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ブックマーク / www.foocom.net (49)

  • NHKのコラーゲン番組への疑問 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 NHKの番組「ガッテン」が、睡眠薬を用いて糖尿病の症状改善を図る、という内容を流し、3月1日の放送冒頭で謝罪しました。この睡眠薬は、糖尿病患者の症状改善に処方できるものではなく、厚労省も口頭で指導したと報じられています。 しかし、今回取り上げるのはこの話ではなく、お詫びの後に放送された「決定版!コラーゲン100%活用SP」。これもまた、科学的な妥当性を疑われる中身でした。 ●注目されているのは、特定の「ペプチド」の効果 番組では、「効く」を信じている、という意見と信じていない、という意見があることを最初に示し、でも「スーパーパ

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  • 株式会社東洋新薬から謝罪と削除の要請がありました

    事務局 2015年7月8日 水曜日 キーワード:品表示 FOOCOMは2015年6月19日、複数の機能性表示品に関する疑義情報と消費者庁への要望を、同庁に提出しました。これについて、株式会社東洋新薬(社・福岡市)法務部から「事実無根であり、営業上の不利益を被っているため、直ちに申し入れを撤回し、ホームページなどからの削除と謝罪を求める」との文書が配達証明付きで来ました。同年6月26日付で発送されたもので、同7月3日に受領しました。 私たちは同社の製品に関して、事実無根の指摘をしたとは考えておらず、文書の撤回や謝罪をするつもりはありません。そのため、リンク総合法律事務所の山口貴士弁護士を代理人として同7月6日付で回答書を同社に送付しました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (7月13日追記)その後、株式会社東洋新薬のウェブサイトで「一般

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    pycol 2015/07/09
  • グリホサート発がん性ランク付け騒動 諸悪の根源は国際がん研究機関(IARC)の情報隠し

    執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農との周辺情報 白井 洋一 2015年4月15日 水曜日 キーワード:バイテク メディア 発がん物質 農薬 2015年3月20日、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC、部フランス・リヨン市)が除草剤グリホサートを発がん性評価基準のグループ2A(人に対しておそらく発がん性がある)に分類して発表した。この件は3月27日の松永編集長のコラムで詳しくとりあげている。 松永さんはIARCのランク付けが即、人への発がんリスクの高いことを示すものではなく、詳細を正確に伝えないメディアの記事に惑わされないようにと注意喚起している。確かにそのとおりかもしれないが、今回の騒動でもっとも悪いのは、メディアではなく、発表と同時に根拠情報をきちんと公表

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    pycol 2015/04/17
  • 腸内フローラ番組を基に、消費者が情報を読み解く“秘訣”を考えてみた | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 NHKスペシャルで2月22日、「腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー」が放映されました。ウェブサイトの番組紹介では、「腸の中には実に100兆匹以上、数百種類もの細菌が住んでいて、その細菌の出す物質が、私達の美容や健康に様々な影響を及ぼしていることが分かってきました。がんや糖尿病などの病気から、肥満やお肌のシワなどの体質まで。さらには、その影響は脳にまで及び、うつ病とも関係しているのではないかと考えられています」と伝えています。 実際の番組は、さまざまな研究者が登場し「こんなすごいことがわかってきた」と研究成果が紹介され、スタジ

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    pycol 2015/02/28
  • 環境ホルモンその後 ビスフェノールAはどうなった?

    執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農との周辺情報 白井 洋一 2015年2月4日 水曜日 キーワード:バイテク メディア メス化するオス、精子数の減少、警告「奪われし未来」など1990年代後半から2000年代半ばにマスメディアを賑わした環境ホルモン。正式には「外因性内分泌かく乱物質」と言い、環境中の化学物質がヒトや動物の体内に入って、ホルモンバランスをかく乱し代謝や生殖に悪影響を与える。 最近、ほとんど話題にならないが、環境省は毎年、内分泌かく乱物質の公開セミナーを開いている。今年も1月15日に欧州(フランス)と米国の研究者を招いて計5題の発表があった。 フランス ビスフェノールAの使用全面禁止に 最初に講演したフランス・品環境労働衛生安全庁(ANSES)のゴンバート博士は欧

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    pycol 2015/02/06
  • 粉ミルクの中のトゲ状の異物、その意外な正体とは?

    瀬古 博子 2015年1月13日 火曜日 キーワード:メディア 昨今、ペヤングの害虫、マックチキンナゲットのビニール片、和光堂ベビーフードのコオロギなど、品の異物混入が話題になっています。 メディアの報道ぶりは当初、マクドナルド社の記者会見が生中継されるほどの盛り上がりでしたが、混入事案があまりに続出したためか、 “マスコミは「騒ぎすぎ」では? 「異物混入」報道ラッシュに消費者から冷めた声も”(J-CASTニュース 1月8日) といった状況にもなり、 “品異物混入 企業も消費者も冷静に対応を”(読売新聞1月9日)という論調も出てくるなど、クールダウンしつつあります。 品に関連した仕事をしている人にはよく知られているとおり、異物混入はさまざまな原因で起こりうるものです。混入物は、製造工程で使用する器具や機械の部品の破片、原料の袋の一部だったり、害虫が入り込むことも。 ただし、すべての異

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    pycol 2015/01/27
  • 無添加パンってなんだ?・・・朝日新聞の妙な記事 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 朝日新聞に妙な記事が出ました。無添加にこだわり19年 杉並のパン屋が閉店という見出しです。 自家製酵母が自慢のパン店が閉店。添加物を入れたパンで湿疹ができた経験を経て、無添加パンのベーカリーコンサルタントに。国内外に400店近くを開き、さらに19年前に東京・杉並に自分の店をオープン。福島原発事故後は、「原材料の安全性が保てない」と休業し、再開後は原材料の放射性物質の検査をしていたという。店を閉めた後は体調を整え、コンサルタント業を再開する——というのが記事のおおまかな中身です。 変だなあ、と思うことは二つあります。まずは、この

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    pycol 2015/01/09
  • 福島の米の全袋検査、放射性セシウムはほぼ検出されず | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 2014年産の福島の米の放射性セシウム全量・全袋検査がほぼ終わった。 検査は8月21日からはじまり、12月24日現在、1067万7199点がスクリーニング検査された。その結果は、99.98%にあたる1067万5310点が測定下限値である25Bq/kg未満。25〜50Bq/kgが1855点(0.02%)、51〜75Bq/kgが11点(0.0001%)、75Bq/kgを超える米は出ていない。 これは、素早く効率よく測定して行くスクリーニング検査の結果。このスクリーニングで、100Bq/kgを超える可能性を完全には否定できない、とい

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    pycol 2014/12/26
  • アクリルアミドの発がん性問題 「ポテチに多い」で慌てる必要はない | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 品中に含まれる化学物質アクリルアミドの発がん性について、毎日新聞が10月4日、記事を出した。リテラというサイトでも、取り上げられている。 だが、これらの記事、いろいろと問題があるように思う。アクリルアミドについては、参考にすべき信頼できるサイトがさまざまあるので、それらを紹介しながら解説したい。 毎日新聞は、品安全委員会の化学物質・汚染物質専門調査会に設置されている化学物質部会第6回会合の内容を基に報じている。同部会は、昨年1月からアクリルアミドの評価を続けており、第6回会合も継続審議となった。 会合で検討された評価書案は

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    pycol 2014/10/06
  • 日本人と減塩 4日の「クローズアップ現代」は必見です! | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 東京大学大学院医学系研究科の佐々木敏教授から、4日のNHK「クローズアップ現代」に出ます、とお知らせをいただいた。テーマは「道は険しいけれど… ~“減塩社会”への挑戦~」だ。 おそらく、減塩というのは日人の健康にとってもっとも重要な改善ポイントの一つだろう。塩(塩化ナトリウム)を多く摂取して行くと、確実に血圧が上がって行くという明確な科学的根拠、エビデンスがある。それが、心血管疾患につながる。 日人は、国内外の調査で塩摂取量の多さが指摘されてきた。マスメディアはやれトランス脂肪酸フリーだ、無添加だ、とはやし立て、消費者

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    pycol 2014/09/04
  • 消費者委員会・第2回食品WG 佐々木 敏先生の説明に委員が「目からウロコ」

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 品表示・考 森田 満樹 2014年7月10日 木曜日 キーワード:栄養 品表示 トランス脂肪酸の表示について検討を行っている消費者委員会・品ワーキンググループ(WG)。第1回は4月に開催されましたが、科学ベースで議論されたとは言い難いものでした。そして迎えた第2回目が、2014年7月1日に開催されました。 今回は東京大学大学院医学系研究科 佐々木 敏教授からのヒアリングです。前回とは正反対で科学ベースの説明に、消費者委員の中から選出された3名のWG委員からは「目からウロコ」「摂取量が大事だということがわかりました」との意見が出ました。ようやく軌道修正の兆しが出てきたのでしょうか? 佐々木教授の当日資料は「日人におけるトランス脂肪酸摂取量の実態と健

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    pycol 2014/07/12
  • 「新たな食品の機能性表示制度」の行方を憂慮する(高橋久仁子さん)

    昨年(2013年)の6月5日に規制改革会議が「一般健康品の機能性表示を可能とする仕組みの整備」を盛り込んだ答申を発表し、6月14日には「規制改革実施計画」が閣議決定されました。いわゆる「健康品」に機能性表示を認めることが日経済の活性化をもたらし、健康長寿社会の実現に寄与するとのことです。消費者庁には「新たな品の機能性表示制度に関する検討会」が設けられ今年の6月26日には第7回の会合が行われました。 1年を経て、とにかく新たな制度ができようとしている今、「健康品」に苦言を呈し続けてきた立場から現状を整理してみました。 2.特定保健用品の効果は限定的 foocom読者のみなさまはご存じのことですが、特定保健用品(トクホ)と栄養機能品を例外として品に「効能・効果」的な文言、すなわち「機能性」を書くことはできません。何らかの保健効果を期待して経口摂取する「健康品」も同じです。

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    pycol 2014/07/04
  • 「安全なのは放射線量がゼロの時だけ、論文に書いてある」小笹論文を勝手に脚色したがん細胞研究者

    執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農との周辺情報 白井 洋一 2014年6月25日 水曜日 キーワード:バイテク 添加物 発がん物質 農薬 科学者や研究者が他人の論文の図や表を引用する際にはルールがある。たとえば白井(2012年)の論文の図や表をそのまま引用するときは、「白井(2012)を引用」でよいが、図や表の一部を抜き出して改変したり、表で示されたデータを図に書き換えたときは(その逆もおなじ)、「白井(2012)を改変」とか「白井(2012)をもとに筆者が作成」と断らなければならない。これは科学の世界では常識で、ルール違反はイエローカードになる。即一発退場(レッドカード)ではないが、ルールそのものを知らないのか、知っていて違反をくり返すような科学者はまず信用できない人物と考え

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    pycol 2014/07/02
  • 結局なにが問題だったのか?〜冷凍食品の農薬混入事件1  | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 マルハニチログループの「株式会社アクリフーズ」の冷凍品に、農薬が高濃度で混入していた事件について、原因と対策を検討してきた「第三者検証委員会」が5月29日、最終報告書をまとめて発表した。事件が明らかになった昨年末からちょうど5ヶ月で、一区切りがついた。アクリフーズやマルハニチロホールディングスら関連6社も統合して今年4月、「マルハニチロ株式会社」としてスタートした。 (アクリフーズ「農薬混入事件に関する第三者検証委員会」のページ、マルハニチロウェブサイト) 私は、委員として検証作業に加わった。計11回の会合と群馬工場視察で、

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    pycol 2014/06/14
  • ピアレビュー論文とは STAP細胞騒動からの教訓

    執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農との周辺情報 白井 洋一 2014年4月2日 水曜日 キーワード:バイテク メディア 発がん物質 理化学研究所のSTAP細胞論文が話題になっている。写真の意図的合成や記述の無断引用などいろいろ指摘されているが、このような低次元の疑惑のまえから、この分野の専門家は「分化したはずの体細胞に再構成遺伝子の指紋がないのはおかしい」と指摘していた。一流科学専門誌であるネイチャー誌に載ったので大騒ぎになったのだが、専門家が読めばすぐに気づくような問題点を、論文を事前に審査した査読者はおかしい、不備があると見抜けなかったのか? 査読者や編集部にも問題があったと私は思う。 ピアレビューされた論文とは GMO Compass (2013年7月22日)の「ピアレビ

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    pycol 2014/04/03
  • 消費者はもっと怒るべきだ〜アクリフーズ事件 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 なぜ、消費者はもっと怒らないのだろう? マルハニチロホールディングスが率いる「アクリフーズ」の農薬混入事件である。私は不思議で仕方がない。 15000ppmや26000ppmという検出濃度から見て、これは犯罪に違いない。斎藤勲さんが誌コラムで書いている通り、マラチオンが品の1.5%や2.6%を占めていたのだ。農薬製品の原液をそのままかけるようなことをしないと、この濃度にはならない。 犯罪者はどんな国であってもどんな社会であっても存在する。企業も100%防ぐのは難しい。以前にもこうした混入事件はあった。中国の冷凍餃子事件もそ

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    pycol 2014/01/17
  • コロッケのコロモの2.6%、中身の0.4%がマラチオンだった!!

    執筆者 斎藤 勲 地方衛生研究所や生協などで40年近く残留農薬等品分析に従事。広く品の残留物質などに関心をもって生活している。 新・斎藤くんの残留農薬分析 斎藤 勲 2014年1月9日 木曜日 キーワード:メディア 発がん物質 農薬 「コロッケのコロモの2.6%、中身の0.4%がマラチオンだった!!」来ならばこのような形で表現すべきものではないだろうか。㈱アクリフーズ群馬工場製造のコロッケから検出された、マラチオンの濃度である。1月7日のメディアの見出しには、コロッケのコロモ部分から260万倍、中身が40万倍のマラチオン検出となっているが、何の260万倍かもわからないし、その異常さも伝わってこない。 農薬の残留基準は、適用作物に使用する際の適正管理として基準が設定されている。その基準値を使って、それぞれのべる量をかけて全てを合算にした値が、1日摂取許容量(ADI)を下回っていれば、

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    pycol 2014/01/11
  • 「食品が危ない!」ブームの空騒ぎ | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 「品が危ない!」ブームが再燃してきたようだ。「品の安全性が落ちている」というような、実体のある話でなく、をめぐる空騒ぎ。いったい何度目のブームだろうか。偽装表示問題も大きなきっかけとなったのだろう。「成形肉には品添加物が使われていて、知らないうちに大量にべさせられている」「やっぱり品業者はあくどい。どうせ、なんでも偽装だろう」というようなロジックが目立つ。 その科学的な誤りを指摘していたらきりがないのだが、総じてやっぱり、その批判論法はお粗末すぎる。さすがに、新聞やテレビでは、そこまで非科学的な話は通用しないように

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    pycol 2013/11/30
  • 消費者庁・健康食品の誇大広告禁止の留意事項案 パブコメ募集中(12月1日まで)

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 品表示・考 森田 満樹 2013年11月16日 土曜日 キーワード:健康品表示 消費者庁が11月1日、「いわゆる健康品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について(案)」公表しました。現在パブリックコメントの募集中で12月1日(日)が締切日となっています。 この留意事項案は今後、健康品の虚偽・誇大広告を厳しく取り締まっていくための基となるものです。これによって私たちの身のまわりに氾濫する悪質な情報が排除されることを期待したいのですが、パブコメを出そうと内容をざっと見たところ、従来のガイドラインからどう変わったのか、ポイントがよくわかりません。確かに絵図や具体例は増えてわかりやすくなっているようですが…。そこで消費者庁の担当者に話を

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    pycol 2013/11/19
  • 阪急阪神ホテルズのメニュー表示 何が問題だったのか(上)

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 品表示・考 森田 満樹 2013年11月1日 金曜日 キーワード:健康栄養 添加物 農薬 品表示 阪急阪神ホテルズが10月22日、メニュー表示と異なる材を使用していたことを発表し、わずか1週間でトップが辞任を表明する事態になった。記者会見の内容は品表示に関する認識不足を露呈するもので、「偽装ではなく誤表示」という弁明でさらに信頼を損ねることになった。 記者会見を見ていると、2007年に頻発した品の偽装表示事件を思い出す。あのときもトップの説明がまずくて問題が大きくなり、他社でも次々と偽装表示が明らかになり、品事業者全体に対する信頼が大きく損なわれることになった。今回も連鎖的に拡大する可能性があり、消費者は外のメニュー表示に疑心暗鬼にな

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    pycol 2013/11/02