現在、政府、日銀の強力な金融緩和、日銀の国債無制限購入やETF(日経225)の買入倍増などの金融政策が奏功し、日経平均株価は最悪期だった3月中旬の16,000円台から、20,000円台へと反発、回復局面が今なお継続しています。 ただ、コロナ禍の影響で、IPO(新規公開株)の予定は依然立っていない状況です。まあ、市場が実体経済含めて、本当に回復してくる兆しが見えてくるまでは、その方がいいでしょう。何故ならIPO当選の可能性は非常に低い確率だからです。ようやく、やっと当たったIPO(新規公開株)が、当たり屋に遭遇した様な交通事故では困ります。 3月には20社近いIPO上場がありましたが、その内、初値が公募を上回ったのは、わずか3社だけでした。内、1社は2割程度の上げ幅で、手数料を含めると儲けとは言えないレベルです。強運の持ち主ではなく、不運な人となってしまいました。今年3月以降のIPO投資は、