を奪っていた。医学的には患者を弱らせるのみの行為だった。 当に効く薬や治療法を見つけるには、誰かが最初に試してみなければならない。動物実験というのも現代では盛んだが、結局のところ、最後は人間が試さない限り、当に効くのかどうかわかりはしない。 ここに書かれているのは医学の当の歴史である。一部の勇気のある医者が自らの身体

  • ニセモノ食品の正体 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ニセモノ品の正体 これは衝撃だ。 「ほとんどの人は、自分が普段べている品の「正体」を知らない。朝べるうめぼしが、梅エキスを搾り取られた出がらしに、添加物で味を調えた廃棄寸前の梅で出来ていることを。 スーパーに並ぶサイコロステーキが、クズ肉を破砕し添加物の力で油と一緒に融合したものであることを。 ファストフードのシェイクが牛乳や卵や生クリームではなく、水とガムシロップとサラダ油で出来ていることを。」 脂と軟化剤を注入した格安価格の人工霜降り肉、クズ肉を添加物で再結合したサイコロステーキ、大量の脂と調味料を注入したホッケなど、格安居酒屋、ファミリーレストラン、ファストフードで出回っている妙に安い肉や魚はほとんど"ニセモノ"なのだ。 個人的に長年の疑問が氷解したのは、 1 格安店の高級霜降りカルビやサイコロステーキは脂を注射して作っている 2 身が異常に細い定型エビフライは小さいエ

  • とっさのひと言で心に刺さるコメント術 - 情報考学 Passion For The Future

    ・とっさのひと言で心に刺さるコメント術 おちまさと氏によるコメント術。とっさのコメントがうまいと評価があがる。まずいことをいわないというのもポイントだし、これは年齢が上がるにつれて求められる力でもあるよなあ、どんな内容なんだろと思ったら、なんと、まず「コメントは事前に用意するな」である。 「○○さんになりきる」などコンセプトを決めておけばいかにもその人がいいそうなセリフが出てくるはずだとか、頭の中の検索エンジンにコンセプトを入力すると自動的にいい言葉がズラリと出てくる「自分グーグル」をつくっておけという指南が続く。 確かに必ずしも準備しておけばいいコメントができるわけではないし、十分な準備をすると時間がかかる。みんなにコメントを求められる立場の人は忙しいわけで、このアドバイスは確かにすごく正しい。そして即興で的確なコメントを返すためのトレーニング方法がいくつも挙げられている。 フェイスブッ

  • 竜退治の騎士になる方法 - 情報考学 Passion For The Future

    ・竜退治の騎士になる方法 児童文学だが大人が読んでも考えさせられることが多い傑作である。いやむしろ大人の方が受け取れるメッセージが多いはず。 「おれは竜退治の騎士やねん。」 夕暮れの教室。忘れ物を取りに行った二人の小学生の前に現れた関西弁の竜騎士の男。どう見ても日人なのに名前はジェラルドで略してジェリーと呼んでくれという。竜騎士は疑いの眼差しを向ける二人に、竜騎士の仕事を話し始める。こうしておしゃべりしていればそのうち竜が出てくるから、と前置きして。 この物語は映画監督、小説家、歌手、俳優、宇宙飛行士、大統領とか、子供時代に憧れる人は多いが、どうやったらなれるのか道筋が決まっていない職業になる方法を示唆する。ジェラルドによると竜騎士になる第一歩は、トイレのスリッパをきれいに揃えること、なのだが。 おしゃべりしていると出てくる竜の正体は何か、人にそこにいないはずの竜を見せてしまうものとはな

  • 書店員が本当に売りたかった本 - 情報考学 Passion For The Future

    ・書店員が当に売りたかった 2012年3月に閉店したジュンク堂書店新宿店。閉店が決まってから書店員たちはへのありったけの想いをこめてPOPを書きまくった。この「当はこのが売りたかった!」フェアは店全体を巻き込み、熱いPOPだらけになった店内はネットでも話題となり客を呼んだ。 このは当時のPOPと最終日の店内の様子の写真集であると同時に、書店員たちの熱い気持ちのこもったブックガイドである。写真の中のPOPの手書きの文字は、活字と比べて読むのに時間がかかるが、人間的ぬくもりがあって書店員の、「当にこの良いですよ」というリコメンド感が伝わってくる。このでおすすめされているを結局、10冊も買ってしまった。 ジュンク堂というのは来は手描きPOPが目立つ店ではないと思うが、こので書店員の底力と情熱を見せられた気がした。普段もこの調子でやってほしい。 私は手描きのPOPが大好きだ

  • 独立国家のつくりかた - 情報考学 Passion For The Future

    ・独立国家のつくりかた 建築家には変な人が多い。著者は熊に勝手に新政府を設立し、初代内閣総理大臣に就任した似非建築家だ。震災後に逃げろといわなかった政府に失望し、「プライベートパブリック」という概念を唱え、「新政府」を勝手に始めてしまった。所有権があいまいになっている土地を全国にみつけては領土としている。 とはいえ日には、法律というものがある。内乱罪にならないように新政府活動は「芸術」と呼び、社会を変える行為としての芸術活動として、新政府をやる。トンデモのようでいながら、相当なしたたかさを持った人だ。現代の日社会の楽しい歩き方を教えている人でもある。 お金がなくても楽しく暮らせる社会を目指す。たとえば0円特区構想。お金を稼がなくても楽しく生きていくために「態度経済」を実現せよと説く。それは「社会を変えよう、少しでもよくしようという態度を見せ続ける人間を、社会に飢え死にさせちゃまずいと

  • 知の広場――図書館と自由 - 情報考学 Passion For The Future

    ・知の広場――図書館と自由 司書歴30年、イタリアの有名公共図書館のリノベーションにかかわってきた著者が、21世紀の図書館のあり方について語る。インターネット時代の、高齢化の時代の図書館のあるべき姿は「屋根のある広場」。世界の図書館の意欲的な変革の事例を次々に取り上げて、旧態依然とした図書館業界に未来像を示す。成功している図書館の事例写真集が冒頭にあってイメージが湧く。素晴らしいだった。 「私たちは、対話の場、知り合う場、情報の場をもう一度創ることができると思いますし、またそうした場を必要としています。それが、広場でありながら図書館でもある。つまり、屋根のある広場───映画を借りるのと同じように、友達に会いに行くということが大切に思われる場───なのです。」 インターネットにつながったパソコンがあれば多くの情報収集が自宅でできる先進国において、図書館の役割は大きな変化を求められている