「暑い時こそ熱いものを!」「夏こそみそ汁!」なんて話をよく耳にします。なぜでしょうか? 「頼むから夏こそ熱い味噌汁を飲んでほしい!」3つの理由を、味噌汁屋でもある私からお伝えしたいと思います。 1.夏バテ予防暑いのに、体冷えてませんか? 屋外と室内の温度差、熱帯夜による寝不足と、体がおかしくなりますよね。いわゆる自律神経の乱れってやつです。 消化にも自律神経が関わります。乱れていると食欲も消化力も落ちます。ついつい口当たりの良いそうめんや、冷奴、サラダ、食後にアイスコーヒーやアイスクリームなんかを食べがちです。 冷たいものを食べると、胃腸周辺の血流も悪くなり、胃腸の働きが鈍るので、また食欲が落ちる・・・のループになります。 食事をしたあと、栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます(食事誘発性熱産生=DIT)。そのため食事後は代謝量が増えます。ごはんの後、体がポカポカしますよね。