ノンプログラマーな自分が、大規模言語モデル(LLM)の助力で、初めてまともに動くプログラムを完成させることができました。
今年ローランドが、創業50年を迎えたそうである。ヤマハの創業が明治20年(1887年)、カワイの創業が昭和2年(1927年)であるのに比べると、元々アコースティック楽器メーカーではなく、最初からエレクトロニクスの会社だったので、楽器メーカーとしては意外に新しい。 これを記念して、ローランドでは特設サイトを設けて50年の歴史を振り返っている。 Roland 50th Anniversary ローランドはそれぞれの年代でエポックメイキングな製品をリリースしているのだが、他社の情報が載ってないので、その当時の雰囲気までは分からない。 昨今の製品はみなさんもよくご存じだろう。ここでは中学生の頃からローランドに貢ぎ続けてきた筆者が、あまり良く知られていない1970年代から80年代の歴史を補完してみたいと思う。一緒に特設サイトのページを繰りながらご覧いただければ幸いだ。 この記事について この記事は、
「Dexed」は、オリジナルDX7の完璧なクローンを目標に開発が進められているソフトウェア・シンセサイザー。サウンド・エンジンには“music-synthesizer-for-android”、プラグイン・ラッパーには“JUCE”と、有名なオープン・ソースのコードを使って開発されており、「Dexed」自体もGPL v2ライセンスのもと、ソース・コードが公開されています。 「Dexed」の主な特徴は、以下のとおりです。 ● プラグイン・ラッパーとして、オープン・ソースの“JUCE”を採用。マルチ・プラットホームで、さまざまなプラグイン・フォーマットに対応可能 ● サウンド・エンジンとして、オープン・ソースの“music-synthesizer-for-android”を採用。オリジナルDX7のサウンド・キャラクターを完璧にモデリング ● DX7の144種類のパラメーターを1画面に表示。DAW
DTMにおいて重要な要素であるシンセサイザ。PC上、またiPhone/iPad上で使える数多くのソフトシンセが次々と登場しているので、本当に楽しい限りです。でも、これらのシンセをどうやって使えばいいのか、イマイチよく分からないという人も多いはず。結局プリセット音色を使っているだけという人も少なくないでしょう。 そんな中、本当に初めての人でも楽しくシンセの基本が分かり、直感的に音作りができるiPhone/iPad用のアプリ「I am Synthが登場しました。開発したのは、ニンテンドーDS用のシンセサイザ、DS-10やKORG M01の開発者としても著名なDETUNEの佐野信義さんです。 I am Synthを手に持つDETUNEの佐野信義さん 実際に画面を見ると、とってもシンプルでかわいいユーザーインターフェイス。画面の上半分には7つのパラメーターが、下半分にはキーボードがあるだけの構造。
ブラウザからアクセスするだけで、シンセサイザーやドラムキットの音源を使ってメロディが作れるオンラインシーケンサーが「Acid Machine Beta」です。PCだけでなくスマートフォンやタブレットからもアクセス可能で、シンセサイザートラックが2つと、11種類のドラムキットのリズムマシンが1トラックという、無料とは思えないほどの機能が詰めこまれています。 Acid Machine Beta http://errozero.co.uk/acid-machine/ Acid Machine Betaを使っている様子は以下のムービーに収めています。 「Acid Machine Beta」を使ってみた - YouTube 「Acid Machine Beta」は大きく分けて3つの音源部を搭載しており、16ステップのプログラミングが可能なステップシーケンサーです。上2つのトラックは鍵盤を押したり、各
DAWのプラグインとしてソフトシンセは使っているけれど、基本的にプリセット音色から気に入ったものを選ぶだけで、音色エディットはほとんどしていない……という人はかなり多いと思います。またホントは自分で音作りをしてみたいけれど、難しそうで手を出せていない、パラメータがいっぱいありすぎて、さっぱり分からない……なんて人も少なくないでしょう。 そうした中、Abletonがシンセの仕組み、シンセの音作りの基本を学べるウェブ上の教材、Learnig Synthsを無償で公開しました。すでに英語版はあったのですが、2月4日から日本語版がリリースされ、誰でもウェブ上で使えるようになったのです。必要なものはブラウザのみ。DAWがなくても、シンセがなくてもOK。誰でも簡単にわかりやすく学べるツールになっています。 Abletonがシンセサイザのチュートリアル、Learning Synthsを日本語でサービスス
ABLETONは、シンセサイザー仕組みの基本を無料で学べるWebサイト“Learning Synths”をアップデートした。 Learning Synthsは、音楽理論が学べるLearning Musicに続き、2019年に始動。シンセサイザーを構成する主要な要素(オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFOなど)について、ハンズオンで学ぶことができる。また、コンピューターだけでなくタブレットやスマートフォンにも対応し、ChromeブラウザではMIDIキーボードを使うことも可能だ。 最新版のLearning Synthsでは、作った音をABLETON Live用のプロフェクト・ファイルへ書き出しできるエクスポート機能や、録音機能などが追加された。 エクスポート機能を使うと、Learining Synthsで作成した音をLiveデバイスとして使用できる 追加された新機能 エクスポート機能
新しいシンセサイザーの拠点が、大阪のある地区を中心に形成されつつあることを、あなたはご存知だろうか? そんなのもちろん知ってるぜ! なんて言われると正直困ってしまうよなあ。と、最初の一行を書きつつ、ほんの数日前までそんな事実を全く知らなかった私は思ったわけだが、どうなんだろうか。 最初に異変を確認したのは、シンセサイザー関連書籍の古本屋「ビオンボ堂」のブログである。シンセサイザーがメインというニッチすぎる古本屋が大阪にある。これは一体何のつもりで営業しているのか、ぜひ店主を捕まえて問いただしてみたい。たとえ偏屈な怖い人であったとしても、それは覚悟の上だ。 だが、これしきのことでASCII.jpから大阪への取材費が出るようなことはありえない。そんなことがあろうものなら、地球の自転軸がひっくり返るような、北極のしろくまさんと南極のペンギンさんの立場が入れ替わるような、そんな異変である。だからビ
世界的に人気の無償ソフト・シンセ「Synth1」がアップデート…… Windows版は64bitに対応し、Mac版はAudio Unitsに対応! 純国産ソフトウェア・シンセサイザーとして長い歴史を誇り、世界的に高く評価されている「Synth1」がアップデート。Windows版(Version 1.13 beta1)は待望の64bitに対応し、Mac版(Version 1.13 beta7)は新たにAudio Unitsに対応しました(Mac版は64bitには非対応)。Windows版の64bit対応と、Mac版のAUサポートは、多くのユーザーが待ち望んでいた仕様なのではないでしょうか。最新バージョンの「Synth1」は、Webサイトから無償でダウンロードすることができます。
KORG DSN-12開発チームの皆さん。左から福田大徳さん(コルグ)、金森与明さん(コルグ)、佐野電磁さん(DETUNE)、鈴木秀典さん(プロキオン・スタジオ)、阪上大地さん(コルグ) 今頃はオシロスコープを見ながら「ヤバい」を連発している人、豪華なシンセの編成を活かして曲作りに勤しんでいる人、きっとさまざまな人々が楽しんでいるに違いない。 12台のバーチャル・アナログ・シンセと、3D表示のオシロスコープを載せた、ニンテンドー3DS用のソフト「KORG DSN-12」が、ついに6月25日14時にリリースされた。 が、リリース前の私はこのソフトに関して懐疑的であった。「なぜ3DSのアプリなのか?」「オシロスコープが付いて何か面白いのか?」「3Dに何の意味があるんだ?」「今どきローカル通信だけですか?」と、あらゆる箇所にクエスチョンマークが付いた。 プロデューサーはあの佐野電磁さんで、かつコ
AKAI Professionalが、iPhone・iPod touchを埋め込んで使うシンセ・ワークステーションに変える『AKAI SynthStation25 』を10月29日(金)に発売すると発表しています。 [Source: AKAI ] コンパクトなボディに、25鍵のキーボードとiPhone・iPod touchを挿すためのDockを搭載。 主な特徴は、 ベロシティ対応シンセ・アクション・ミニ・キーボード 別売りアプリ『SynthStation 』と連動 iPhone 4・3GS、iPod touch 第2、3世代に対応 iPhone / iPod touchなしでも、USB-MIDIコントローラとして使用可能 などがあります。 ピッチベンド/モジュレーション・ホイール、RCA端子ステレオメイン出力とヘッドフォン端子も装備。 使用するには、アプリ『SynthStation 』を別
日本国内ではテレビアニメ「リボンの騎士」「ジャングル大帝」、NHK「新日本紀行」などの音楽を手がけ、「トミタ・サウンド」として名を馳せていた冨田勲氏。「セカイのトミタ」の名を一躍知らしめることになったのは「月の光」だろう。まだシンセサイザーという楽器の存在そのものがマイナーだった1974年、ドビュッシーの「月の光」はシンセの玄妙な響きをもとにまったく新しい姿を見せ、日本・アメリカをはじめ世界に衝撃を与えた。 電子音楽をはじめ、新しいメディアに取り組みつづけた冨田氏は、実験的なライブに数多く取り組んできたことでも知られている。1979年には日本武道館での立体音響ライブ「エレクトロ・オペラ」を成功させ、その後は「トミタ・サウンドクラウド(音の雲)」という、ステージの前方・後方・上空のすべてにスピーカーを設置する、とんでもない野外ライブを敢行したこともあった。 そんな冨田氏だからこそ今回のコラボ
「いやいや、そんな誘惑に負けてたまるか」と思いとどまった方は、以下の動画をご紹介します。ほらほら、ロキシー時代のイーノが、ピーヒャラいわせてたアレですよ! ほら! ところが中には「ヤベえとも思わないし、負けてたまるかとも思わねーよ」という方もいらっしゃるでしょう。そのような方に限り、この先の文章を、お時間の許す限りお読み下さい。 さて、iVCS3とは何か。それはヤバいシンセです。より正確に言うなら、70年代の前半にヤバかったシンセを模したアプリです。それがどのくらいヤバいかを、これより陳述します。 「EMS VCS3」「Synthi AKS」がアプリのモデル このアプリは、ロンドンのEMSが製造した「VCS3」という製品がモデルです。iVCS3は、いくつか存在したそのVCS3のバリエーションのうち「The Putney (VCS3)」という本体にキーボードコントローラーを組み合わせ、さらに
パーツを配置して出力までつなげるだけで音が鳴る アプリを立ち上げた初期画面は4段構成になっています。画面上部左にModal Proの使い方を教えるマニュアルウインドウ。画面上部右側にシンセサイザーのパーツを表示するスペース。画面中段には最大8パターンのフィルターセッティングを、シームレスに可変できるフィルターパッドウインドウ。画面下部にキーボードウインドウという配置です。各ウインドウはそれぞれの左隅にあるマークをタップすることで開閉が可能です。 本のアイコンで開閉するマニュアルの内容がとてもわかりやすく、音作りの手順に関してとても丁寧に紹介されています。シンセサイザーの構造がまったくわからない初心者でも簡単に音作りに取り組むことができるでしょう。 基本的な操作はパーツスペースにある6種類のジェネレーターを配置し、2種類の制御系パーツと組み合わせて、それぞれの信号を5種類の信号変形系のパーツ
HTML5 AudioとJavaScriptで作られたシンセ付き8トラックパターンシーケンサー : Sonant Live » 音楽Webサービス(作曲/演奏) [編集] HTML5 Audio と JavaScript で作られたソフトシンセ機能付きの8トラックのパターンシーケンサー Sonant Live を紹介。 HTML5 Audio、Canvas に対応した Chrome、Firefox、Safari、Opera で利用可能です。 主な特徴 音色編集機能がついたトラッカー風のコンパクトな8トラックシーケンサーで、Windows 版 Sonant がベースになっています。 HTML5 Audio と javaScript だけで音声処理を行っている (Flash 未使用) 最大8和音、8トラック・パターンシーケンサー 1パターン32ステップ、1トラックにつき最大10パターンまで作
一般的に木材で作られるギターは材質によって音色が変わることもあるため、どの素材のギターを選ぶかはギタリストにとって重要です。そんなギターを世界で初めてチタン合金で製作し、ボディとヘッドを取り払った斬新なデザインのギターが「Gittler guitar」です。 The World's First All Titanium Guitar - With No Body Or Neck by Russell Rubman - Kickstarter http://www.kickstarter.com/projects/gittler/the-worlds-first-all-titanium-guitar-with-no-body 全体像はこんな感じ。パっと見てもギターには見えないデザイン。 チタン合金60E種(Grade23)製で重量はたったの3ポンド(約1.36kg)。さびたり、折れたりする
2014年のベスト・フリー・プラグインとの呼び声も高い、Oberheim OB-Xを再現したソフト・シンセ「Obxd」…… Mac/Win両対応! 新しい年を迎え、複数の海外サイトが“2014年のベスト・フリー・プラグイン”といった特集記事を掲載していますが、その多くで上位にランクインしていたのが、Breezeというデベロッパーが開発した「Obxd」です。「Obxd」は、Oberheimのアナログ・ポリフォニック・シンセサイザーの名機、OB-Xを元に開発されたソフト・シンセで、実際フリーとは思えないほど良く出来ています。ICONではリリース時になぜか取り上げていなかったので、少し時間が経ってしまいましたが紹介しておくことにします。 「Obxd」は、Oberheim OB-Xの音色/振る舞いをシミュレートしたソフト・シンセで、実機同様、厚みのあるコード・サウンドが最大の特徴となっています。シ
というスペックが詰まっており、それを内部の搭載のコンピュータが制御する形となっているのです。 コンパクトなサイズに機能が凝縮されたmidiglue たとえば「MIDI 端子を持たないUSBキーボードを使って昔のSC-55mkIIなどのMIDI音源モジュールを鳴らしたい」という場合、通常はPCを接続し、DAWを起動し、MIDIのセッティングをして……という手順が必要となりますが、midiglueに双方を接続すれば、それで簡単に鳴らすことが可能です。 midiglueのフロントパネル、MIDI入出力が1系統、アナログ入出力が2系統ある また、3.5mmのアナログ入出力はCV/GATEやSYNC信号の入出力としても使えるため、これを利用することで完全にアナログ端子しか持たないシンセサイザをMIDI化させることが簡単にできるし、それをPCと接続してDAWと連携させる……なんてことも容易にできるとい
やあ、よい子のみんな! まちに待った夏休みだね! みんな毎日なにをして遊んでいるのかな? 海に行って泳いだり、山に行って虫をとったり、夏って楽しいよね! でも、海にはくらげがいるんだ。さされると、いたいよ。 山にいけば蚊(か)にさされるよ。さされると、かゆいよ! いたいのとか、かゆいのとか、いやだよねえ。 そこでおすすめなのが「リトルビッツ(littleBits)」なんだ。 「リトルビッツ」ってなあに? リトルビッツというのは「電子回路(でんしかいろ)」を作るオモチャだよ。 電子回路って、なんだかむずかしそうだけど、リトルビッツなら、いろんなブロックをくっつけていくうちに、なんとなくできちゃう。リトルビッツのすごいところはそこなんだ。 ブロックの名前は「モジュール」っていうんだ。それぞれのモジュールには、電気の流れる3つの接点(せってん)があって、それをじしゃくの力でくっつける。それだけで
昨年11月に発売になり、一部で話題になっている「πλ²」という小さなシンセサイザをご存じですか? 手のひらに乗るとっても小さなシンセサイザでπλ²と書いて「ピーエルスクエアド」と読むんだそうです。 サイズ的には45mm×45mm×27mmでたったの30g。MIDIの入力端子が1つと、RCAピンジャックのオーディオ出力が1つ、それに電源用のMicroUSBが1つというだけのシンプルな構造。しかも、MicroUSBを使わずにMIDIからの電源供給が可能という前代未聞の音源なのです。気になっていただけど、品不足でなかなか入手できなかったのですが、年末無事手に入れることができたので、どんなものなのか紹介してみたいと思います。 手のひらに乗るとっても小さなシンセサイザー、Ploytecのπλ²(ピーエルスクエアド) このπλ²を一言で紹介すれば、「MIDIで動く2オシレータのアナログ・デジタルのハイ
ローランドの名機、JX-8Pを再現したソフト・シンセ、「PG-8X」。Martin Lüders氏が鋭意開発中のこのソフト・シンセは昨年4月、ネイティブ・コードで書かれた新バージョンが公開され、待望のMac対応を果たしました。その後も正式リリースに向けて開発は続けられているようで、つい先日、最新のベータ・バージョンが公開。このバージョンではボタンやスライダーなどの不具合が修正されているほか、ユーザー・インターフェースのデザインも刷新されています。 「PG-8X」は、Mac/Windowsの両プラットホームをサポートし、VST/AUの各フォーマットに対応。KVRのフォーラムから無償でダウンロードすることができますが、引き続きベータ・バージョンとしての提供となっていますので、自己責任の上で使用し、不具合を発見した際はぜひKVRのフォーラムに報告してください。
コンピューター・プログラマーのアンドリュー・ベルト(Andrew Belt)氏が、先週末開催されたイベント『Knobcon 2017』に合わせて、「VCV Rack」というソフトウェアの無償配布を開始しています。 Mac/Windows/Linuxの3プラットホームに対応する「VCV Rack」は、流行のEurorackモジュラー・シンセサイザーをコンピューター上に再現するソフトウェア。アンドリュー氏は、「VCV Rack」のことを“Open-source virtual Eurorack DAW”と謳っており、ソースコードも合わせて配布されています。 使用方法は極めてシンプルで、ソフトウェアを立ち上げると空のラックが開くので、あとはサブ・メニュー(右クリックで表示)から使いたいモジュールを配置していきます。「VCV Rack」には標準の“Fundamental”モジュールが8種類付属して
“シンセの名機”を3D空間で演奏できるWebアプリ テクノ版「かえるのがっしょう」を聴いてほしい!:遊んで学べる「Experiments with Google」(第22回)(1/3 ページ) 「Experiments with Google」は、Googleが人工知能(AI)や拡張現実(AR)といった最新技術の可能性を示すために、実験的な応用例を紹介するショーケースだ。膨大なコンテンツを公開しており、その多くはスマートフォンやPCで試せる。 この連載では、多種多様な応用例の中から興味深いものをピックアップ。実際に遊んだ体験レポートを通して、裏側にあるテクノロジーや、技術の活用方法とその目的を解説する。 読者の皆さんも、ぜひ自分の手で試しながらその仕組みを学んでもらえたらうれしい。きっと、最新技術の魅力に気付くはずだ。 3D空間で“伝説的な電子楽器”を演奏できるWebアプリ「AR Synt
学研と言えば「科学」と「学習」。もちろん真っ先に連想するのは、あの付録の数々だ。 「学習」は2009年冬号、「科学」は2010年3月号で休刊となったが、その編集スタッフがそのまま作っているのが「学研 大人の科学マガジン」である。実験キットや摩訶不思議なオモチャを、本の付録という体裁で書店を中心に展開。中には10万、20万という部数が出る人気の号もある。 大人の科学マガジンには「別冊」もあり、アナログシンセサイザーSX-150が付録の「シンセサイザークロニクル」などがある。大人の科学には「製品版」もあり「スターリングエンジン」や「メカモシリーズ」など、こちらは大型量販店や玩具店中心の展開だ。 その大人の科学のラインナップに「サウンドガジェットシリーズ」が新たに加わった。大人の科学としては初めて楽器店中心に展開するシリーズで、その第一号がアナログシンセサイザーの「SX-150 markII」。
イギリスの音楽制作情報誌、Computer Musicが、2014年8月5日までの期間限定で、電子版のバック・ナンバーを50%OFFで販売中。日本のApp Store/NewsstandとGoogle Playでは、なんと200円で販売されています。 そしてご存じのかたも多いと思いますが、Computer Musicには毎号、プラグイン・エフェクトやソフト・シンセ、サンプル・ライブラリー、チュートリアル・ムービーなどが付属しています(紙版はDVDに収録、電子版はダウンロード提供)。注目はプラグイン・エフェクト/ソフト・シンセで、LinPlugやOhm Force、U-he、Rob Papenといった著名なデベロッパーの協力のもと、数百円の雑誌のオマケとは思えない豪華なプラグインが付いてくるのです。 このオマケのプラグインについて、あまり知られていないのですが、最新号を買えば、それ以前の号に
プラグインやソフト・シンセを激安でゲット! 2014年ブラック・フライデー〜サイバー・マンデー・セールまとめ(随時更新中) by ICON / 2014.11.27 21:00 今年もやって来ましたブラック・フライデー! アメリカでは感謝祭(11月の第4木曜日)翌日の金曜日は“ブラック・フライデー”と呼ばれ、この日から年末商戦&セールがスタートします。何年か前からブラック・フライデーに合わせて、プラグインやソフト・シンセのメーカーも大々的にセールを行うようになりました。プラグインやソフト・シンセを入手するのであれば、ブラック・フライデー・ウィークが1年で最もお得な期間と言っても過言ではないでしょう。ここではプラグインやソフト・シンセ・メーカーのブラック・フライデー・セール情報をまとめてみました(随時更新中です)。 8dio バンドルを含む全製品 が最大40%OFF! 8dm製品は50%OF
舞台は1978年のパリ。『ショック・ドゥ・フューチャー』は、男性中心の音楽業界で新しい音楽の可能性を探る若き女性ミュージシャンを描いた音楽映画だ。 2021年現在、自宅で音楽制作を行なうことはもはや当たり前のことになり、iOSアプリ「GarageBand」などによって「自ら音楽をつくって世に発表する」という可能性は、手のひらの上の小さな端末のなかに存在する時代になった。 一方で1970年代後半においては、自ら音楽を制作し、発表するという可能性は限られた人のものに過ぎず、本作の主人公が夢想するデスクトップミュージックの未来は荒唐無稽な話として相手にもされなかった。 『ショック・ドゥ・フューチャー』は、巨大なシンセサイザーを「コックピットもどき」と揶揄するような時代に、エレクトロニックミュージックの可能性を模索し、その創生に貢献した女性音楽家たちに光をあてる。監督であるマーク・コリンに作品の意
製品開発ストーリー #16:コルグ minilogue 〜 4ボイスでフル・プログラマブル、そしてMOTION SEQUENCE対応!開発者が語り尽くす、新型アナログ・シンセの全貌 コルグは本日、来週開催のNAMM Showに先駆けて、新製品「minilogue(ミニローグ)」を発表しました。アルミ素材の美しい筐体が印象的な「minilogue」は、4ボイス・ポリフォニック仕様の新型アナログ・シンセサイザー。ここ数年、MS-20やARP Odysseyといった名機の復刻に力を入れていたコルグですが、今回発表された「minilogue」は、完全にゼロから開発されたまったく新しいシンセサイザーです。 内部は、VCO×2、VCF×1、EG×2、VCA×1、LFO×1という典型的な減算シンセサイザーの構成で、4つのボイスの発音方法は、“POLY”や“DUO”、“CHORD”など、8種類のモードから
「DAWにソフトウェア音源を組み込んで使っているけど、結局プリセットを選んでいるだけ」……という人って多いですよね。「ゼロから音作りができたらいいけれど、思ったような音が作れない」とか、パラメータの意味がさっぱり分からない、という理由で、最初から諦めている人も少なくないはず。でも、「この音作りが自由自在にできるようになったら、曲作りの幅も大きく広がる」のは間違いありません。 そこで、シンセサイザのプロであり、作曲家であり、数々のDTM関連書籍や雑誌で記事を書いている高山博さんに、どうすればシンセを自在に操れるようになるのか、その勘所はどこにあるのかなどを伺ってみました。 高山博さんに、シンセサイザの音作りの秘訣について伺ってみた キーボードマガジンやサウンド&レコーディングマガジンの記事でよく見かける高山博さん。リットーミュージックの書籍としては、私が書いているCubaseの解説書と同じ徹
RandoM編集部 ミト氏制作のChouCho「かみつれを手に」(2012年)のミックスを、杉山氏が担当したことから急接近したお2人。シンセショップのFive Gでの、“ぎゅわーん” “ぐわー”といった音を出しつつのフランクな対談の前編をお届けします! 杉山勇司氏とミト氏は、エンジニアとミュージシャンという立場の違いはありながら、音に対するこだわりの強さで知られ、各種メディアでの発言も多いのはご存じの通り。そんな両氏が、ミト氏が制作したChouCho「かみつれを手に」(2012年)のミックスを杉山氏が担当したことから急速に接近。RandoMでは、よりフランクな形でシンセやDAW、音楽のことを語り合っていただきたく、今回の対談を企画しました。そして対談の会場には、杉山氏のリクエストによりシンセサイザー・プロショップのFive Gが選ばれています。そのため、話しながらも音を出しつつの、にぎやか
90年代のデジタル・シンセの名機を再現した人気ソフト・シンセ、UVI「Digital Synsations」が現在、無償配布中!(約24,000円相当) 「Digital Synsations」は、90年代を代表するデジタル・シンセサイザー、ヤマハ SY77、コルグ M1、ENSONIQ VFX、ローランド D-50という4機種のサウンドを再現したソフトウェア・インストゥルメント。501種類(FLAC換算約10GB/WAV換算約23.5GB)にも及ぶプリセットが収録されており、実機を彷彿とさせる美しいユーザー・インターフェースによって、各種パラメーターをエディットすることもできます。 現在、この「Digital Synsations」が無償で配布中(要iLokアカウント【2015年9月12日1:00追記:初出時、“要iLok”と記載しましたが、iLokアカウントがあればOKのようです】)。
ブラウザ(JavaScript)で動くシンセ的なアプリを作ろうと思うとGUIコントロールの便利なライブラリがなくてけっこう困ります。jQuery UIはわりと良いんだけど肝心のノブとかスイッチとかがなかったりするし。そんなわけでウェブ楽器のGUI作成に便利なjQuery UIっぽいJavaScriptライブラリを作成しました。 こんな感じでGUIコントロールを生成できます。 // 背景パネルの表示 $('<img />').panel({ id: 'panel', image: 'images/panel.jpg', left: 20, top: 20 }).appendTo('#draw'); // ノブの表示 $('<img />').knob({ id: 'knob01', image: 'images/knob.png', left: 100, top: 80, width: 85
キーボードとパソコンの接続はもちろん、キーボードとスマホやタブレットの接続、またハードシンセサイザなどの電子楽器とキーボードの接続、EWIをはじめとするウィンドコントローラーとの接続……などなど電子楽器を使っていると、必ずUSBケーブルやMIDIケーブルを使った接続が必要となります。でもケーブルがあるとどうして邪魔になって煩わしいし、動きにくくなるのも事実です。そんなケーブルを無くすために登場したのがBluetooth-MIDI(MIDI over Bluetooth LE)なのですが、相性などで接続しづらいという問題があったのも事実です。 そうした中、とにかく簡単に自動でつながるようにしてくれるアイテムがあります。それがCMEが開発したWIDIというもの。シチュエーションに合わせて4種類のアイテムがあるのですが、一度使ったら便利すぎて手放せないもので、個人的にもWIDI Masterとい
ギターは弾けるけど、キーボードはどうも苦手で……、そんな人は少なくないはず。また楽器は全然弾けないけどシンセサイザは弾いてみたいんだよな……という人もいるでしょう。そんな人のための画期的ツールが、iPhone/iPad上にあります。それが「Audio MIDI Connect」というもの。 以前、私もニュース記事で見かけてちょっと気になっていたのですが、昨日ようやくインストールして試してみました。これ、かなり面白いですよ!ある意味、このアプリのためだけに、iPhoneやiPadなどを購入してもいいのでは……とも思う代物。いろいろトリッキーな仕掛けもされているので紹介してみたいと思います。 オーディオをMIDIにリアルタイム変換するAudio MIDI Connect(画面はiPad) この「Audio MIDI Connect」というのはその名前のとおり、「オーディオをMIDIに接続する」
これはスゴイ! ソフト・シンセ「Aalto」、エフェクト・キーボード「Artillery II」、ソフト・サンプラー「Zampler」が無償配布中! ドイツのbeatdriveというWebサイトが、過去に独Beat誌に付録としてバンドルされた3種類のプラグインを無償でダウンロード配布しています。3種類の内容は、Madrona Labs社のソフト・シンセ「Aalto」、Sugar-Bytes社のエフェクト・キーボード「Artillery II」、そして以前ICONでも紹介したSynapse Audio社のソフト・サンプラー「Zampler」。「Zampler」は、独Beat誌のWebサイトで現在でも配布されていますが、「Aalto」と「Artillery II」に関しては、Beat誌バンドル用の特別仕様とはいえ有償で販売されているプラグインなので、なかなか貴重だと思います。 3種類のプラグイ
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く