タグ

ブックマーク / gazfootball.com (18)

  • 「ようこそアジアへ、ハリルホジッチ」ロシアW杯アジア二次予選 グループE 日本-シンガポール

    ハリルホジッチは前日の会見で、シンガポール戦には「罠が仕掛けられている」と語ったわけだが、まさかこんな形で嵌ってしまうとは想像もしてなかったに違いない。 試合の展望で、日は自陣で固く守る相手にクロスを上げてもそう簡単に点には繋がらないから、ゲーゲンプレッシングで対抗するのが良いのではないかと書いたんだけど、まさか両方とも機能不全になってしまうとは自分にも意外であった。 日はハリルホジッチが意図する速いサッカーを見せたのは前半と後半の最初わずか2分だけで、後は5-4-1のフォーメーションで自陣に固く壁を作るシンガポールの前に、いつもの遅攻を繰り返すのみ。 岡崎、宇佐美、香川田の4人が相手DF5人の幅にすっぽり入って平行に壁を作り、サイドも相手のSHがカバーしている上に太田も酒井もあまり高い位置を取らず、長谷部や柴崎からゆるい横パスが来て縦を切られてそこでおしまい、振り出しに戻るという

    「ようこそアジアへ、ハリルホジッチ」ロシアW杯アジア二次予選 グループE 日本-シンガポール
    pycol
    pycol 2015/06/17
  • アギーレ監督退任で得をする人たちの蠢き

    注意:今回のエントリーにはかなりの毒と邪推が入ってますので、読んでも忘れることをお勧めします。 さて、昨日は電撃的にアギーレ監督の退任が発表されたわけですが、それが予定項でもあったかのようにマスコミは協会の責任追及や次期監督の予想で躍動しております。 協会技術委“引責”解体へ…大仁会長「私を含む責任者の処分を検討」 大仁会長ら総退陣も!アギーレ監督解任で任命責任 まさに、これら御用マスコミの裏側でほくそ笑んでいる人たちが、アギーレ監督の退任自体よりも任命責任をもって現協会首脳の退陣、もしくはレームダック化を狙っているのが嫌でも分かります。 しかもスポニチの記事の中には「霜田技術委員長は引責で退任することが濃厚」、「技術委員会メンバーの中には『アギーレ監督が退任ならば我々も一緒に責任を負うつもり』と総辞職も辞さない構えを見せている者もいる」と、さも既定路線のように書かれておりますが、「昨年の

    アギーレ監督退任で得をする人たちの蠢き
    pycol
    pycol 2015/02/05
  • 「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル

    普通は、親善試合でもブラジルが相手ならメンバーは確実に現時点でのベストを選んで戦うものなんだけど、試合前に発表されたメンバーを見た時には思わず自分の目を疑ってしまったね。まさか完全に選手の先行テストに使ってしまうとは! 何しろ欧州組の出場は岡崎と酒井高徳、田中順也、川島のみで、中盤の3人はアンカーが田口で両脇に森岡と柴崎という、Jリーグのオールスターでもやらないような守備力無視の面子を並べてきて、当然のようにブラジルに中盤を蹂躙されてネイマールに4点をプレゼントする羽目になってしまった。 その選手選考についてアギーレ監督は、「選手たちのキャラクターを見るためだ。アジアカップのような重要な責任のある場に挑めるかどうかを見たかった。たくさんの結論を見ることができた」と語っていたが、それにしてはあまりに選手にとっては過酷な試練で、特に森岡や田口といったクラブでもそのポジションでやった事がない選手

    「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル
    pycol
    pycol 2014/10/16
  • 「王国のあっけなさすぎる崩壊」ブラジルW杯 準決勝 ブラジル-ドイツ

    前半終了時の大ブーイングに、後半終了時の不気味な静寂・・・まさか、優勝候補筆頭かつ開催国であるブラジルが、ドイツとの準決勝で1-7という凄まじい大差で敗れることになると予想した人が、世界にいったいどれだけいたのだろうか。 前半の11分に、何でもないCKなのにファーサイドにいたミュラーが完全フリーになってドイツにラッキーな先制点が入り、その後はブラジルが攻め込むもPK狙いのマルセロのダイブが取ってもらえず、22分に右サイドから中へと折り返したボールをフェルナンジーニョがカットミス、PA内に入り込むドイツの選手にマークが全て後追いになり、クローゼのシュートをいったんはGKジュリオ・セーザルが止めるものの、2度めを押し込まれて2点目。これでブラジルの気持ちが完全に切れてしまった。 そしてそこからわずか6分間の間に3点を叩き込まれる。どれもドイツの攻撃が凄かったと言うよりはブラジルの各選手が等間隔

    「王国のあっけなさすぎる崩壊」ブラジルW杯 準決勝 ブラジル-ドイツ
    pycol
    pycol 2014/07/10
  • 「弱点も狙いも丸見えだけどいいの?」ブラジルW杯日本代表メンバー正式決定!

    まさに日中の注目が集まっていたブラジルW杯に出場する日本代表メンバー23人が、とうとう正式に発表となりました。 GK: 川島、西川、権田 DF: 吉田、今野、森重、長友、伊野波、酒井宏樹、内田、酒井高徳 MF: 長谷部、遠藤、山口蛍、青山 FW: 香川田、清武、岡崎、柿谷、大迫、大久保、齋藤 事前に自分が”予想”したメンバーからすると、酒井高徳と清武、青山が入って、細貝、中村憲剛、駒野が抜けたという感じですね。予想としてはまずまずの部類ではないでしょうか(笑)。 ザックが会見で述べていたポイントとしては、複数ポジションがこなせる事は当然として、疲労等を考慮して同じ能力を持った選手であれば若手を優先したという部分、やはり主導権を握る戦いをしたいので攻撃的な選手を選択したに注目したいです。 個人的に、今年は出来の波が多かった清武と酒井高徳はどうかなと思ったのですが、上記の点で中村憲剛や駒

    「弱点も狙いも丸見えだけどいいの?」ブラジルW杯日本代表メンバー正式決定!
    pycol
    pycol 2014/05/13
  • 「本田はミランの救世主、は嘘じゃない」イタリア・セリエA第17節 インテル-ACミラン

    来年のミランダービーでは、長友と田の対戦が実現するとあって日でひときわ注目を集めたミラノダービー。ただ、近年のセリエAの退潮傾向を表すかのように、前半の試合については退屈な面が目立ってしまった。 ミランの3トップはバロテッリとカカー、もう1人はエル・シャーラウィが怪我をしたためにサポナーラが入っていたのだが、バロテッリはやたらとシュートを打つばかりで守備やポストでチームの組み立てを助けようという意識が薄く、サポナーラは走っていたけどオン・ザボールで印象が残る働きは出来ず、攻撃の組み立てはカカーにおんぶ抱っこ状態、そしてカカーは案の定インテル守備陣の集中的なマークを受けて倒されるばかりという有り様。 インテルの方も攻撃については似たり寄ったりで、インサイドハーフのサネッティとタイデルはほとんど攻撃に顔を出せず、長友のサイドはポーリとデ・シーリオの2人で固められて上がることが出来ず、グアリ

    「本田はミランの救世主、は嘘じゃない」イタリア・セリエA第17節 インテル-ACミラン
    pycol
    pycol 2013/12/24
  • 「モイーズ流”勝利の方程式”」イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド-エヴァートン | Blog版蹴閑ガゼッタ

    CLのレバークーゼン戦、そしてプレミアリーグのスパーズ戦とほぼフル出場の試合が続いたので、ミッドウィークのエヴァートン戦には出場しないのではと思われた香川だったが、まだファン・ペルシが怪我から回復できてないために3連続先発になった。 しかし連戦にも関わらず香川自身のプレイはまずまず良かった。エヴァートンに序盤こそ押し込まれてボールをもらえなかったが、その後はボランチの圧力がスパーズほど強くなかったのもあって、中盤でパスを受けては早いタイミングでサイドに展開して攻撃の流れを生み、香川がサイドに飛び出してウェルベックかルーニーが触るだけでゴールという決定的な場面も作り出した。 前半はチャンスに決められなくて無得点に終わったが、後半も同じように戦えば得点は時間の問題と見えたのに、何故か後半から香川はウェルベックとポジションを入れ替えて左サイドに。これですっかり中盤でのリズムを失ってしまい、守備に

    「モイーズ流”勝利の方程式”」イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド-エヴァートン | Blog版蹴閑ガゼッタ
    pycol
    pycol 2013/12/06
  • 「代表でも細貝のCBが行けんじゃないか?」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 ヘルタ・ベルリン-アウグスブルク

    「代表でも細貝のCBが行けんじゃないか?」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 ヘルタ・ベルリン-アウグスブルク 前半の20分にCBのラングカンプが故障で退場し、それ以降の70分間は何と細貝がCBとしてプレイして最後まで無失点、試合後には監督やメディアからべた褒めという目を疑うような評価を受けたアウグスブルクとの試合。 いや、それはさすがに緊急事態を職でない選手が乗り切った事に対するご褒美の上乗せ評価だろうと思っていたら、これが当に良かったので二度驚いた(笑)。 ボランチでプレイしている時の細貝は、とにかく守備では相手をガンガン追い回して攻撃ではシンプルに味方へと短くつなぐプレイが特徴で、ヘルタではそのスタミナとアジリティが評価されているんだけど、純粋なパス能力とポジショニングバランスを重視する代表では長所があまり活かせず、先の遠征では山口螢に序列が抜かれてしまうなど、レギュラーがなかなか取

    「代表でも細貝のCBが行けんじゃないか?」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 ヘルタ・ベルリン-アウグスブルク
    pycol
    pycol 2013/12/03
  • ザックジャパンの本当に深刻な問題

    2連敗に終わった欧州遠征から3日が経ち、その間あちこちの言説を見て回っていたのだけど、ザックが無能だとか選手任せだとか、Jリーグで結果を出している選手を選んでないだとか、そんで更迭すれば万事解決みたいな短絡的な意見ばかりで当にげんなりしてしまう。 ザックジャパンが直面している根的な原因については、ベラルーシ戦の後に何となく思い浮かんでいたのだけど、書きだすと長くなる話なのであえてそこまで突っ込んではいなかった。でもその辺の言及をしている意見を今までほとんど見なかったので、ここらでちょっとまとめて書いてみる事にする。 端的に言うなら、今のザックジャパンは「太陽が見えなくなってしまっている状態」なのではないかと思っている。 太陽とは、これまで築き上げてきたザックジャパンのサッカーの根幹をなす部分である、遠藤-田-香川のラインを意味する。遠藤の試合の流れを読む能力、田のキープとキックのパ

    ザックジャパンの本当に深刻な問題
    pycol
    pycol 2013/10/18
  • 「終わりよければ全てよし?」キリンチャレンジカップ 日本-ガーナ

    エッシェンやボアテング、アサモアといった攻撃の主力が不在、後半は時差ボケの疲れなどで動きが落ちたとは言え、グアテマラとは比較にならない強さの相手に3点を入れて逆転、チャンスの総数でも十分な内容の試合が出来た事は、これが国内での年内最後の試合という面でも良かったのではないかと思う。 コンフェデからウルグアイ戦にかけては、海外組のコンディションに大きなバラつきがあった上に、各自が攻撃で世界に挑むという意識が強すぎ、田も香川も中へ中へと集まると同時にサイドのスペースにSBが上がってしまい、そこでのミスから薄くなった守備を突かれ、前線も攻守の切り替えが遅くて戻りきれず、カウンターから失点を重ねてしまっていた。 ところがガーナ戦では、失点してから前半終了までの時間帯は、上記のような悪い時の日が見られはしたのだが、後半からはきっちり修正して来て攻撃では2-4-4、守備では4-4-2の形で、高いライ

    pycol
    pycol 2013/09/11
  • 香川ベンチ外に見るモイーズ監督の思惑

    ルーニーが怪我をした事で欠場が確定し、これは香川がトップ下で先発のチャンスかと思われた昨晩のリヴァプール戦で、まさかのベンチ外という事態になってTwitter掲示板界隈では大騒ぎになりました。 もちろん、私も先発を期待していただけに落胆はしましたが、ある意味それでモイーズ監督の思惑というか、精神状態がはっきりしたなと思いましたね。 ギグスやヤングらを優先して4-4-2で戦う理由は、おそらくモイーズ監督が伝統的なマンUのサッカーに寄って立たざるを得ない心理状態にあるのではないかと思います。つまり、それだけ新しい事をやっての失敗に対する恐怖、27年もの監督就任期間で常勝軍団を作り上げたファーガソン監督の後任としての重圧が強いのではないかと。 改めて想像すると、ファギー後のマンU監督という立場に匹敵するプレッシャーは、日のスポーツ界では比較の仕様が無い事に気づきます。巨人の川上監督時代でさえ

    pycol
    pycol 2013/09/03
  • 「イタリア戦の善戦はザックのおかげ」コンフェデレーションズカップ グループA イタリア-日本

    昨晩、改めてイタリア戦を録画でじっくり見てみた。 この試合後での世論は、吉田叩きとザックの交代策批判一色で、メジャーメディアですら「監督の手腕よりも選手の能力に依存」とか「ザックの無策」と短絡的に書いている有様だったが、間違いなくイタリア戦の善戦はザックのチーム作りの手腕によるところが大きいと断言できる。イタリアガゼッタ紙のザックに対する採点7という評価は、決して身びいきだけではない。 まず前半に日がイタリアを圧倒出来た理由は、選手のポジションバランスの良さにある。守備では4-4-2の形になって、DFラインがきっちり高く押し上げてバロテッリを牽制し、前田と田はピルロを挟み込んでプレッシャーをかけ、岡崎と香川はSBに圧力をかけ続けてイタリアのサイドを押し下げ、ボランチの2人はイタリアが苦し紛れに出す縦パスにしっかりフィルターをかけていた。 攻撃でもそのバランスは崩れず、アジア予選で見られ

  • http://gazfootball.com/blog/archives/2013/06/16-0909.php

  • 「欧州かぶれにはなりたくないけれど」J1第2節 浦和レッズ-名古屋グランパス

    ここ数年は、当に海外組日人選手の人数が増えてしまって、シーズン中は彼らのめぼしい試合を追っかけているだけで1週間が過ぎてしまい、なかなかJリーグの試合まで手が回らないのだが、あえて週に1試合はJを見るように努力してみようかなと思う。と言う事で浦和対名古屋。 かつては金子達仁氏や杉山茂樹氏、最近では炎上事件を巻き起こした佐藤峰樹氏等、サッカーファンの間においてJリーグや日人選手を見下し、悦に入っている層というのが残念ながら一定数存在しているわけだが、当然ながらスタンス的にはそれとは正反対の私であっても、この試合を見ると彼らの気持ちがほんのちょっと分かるかな、と思ってしまった。 その中で最も物足りなく感じるところは、相手の守備陣形が整う前に攻めきろうという姿勢の欠如。サッカーにおいて得点へとつなげるために最も重要な事は、いかにして数的優位になってゴール前でフリーな選手を作るかという事であ

  • 「やっとこさ理解者が見つかったか?」ドイツ・ブンデスリーガ第25節 アウグスブルク-ニュルンベルク

    後ろからのビルドアップとパスワークがさっぱりダメで、攻撃はひたすら頭で競るだけが能の電柱に向かってロングボールを蹴るだけ、たまたまファールをゲットしたらようやく清武が画面に出てきてFKを蹴る、という悲惨なイメージしか無いニュルンベルクなのだが、いつの間にやら降格圏を抜け出し、残留争いのライバルであるアウグスブルクにアウェイで勝つのだからサッカーとは不思議なものである。 まあ、一応守備はシーズン当初のお笑い守備からは劇的に改善し、ドルトムントには0-3で完敗したものの、バイエルンやレヴァークーゼンには1失点で切り抜けたし、特にオーバーラップはするものの守備では不安定要因だったチャンドラーの代わりにバリッチュが右SBに入った事で、清武がより攻撃的なポジションが取れるようになった事も大きいような気がする。 とは言え、この試合では左SBのプラッテンハルトがダメで、アウグスブルクが試合開始から積極的

  • 「香川のハットトリックでレアル戦が混迷に」イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド-ノリッジ

    旅行と録画予約の予測違いですっかり乗り遅れてしまった、香川がノリッジ相手にハットトリックを決めた試合を見てみた。 香川は4-4-2の左SHでの先発だったが、今まで香川がなかなか輝けなかった試合と違っていたのは、まずチームの各選手がスペースへと動きながらパスをつなげようという姿勢が見られた事だろう。 これまでのマンUであれば、前線の選手が動くのはボールを積極的にもらおうと思っている選手だけで、それ以外の選手はだいたい足を止めて傍観しているのが普通だった。それが、ドルトムントやバルサのような連動とまでは行かなくても、ショートパスの交換が出来る流動的な位置関係が取れるようになった事で、香川がリターンパスを返しながらフリーになれるポジションへと動いた時に、チームメイトがまた香川にボールを戻せるようになっていた。 ファン・ペルシだけは、まだ自分がパスをもらってシュートを決めるための動きに終始している

  • 「勝者、審判」アジア最終予選 オーストラリア-日本

    いや~、サッカーというスポーツは選手がボールをゴールに入れることで勝敗が決まるスポーツだと思っていたんだけど、審判が得点や選手の増減を好き勝手に決めるものだとは思わなかったよ(笑)。 まあ、審判の問題を除けば試合内容は非常に拮抗した好ゲームではあった。 オーストラリアは、完全に予測通りロングボールをケーヒルに当ててセカンドボールを拾うスタイルのサッカーで攻めて来た。それに対して日もDFがコンパクトにしようという意欲はあったのだろうが、一度ケーヒルにDFラインを動き出しとスピードで突破されてしまった事により、日はラインを上げられずにバイタルやSBとの間のスペースを使われる羽目になってしまった。 日は最初の20分間続いたオーストラリアの猛攻を何とかしのいでポゼッションを回復したのだが、オーストラリアは自分達が出足で上回れないと分かると、さっと10人でコンパクトなゾーンを作り、狭いスペース

  • 「計算通りにヨルダンを破壊」ブラジルW杯アジア最終予選 グループB 日本-ヨルダン

    前田の先制点は、実に前半18分までに6目を数えたCKから生まれた。 ヨルダン戦の展望で、日はサイドの高い位置に基点を作って、ヨルダンの守備をPAの中まで下げさせてから崩すのが良いと書いたが、全くその通りのプランを遂行し、その通りに大勝して見せたわけで、ザックとしても申し分ない戦いだったのは間違いない。 ただ、さすがにザックは一流のプロ監督だなと思った事は、単にサイド攻撃で相手のラインを下げさせるだけでなく、そこからボールを下げた時にDFラインがPAの外側まで上がろうとするところを、さらに裏を突く攻撃でズタズタにしてしまったところだ。 ヨルダンは、攻撃時は2トップで守備時は4-1-4-1になって日にバイタルを使わせない狙いで入り、序盤は厳しい当たりと攻撃への素早い切り替えで日にペースを握らせなかったが、その勢いもたったの10分ほどしか続かなかった。 4-1-4の部分で2ラインを作るの

  • 1