ある時、システムトラブルが発生し、オフィス中が対応に大わらわな状態になっていました。右往左往な騒動の中、配属されたばかりの新人がひとりぽつねんと、自席で所在なさげにしています。 隣の部署の先輩がその様子を見かねて、声を掛けます。 「君、何しているんだ。トラブル発生中なんだろ?先輩たちを応援して来いよ!」 「あ、わかりましたっ」と席を立つ新人。 しかし、数分後、その新人は自席に平然と座っています。 再び、隣の部署の先輩が尋ねます。 「もう終わったのか?いいのか?席に座ってて」 「はい、応援してきました」 「ん?」 「先輩たちのところに言って、”がんばれー”と言ってきましたっ^^」 ・・・・嘘のようなホントの話です。 これ、2008年にある人事の方からお聞きしたお話です。 「新入社員に日本語が通じないことがあるんですけど、どうしたもんでしょうかねぇ」という嘆きとともに。 「応援してこい」 「頑