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#21世紀の資本の検索結果1 - 19 件 / 19件

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#21世紀の資本に関するエントリは19件あります。 経済映画政治 などが関連タグです。 人気エントリには 『トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと』などがあります。
  • トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと

    世界全体で売上部数250万部を超えた異例の経済書『21世紀の資本』が映画となって3月20日から日本で公開される。原作者のトマ・ピケティが映画公開に先立ってパリで催された試写会・トークイベントに登場し、新型コロナウイルスや中国における検閲、米国の政治状況について語った。 分厚い本を読まない人にも格差について知ってほしい 行列に並んで店に入ったものの、買いたかった商品は棚にない。マスクや消毒用アルコール、トイレットペーパーのことではない。店の棚はほぼ空っぽ。食べられそうにない悪臭のする肉などが売られているだけだ──。 映画版『21世紀の資本』は、共産主義体制が崩壊した東側諸国のそんな悲惨な光景から始まる。原作者のトマ・ピケティは学生時代に、そんな東側諸国を旅して、内側からその惨状を見たと映画で語る。 「共産主義の欺瞞が白日のもとに晒され、資本主義が支持されることになりました。ただ、問題はそれが

      トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと
    • ピケティ『21世紀の資本』: r>g は格差の必要 or 十分条件か? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

      21世紀の資本 作者:トマ・ピケティ発売日: 2015/04/27メディア: Kindle版 新年仕事始め前の小ネタ。ツイッターでこんなのみかけたのよ。 このツイ主は、浅田論文を読んでおくことでどういう知見を得るべきなのか、ここで採りあげているネット番組の問題提起に対してそれがどう関係してくるのかは明記していない。けれど、文脈から判断して、これは日本で r>g が顕著になってきたことなんか重視すべきじゃない、それで格差なんか増えない、こんなんで騒ぐやつは煽りだ、と言いたいのだろうとぼくは判断する。 さて、この人がツイートないで言及している論文はこれだ。 core.ac.uk ちょっと待った、これ、COREか! ワタクシが座興で訳していたら「金払わないと訳しちゃダメ」と言ってそれを潰しやがった……まあいいや。勝手にやってたことだから仕方ないんだけど。が、閑話休題。 (なんか別物らしい。とばっ

        ピケティ『21世紀の資本』: r>g は格差の必要 or 十分条件か? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
      • 町山智浩 映画『21世紀の資本』を語る

        町山智浩さんが2020年3月24日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でトマ・ピケティの著書の映画化作品『21世紀の資本』を紹介していました。 (赤江珠緒)町山さん、どうですか、アメリカは? (町山智浩)アメリカはロックダウンという都市閉鎖状態になって1週間ちょっと経ちました。あと2週間ちょっと続くことになると思うんですが。 (赤江珠緒)そうか。じゃあ町山さん、買い物とかに行くぐらいであとは出られないってことですか? (町山智浩)行けるのは買い物だけですね。図書館から何から全部閉まっているんで。映画館も全部ね。普通の洋服屋さんとかももちろん全部閉まってますよ。 (山里亮太)これ、いつぐらいまでとか全く言われないんですか? (町山智浩)一応、4月頭までと言われてるんですけど。でも感染がどのぐらい広がるかによって延びると言われてますね。 (赤江珠緒)それに対して、その市民の声みたいなのはどんな

          町山智浩 映画『21世紀の資本』を語る
        • ピケティ「21世紀の資本」が映画化された背景

          ピケティ教授が指摘する現代の資本主義社会は、わずか数パーセントの金持ちに富が集中してしまい、それ以外の富を持たざる者たちと分断されてしまっているというもの。 ピケティは過去300年のデータを駆使して、資本収益率が経済成長率を上回る「r>g」という不等式で、資本主義の矛盾を表現。そうした社会のありようについて経済、歴史の両面からひもといてみせた。 そして先行きが不透明な時代を生き抜くためのヒントを得ようと、多くの人が書籍を手にした。だが、ピケティ教授がおよそ15年かけて完成させたという著書は、日本版で728ページ、定価が6050円(税込み)というなかなかのボリュームで、読みこなすことが難しかったという声もしばしば聞こえてきた。 原作者のピケティ自ら出演・監修 それでも「世界の知識人にとっての必読書」と言われる本書をなんとか読み解こうと、多くのサブテキストや解説書が発売され、書店にも多く並んで

            ピケティ「21世紀の資本」が映画化された背景
          • 映画『21世紀の資本』 <予告編&場面写真解禁> 働いても豊かになれないのはなぜ!? この世は仕組まれている・・・・ 衝撃の真実をピケティが暴く!!

            映画『21世紀の資本』 <予告編&場面写真解禁> 働いても豊かになれないのはなぜ!? この世は仕組まれている・・・・ 衝撃の真実をピケティが暴く!! エンタテインメント・音楽関連 (株)竹書房は、フランスの経済学者トマ・ピケティ著による大ベストセラー『21世紀の資本』を映像化したドキュメンタリー映画の日本における権利を、映画配給会社(株)アンプラグドと共同で取得、3月20日(金)より新宿シネマカリテ他全国順次公開致します。 2014年に日本でも発売され一大ブームを巻き起こした経済学書「21世紀の資本」。フランスの経済学者トマ・ピケティが出版し、史上最も重要な経済学書として世界中から称賛を浴びた。しかし、700ページという超大作のため、完読が難しいというのも有名な話である。そこで著者のピケティ自身が監修から出演までこなし、一般の人も五感だけで理解できるよう完全映画化!著名な経済学者とともに、

              映画『21世紀の資本』 <予告編&場面写真解禁> 働いても豊かになれないのはなぜ!? この世は仕組まれている・・・・ 衝撃の真実をピケティが暴く!!
            • 映画『21世紀の資本』公式サイト

              『ウォール街』『プライドと偏見』『レ・ミゼラブル』『ザ・シンプソンズ』『エリジウム』…。 700ページを超える原作本とは異なり、映画版『21世紀の資本』は名作映画や小説などをふんだんに使い、過去300年に渡る世界各国の歴史を”資本”の観点から切り取ってみせる。世の中が成熟すると資本主義は平等になる、というクズネッツの定説をひっくり返した原作者トマ・ピケティは、「現代は第一次世界大戦前の不平等な時代に戻ってしまっている」と警鐘を鳴らす。 日本でも大きな社会問題となっている「格差社会」の真相を分かりやすく描いた、唯一無二の”学べる”映画。ピケティ自身が映画の監修・出演をこなし、世界中の著名な政治・経済学者とともに本で実証した資本主義社会の諸問題を映像で解説。�世の中に『渦巻く格差社会への不満や政治不信。誰も正しく教えてくれなかった本当の答えがこの映画にはある。ピケティとの共同作業で、ニュージー

                映画『21世紀の資本』公式サイト
              • 町山智浩 映画『21世紀の資本』を語る

                (町山智浩)ねえ。そういうことになっちゃうんですよ。だって、いい大学にも行けないわけだし。コネとかもないから、何もない人が政治家になるのってものすごく難しいわけですよね。それを突破する方法として、昔は2つの方法があったんですよ。ひとつは労働組合。ひとつは宗教団体。今、残ってるのは宗教団体だけですよ。 (赤江珠緒)そうですね。そうですね、昔の政治家の人ではいましたよね。労働組合出身の方とかね。 (町山智浩)そう。労働組合の人はいっぱいいたから、その人たちを票田にして政治家になれたんだけど今は労働組合はほとんど滅んでしまったから。で、その労働組合が滅んだ理由っていうのは企業が利益を上げられないから、労働者の給料あげすぎてるからっていうことで、どんどんどんどんと80年代から労働組合が圧迫されていったんですね。で、「企業は利益をあげることが素晴らしいことなんだ」ってことで、株価がどんどんと上がるよ

                  町山智浩 映画『21世紀の資本』を語る
                • 『21世紀の資本』著者、トマ・ピケティが考える“格差の問題”「所得格差のばらつきを『自然』の要因に帰すことは…」 | 文春オンライン

                  世界的ベストセラー『21世紀の資本』の著者、トマ・ピケティ。『自然、文化、そして不平等——国際比較と歴史の視点から』(文藝春秋)では、「格差」について考察している。ここでは本書を一部抜粋して紹介。所得格差が最も少ない地域、最も多い地域はどこなのか。 ◆◆◆ では、所得から始めよう。ここでは、上位10%の所得がその国の所得全体に占める比率という比較的単純な指標を見ていく。 完全に平等な社会では、定義からして所得上位10%は人口の10%を占め、その所得が全体に占める比率も10%になるはずだ。対照的に完全に不平等な社会では、上位10%がすべての所得をさらってしまい、全体に占める比率は100%になる。もちろん、現実はこの両極端の間のどこかにある。 図1には、上位10%の所得がその国の所得全体に占める比率を5段階に区分して示した。比率が最も低い、すなわち平等に近いのは北欧で、20~30%だった。最も

                    『21世紀の資本』著者、トマ・ピケティが考える“格差の問題”「所得格差のばらつきを『自然』の要因に帰すことは…」 | 文春オンライン
                  • ピケティはマルクスを超えられるか──映画『21世紀の資本』を考察する

                    ピケティが自らの主著を映画化したその意図は何だったのか (C)2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved <ピケティの最終的な目的は、明らかに政策実現にあった。この映画は、ピケティ主義の啓蒙的宣教のための手段であり、ある種のプロパガンダである...> 新型コロナ感染拡大によって公開が中止されていた、トマ・ピケティによるベストセラー『21世紀の資本』に基づくドキュメンタリー映画が、5月末より再公開された。日本でも数多くの読者を獲得したこの本の内容それ自体については、改めて論評する必要もないであろう。本稿では、その内容の是非についてではなく、ピケティはそれを映画化することでいったい何を意図したのか、そしてその企画意図はどこまで果たされたのかを、筆者が考える意味での経済政策学の観点から考察してみたい。 この経済政策学と

                      ピケティはマルクスを超えられるか──映画『21世紀の資本』を考察する
                    • 「21世紀の資本」の死角 格差の原因、相続より独占 Global Economics Trends 編集委員 前田裕之 - 日本経済新聞

                      フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏は著書「21世紀の資本」で、「r(利子や配当などとして分配される資本収益率)>g(経済成長率)」という不等式を示し、格差拡大の原因を解明した。著書では、不等式の正しさを膨大なデータで裏付けている。世界中で反響を呼び、格差問題を考えるには欠かせない著書となっているが、当初から異論もあった。東京大学の福田慎一教授は、格差拡大の要因は別にあると指摘する論文に注目する

                        「21世紀の資本」の死角 格差の原因、相続より独占 Global Economics Trends 編集委員 前田裕之 - 日本経済新聞
                      • 2020年7月24日鑑賞映画『21世紀の資本』『海底47m 古代マヤの死の迷宮』『WAVES ウェイブス』『WAR ウォー!!』『アンチグラビティ』

                        映画『21世紀の資本』 フランスの有名な経済学者トマ・ピケティ著作『21世紀の資本』を映画化した社会派ドキュメンタリー。 『21世紀の資本』【鑑賞前】 数年前に出版された著書を図書館で借りて読みましたが、途中で断念しました。あまりにも分厚く、しかも読み進めるうちに難しくなったからです。ですから映画化されることにとても嬉しく思いました。予告映像を観て「ドキュメンタリーだね」感じがしたのと、撮り方が『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』を彷彿させました。 『21世紀の資本』【鑑賞後】 とても衝撃的な内容でした。わたしたちがいくら努力しても、豊かにならない理由がわかりました。この先も豊かになるとは限りません。20世紀の二つの大戦は中間層を作り出し、人々を幸せにしたことは確かですが、その反動が必ず来るっていう理由がわかりました。富める者はますます豊かになり、貧乏人はますます虐げられるという構図が永

                          2020年7月24日鑑賞映画『21世紀の資本』『海底47m 古代マヤの死の迷宮』『WAVES ウェイブス』『WAR ウォー!!』『アンチグラビティ』
                        • 働いても金持ちになれないのはなぜ?格差拡大の秘密暴く『21世紀の資本』公開決定|シネマトゥデイ

                          格差はどうして広がるの? 『21世紀の資本』ティザービジュアル - (C)2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved フランスの経済学者トマ・ピケティの世界的ベストセラーを、著者自らの監修により映画化した社会派ドキュメンタリー『21世紀の資本』が、3月20日より日本公開されることが決定した。 原作「21世紀の資本」(みすず書房)は、ピケティが膨大な時間をかけて収集したデータを基に格差について論じた書籍。日本でも2014年に出版されブームを巻き起こしたが、700ページ以上の超大作とあって、完読が難しいことでも知られている。 そんな超大作を、著者のピケティ自身が監修から出演までこなし、一般の観客にも理解ができるように映画化。本で実証した理論を、難しい数式は使わずに映像化しており、映画や小説などポップカルチャーの要素を

                            働いても金持ちになれないのはなぜ?格差拡大の秘密暴く『21世紀の資本』公開決定|シネマトゥデイ
                          • 【格差やべーぞ!】映画「21世紀の資本」を観てきた!【超雑感想】 - 転んでもただでは起きない日常

                            映画「21世紀の資本」を観てきた 数年前にちょっとしたブームになったじゃないですか? トマ・ピケティの「21世紀の資本」。 ちなみにワタシ、 まったくといっていいほど興味がありませんでした! つーか、お金とか経済とか頭が痛くなるので考えたくないタイプです! まあいまだに苦手ではあるのですが、2年前から自分で投資を始めて、やっと少し興味が出てきたんですよね。お金に関して。 えっとー・・・ その程度の脳みそちゃんで観てきました。 映画「21世紀の資本」を!!!! (たまたま時間が合ったからという理由です…) 『ウォール街』『プライドと偏見』『レ・ミゼラブル』『ザ・シンプソンズ』『エリジウム』…。 700ページを超える原作本とは異なり、映画版『21世紀の資本』は名作映画や小説などをふんだんに使い、過去300年に渡る世界各国の歴史を”資本”の観点から切り取ってみせる。世の中が成熟すると資本主義は平

                              【格差やべーぞ!】映画「21世紀の資本」を観てきた!【超雑感想】 - 転んでもただでは起きない日常
                            • 連載「21世紀の資本主義論・序説」、第2回を公開します!|吉原直毅

                              【本連載について】                             日本を覆う閉塞感の、半端ない増大。その根源を問うことは、資本主義の原理的な仕組みを問うことでもある――。21世紀を生きる私たちにとっての資本主義論の構築を目指し、これから半年ほどにわたって、経済学者の吉原直毅さんが随時連載していきます。ご愛読を!                なお、本文において〔ⅰ〕のようにローマ数字を付した用語には、本稿末尾にその解説を付してある。             (筑摩書房編集部) 第2章 資本主義の基本的定義 2.1 近年の「資本主義の危機」論 ■日本経済新聞による資本主義の「第3の危機」論 2022年元旦の「日本経済新聞」第1面に「資本主義 創り直す」という大見出しが付された記事が掲載され、「資本主義が3度目の危機に直面している。成長の鈍化が格差を広げ、人々の不満の高まりが民主主義

                                連載「21世紀の資本主義論・序説」、第2回を公開します!|吉原直毅
                              • ピケティ『21世紀の資本』が異色の映画化、世界で広がる「格差」の正体とは? – MONEY PLUS

                                2014年に発売された、フランスの経済学者トマ・ピケティによる『21世紀の資本』。世界的に社会問題化する格差を論じたこの本は、世界で300万部のベストセラーとなり、日本でも大きな話題となりました。 その『21世紀の資本』が映画化され、3月20日に公開されました。日本語版で700ページ超、厚さ4センチの経済書は、果たしてどう映像化されたのでしょうか? 明治大学准教授でエコノミストの飯田泰之氏に『21世紀の資本』を解説していただきました。 ピケティが示した「r>g」とは? ――そもそもですが、『21世紀の資本』には何が書かれていたのでしょうか? 『21世紀の資本』はベストセラーとなりましたが、そこではマルクスの『資本論』のような壮大な理論が展開されているわけではありません。歴史データをしっかりと分析した本で、あそこまで売れたのが不思議なくらい。よく言えば玄人好みの、有り体にいえば地味な本なんで

                                  ピケティ『21世紀の資本』が異色の映画化、世界で広がる「格差」の正体とは? – MONEY PLUS
                                • 3分でわかる! ピケティ『21世紀の資本』

                                  河合塾やその他大手予備校で「日本史」「倫理」「現代社会」などを担当。 中央大学文学部哲学科卒業後、上智大学神学部に学ぶ。 歴史をはじめ、哲学や宗教などのわかりにくい部分を読者の実感に寄り添った、身近な視点で解きほぐすことで定評がある。 フジテレビ系列にて深夜放送された伝説的知的エンターテイメント番組『お厚いのが、お好き?』監修。 著書『日本史《伝説》になった100人』(王様文庫(三笠書房))、『図解でわかる! ニーチェの考え方』、『図解 世界一わかりやすい キリスト教』『誰でも簡単に幸せを感じる方法は アランの『幸福論』に書いてあった』(以上、KADOKAWA)、『超訳 哲学者図鑑』(かんき出版)、『オッサンになる人ならない人』(PHP研究所)、『哲学の小径―世界は謎に満ちている!』(講談社)、『空想哲学読本』(宝島社文庫)など多数。 読破できない難解な本がわかる本 びっくりするほど役に立

                                    3分でわかる! ピケティ『21世紀の資本』
                                  • ピケティ「21世紀の資本論」が指摘したこと-なぜ1%への富の集中が加速するのか- | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

                                    論考 マクロ経済・経済政策 ピケティ「21世紀の資本論」が指摘したこと-なぜ1%への富の集中が加速するのか- December 21, 2014 政治 民主主義 歴史 資本主義 今後、数十年議論の対象になる重要な本 「資本論」全体の問題提起を行うというのが、私に割り当てられた分担だったが、実際には、このプレゼンテーションを準備する中で、自分で問題提起し、それに対する自分なりの考え方にまで触れることになった。 ピケティは「新しい資本論」を書こうとした。この本はすでに全世界的に話題になっているが、おそらく、今後、数十年議論の対象になる重要な本だ。 私は2000年頃からピケティの研究には注目し、特に所得分配の問題に注目しながら論文をいくつも読んできたし、講義でも解説などをしてきた。自分の今までの研究と似ている部分も異なる部分も、違和感を覚える部分もあるため、この研究会ではそういった点を突き詰めて

                                      ピケティ「21世紀の資本論」が指摘したこと-なぜ1%への富の集中が加速するのか- | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
                                    • 町山智浩 映画『21世紀の資本』を語る

                                      (町山智浩)そうなんですよ。だからフォードは高級車とかをずっと作らなかったんですよ。フォードが意図的にやったのは、彼らが共産主義が嫌いだったからなんですよ。ちゃんと自分たちで再分配をやらなければ、共産主義に革命を起こされてしまう。で、もちろんさっき言ったニューディール政策もそうで、このままだと貧乏な人たちがたくさん増えて革命を起こってしまう。そうならないように……つまり資本主義を守るために再分配を国家がやったんですよ。 (赤江珠緒)ああ、はい。 (町山智浩)という2つの例があるんですね。で、中流が大きくなっていくとどうなるか? たとえば将棋だと「王将」がひとつだけあって……100%のうちの1%だけが金持ち(王将)で、残りの99%は全部「歩」みたいなもんなんですよ。将棋だとしたら。でも、中流が増えるっていうことは100%みんなが「角」とか「飛車」とか「と金」とか、そういったものになるっていう

                                        町山智浩 映画『21世紀の資本』を語る
                                      • 働いても豊かになれないのはなぜ?映画『21世紀の資本』公開決定

                                        フランスの経済学者トマ・ピケティの世界的ベストセラーを、著者自ら監修し、ドキュメンタリー監督のジャスティン・ペンバートンを起用して映画化した社会派ドキュメンタリー。 配給:アンプラグド ©2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved 公式サイト:https://21shihonn.com/ #21世紀の資本

                                          働いても豊かになれないのはなぜ?映画『21世紀の資本』公開決定
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