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ナルシシズムの検索結果241 - 267 件 / 267件

  • 瀬野喜代氏インタビュー

    ◇瀬野 喜代 i2019 インタビュー(本頁) 2019/12/19 聞き手:立岩真也 於:於:京都市北山・ブリアン ◇生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築→◇インタビュー等の記録 ◇病者障害者運動史研究 ◇猪野 千代子(1936~1999) ◇文字起こし:ココペリ121 20191219瀬野喜代氏_112分 ※話し手のご希望で人名はイニシャルに変更しています ※お名前の読みがわからない方は姓名のイニシャルの後に*を、姓しかわからない方は姓のイニシャルの後に*を付けています ※姓名のイニシャルが重複している方はAAa,AAbのようにしてあります ※まだ作成途上の頁です。リンクの作成など(★)はこれからしていきます。 立岩:荒川区議会議員。20年だから5期ってことですか? 瀬野:5期です。 立岩:連続5期荒川区議会議員。〔資料いただく。〕ありがとうございます。これ、いただけるんです

    • 最も普通の存在、BTSジン/BIGISSUE Korea コラム訳 - はちみつと焼酎

      BIGISSUE KOREAの連載コラム「人生はアイドルだ」が面白いので、ピックアップして訳します。Papagoで下訳してその後整えてます。 筆者はKPOPコラムニストのチェ・イサクさん。 content.v.daum.net 最も普通の存在、BTSジン 21世紀グループ初の6週連続ビルボードシングルチャート1位(2021年7月7日基準)を記録したBTSの長兄、「ワールドワイルドハンサム(World wide handsome)」という固有名詞を持つ地球を代表するイケメン、誕生日記念ライブ放送を1,300万人も視聴する成層圏セレブリティ。 頭のてっぺんからつま先まで特別で非凡に見えるBTSジンは、それでも普通の存在だ。 彼は現実にしっかりと足を踏み入れて生きていく普通の人だ。 彼が、手計量でイイダコやサムギョプサル炒めのたれを作っているのを見れば分かる。 彼が料理する姿からは「ヨセクナム(

        最も普通の存在、BTSジン/BIGISSUE Korea コラム訳 - はちみつと焼酎
      • いま、私が尊敬する人の話

        ビューティライターAYANA それは、BTSのJINという人 昨年後半から突如BTSが大好きになってしまいました。BTSとは2013年にデビューした7名のK-POPグループ。彼らにはあまりにもあまりにも魅力が多く、それについて説明するとこのエッセイ100本分くらいになってしまうので今回は割愛します。 今日はBTSのなかで特に私が毎日愛を叫んでいるJINという人について書きます。 といっても、JINの魅力も語り始めるとこのエッセイ1000本分くらいに(以下略)なので、特に彼がずっと言っている「自分を愛することが大切」ということに絞って考えてみたいと思います。 JINは大学生のとき事務所にスカウトされてBTSに参加しました。練習生として他に集ったメンバーはラップやダンス、曲作りの才能に長けている人ばかり。JINはそれまで俳優を志していたため歌や踊りは未経験で、しかもメンバー最年長。 そこからス

          いま、私が尊敬する人の話
        • 芥正彦 - AKUTA MASAHIKO

          原爆、天皇、三島由紀夫、東大全共闘。大袈裟な名前を四つほど出しました。それはもう、それがそれである、それでしかない、ということです。 なぜ原爆と天皇を一緒にするか。私たちは原爆とともに生まれ、瓦磯でオギャーといい、天皇が人間に過ぎないというような、平和憲法、日本国憲法ができた。そのとき三島由紀夫は 『仮面の告白』で、俺は生まれたときの記憶があるという捏造(ねつぞう)の眼差しの一点を設定することで、あの作品を成功させた。しかし、我々は捏造でなく、原爆の輝きによって、ありとあらゆる無根拠なオカルト的権力が消滅して、瓦磯が瓦磯である真実そのものの光を放ったところにオギャーと生まれてきた。その精神と眼差しの始まりを、二十歳になったんですから、自分の居場所で再現してみせるということで、我々は解放区をつくり、いかなる権力も介在できない空間を誕生させたわけです。 天皇の消滅ということに関して、認められな

          • ナルシシストの性格特性は陰謀論者に通じるものがあり陰謀論を信じやすいという研究

            自身を過大評価し、過剰に愛するナルシシストは、共感能力に欠けて尊大な自尊心を持つと見られている一方で、実は自身の不安を隠すためにナルシシスト的な行動を取っている可能性があるなどの研究結果も報告されています。先行研究によりナルシシストは陰謀論に引き込まれやすいことが分かっていたのですが、新たな研究で「なぜ引き込まれやすいのか」が明らかになりました。 Why do narcissists find conspiracy theories so appealing? - ScienceDirect https://doi.org/10.1016/j.copsyc.2022.101386 Narcissists Seem Drawn to Conspiracy Theories, But Why? : ScienceAlert https://www.sciencealert.com/narcis

              ナルシシストの性格特性は陰謀論者に通じるものがあり陰謀論を信じやすいという研究
            • テイラーを理解するための格好の入り口|ちくま学芸文庫|宇野 重規|webちくま

              個人主義や道具的理性がもたらす不安に抗するには「〈ほんもの〉という倫理」の回復こそが必要だと説く、現代を代表する政治哲学者チャールズ・テイラーによる名講義『〈ほんもの〉という倫理』。「〈ほんもの〉という倫理」とはいったいなんなのか、また『自我の源泉』から『世俗の時代』へと至る研究人生において本書はどのような位置を占めるのかについて、政治思想史がご専門の宇野重規さんが解説を寄せてくださいました。 チャールズ・テイラーという人物を私たちはどのように捉えるべきなのだろうか。あらためて強調するまでもなく、テイラーは現代を代表する政治哲学者の一人である。テイラーというと、「リベラルーコミュニタリアン論争」の文脈で記憶する読者も少なくないだろう。あるいはカナダのケベック州出身であるテイラーによる、多文化主義をめぐる議論を想起する人もいるはずだ。さらには、美学や美術史にも通じたテイラーが近代西欧における

                テイラーを理解するための格好の入り口|ちくま学芸文庫|宇野 重規|webちくま
              • 西森路代 on Twitter: "日本の集団ナルシシズムのツイートのリプに「彼らは、四季があるのは自分の国だけと思ってる」って書いてて、うわ、まじそんなとこまで知られてるのかと思ってすごいきつかった。"

                日本の集団ナルシシズムのツイートのリプに「彼らは、四季があるのは自分の国だけと思ってる」って書いてて、うわ、まじそんなとこまで知られてるのかと思ってすごいきつかった。

                  西森路代 on Twitter: "日本の集団ナルシシズムのツイートのリプに「彼らは、四季があるのは自分の国だけと思ってる」って書いてて、うわ、まじそんなとこまで知られてるのかと思ってすごいきつかった。"
                • 英語学習者に「手放してほしい」と思うもの|Ken Sugihara|note

                  以前「英語の指導をしていて痛感する日本人の英語の闇」という記事で、僕たち日本人英語学習者が抱きやすい思い込みについて書きました。 この記事の中で僕が言いたかったことは「すごくつらそうに勉強する英語学習者のなんと多いことか」という嘆きのようなものです。こんなに面白いものを、どうして苦しい思いをしてやる必要があるんだろうか?少し悲しくなっています。 2021年度の第一回英検の試験まで一ヶ月を切ったこともあったりして、資格試験に合格したいと思っている英語学習者の皆さんもちょっとピリピリしているようです。 そんなわけで、今日は「引き算する英語学習」について、つまり英語学習者が「手放すと」もっといいだろうなと思う価値について、今日は書いてみることにしました。 プライド「英語ができるようになりたい」と思う英語学習者がまず真っ先に手放すべきなのはこの「プライド」だと思っています。 多読推しの僕にとって一

                    英語学習者に「手放してほしい」と思うもの|Ken Sugihara|note
                  • 人はみな自己イメージ作りに励んでいる

                    万人はいくらか自分につごうのよい自己像に頼って生きている[Human being cannot endure very much reality] (エリオット「四つの四重奏」ーー中井久夫訳「統合失調症の精神療法」より) 想像界から来る対象、自己イマージュ[image de soi]によって強調される対象、すなわちナルシシズム理論から来る対象、これが 自我i(a) と呼ばれるものである。[c'est un objet qui vient tout de même de l'imaginaire, c'est un objet qu'on met en valeur à partir de l'image de soi, c'est-à-dire de la théorie du narcissisme, l'image de soi chez Lacan, s'appelle i de p

                    • 【いま、何も言わずにおくために】#001:意味の考古学 前編|森脇透青|堀之内出版ブログ(公式)

                      ※こちらのnoteは森脇透青さんの不定期連載「いま、何も言わずにおくために」第一回の前編です。他の記事はこちらから。 はじめに いま、私たちの身の回りにはフィクションおよびフィクションに関する言説が溢れている。それに触れずに生きることはもはや困難である。そのフィクションの濁流こそが現代を特徴づけていると言ってもいい。 このnote連載で私は、現代において「フィクション」が持つ機能と意味を、さまざまなアーティスト、批評家、研究者たちとの対話を通じて探究していこうと思う。この第一回では連載全体の前置きあるいは基調報告のようなものとして、私の立場を簡単に示しておきたい(noteの仕様上、脚註は最後にまとめてある)。フィクションをめぐって、いま何が問題となるのか? 先に言ってしまえば、私は、いま「批評」の課題は、フィクションをめぐる状況全体を批判的に考察することにあると考えている。それは同時に、現

                        【いま、何も言わずにおくために】#001:意味の考古学 前編|森脇透青|堀之内出版ブログ(公式)
                      • 「至らない」とかじゃないんだよシロクマさん

                        https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20240125/1706177922 「オタクを馬鹿にするオタク」と言うシーラカンス俺はあなたの年齢までなんとなくわかる。 エヴァあたりの時代、上の世代にあなたみたいなのが大勢いたから。 自意識との益体もない格闘に血道をあげ、旧エヴァ見終わっての感想も「エヴァを見ているぼくの実存」の話だけしてたような先輩たち。 中でもひときわオタクであることに強い劣等感や羞恥心を持ち、その気持ちを他のオタクをディスることで「俺はあいつらとはちょっと違う」って感じで癒してた人達。沢山いたよな。「サブカル」も多くがそれだった。 ただ、さすがに令和の世で同じようなこと続けてるのは俺が知る限りあなたくらいだよ。 どこも見ていないオタク論未だに自意識と格闘マンなので「オタク」というもはや世にありふれた概念への反応と執着心が強く、今

                          「至らない」とかじゃないんだよシロクマさん
                        • なぜ多くの日本人は安倍政権を支持したのか? その「深層心理」の正体(堀 有伸) @gendai_biz

                          安倍政権を支持した日本社会の深層心理 安倍晋三首相が体調不良を理由に退陣することを表明し、誰が後継者として選ばれるかが話題となっている。 筆者は「日本的ナルシシズム」という観点から精神分析の知見を参考に日本社会が持つ深層心理のありようについての分析を行なってきた。 そこで、一つの象徴的な存在であった「安倍首相」が降りるこのタイミングで、「安倍政権とそれを支持した日本社会の深層心理とはどのようなものであったのか」についての分析を行ないたい。 第二次安倍政権については、次の3つのポイントが重要だと考える。 (1)「日本的リベラル」の持つ影響力と意図的に対決し、それを屈服させる試みを継続し、一定の成功を収めたこと。 (2)その対決は、「力と力」のぶつかり合いとして行なわれたこと。しかしその経緯についての記録を残して検証を行なうことには消極的だったこと。 (3)現在の日本を巡る困難な状況の中で、「

                            なぜ多くの日本人は安倍政権を支持したのか? その「深層心理」の正体(堀 有伸) @gendai_biz
                          • 澤野弘之「BEST OF VOCAL WORKS [nZk] 2」インタビュー|美学を貫いた15年間の軌跡 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                            15周年を迎え、焦りを感じる ──澤野さんにとってボーカル楽曲のベスト盤は今作で2枚目になります。1枚目のリリースは2015年2月で、このときは澤野さんの劇伴作家活動10周年であり、またご自身のボーカルプロジェクトであるSawanoHiroyuki[nZk]が始動したタイミングだったので「ここ数年のアニメ作品の劇伴の中からボーカル曲を集めたベスト盤を出したい」とのお話でした(参照:澤野弘之「&Z」&「BEST OF VOCAL WORKS [nZk]」特集)。 はい。 ──今回に関しては? 今回は、言ってしまえば作家活動15周年のタイミングで、かつ1枚目のベスト盤を出して以降の5年間で作ってきた劇伴のボーカル楽曲が結果的に自分の今のライブで重要な曲になっている部分もあって。あと大きいのは、SawanoHiroyuki[nZk]がスタートしたのが2014年だから、去年が5周年だったんですよね

                              澤野弘之「BEST OF VOCAL WORKS [nZk] 2」インタビュー|美学を貫いた15年間の軌跡 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                            • 「なぜ原子力を使ってはいけないのか?」を“哲学的”に考えるとどうなるのか | 文春オンライン

                              『原子力時代における哲学』(國分功一郎 著) 本書はミステリー小説のようだ。名探偵が鮮やかに謎を解いていくという構成になっているからだ。だけど、それは哲学書であるから、ミステリーとは違うところもある。 ネタバレがないことだ。いや、違う。ネタバレ自体はある。そこには犯人がいて、トリックがあるから、それをバラしてしまうことはできる。しかし、哲学書はネタバレしてしまっても、一切ダメージを受けない。その理由についてはのちに述べる。ということで、遠慮なく、今からネタバレを始めることとする。 本書は「なぜ原子力を使ってはいけないのか」と問うことから始まる。東日本大震災の原発事故以降、私たちはこの問いに対する様々な政治的・経済的な議論を耳にしてきたわけだが、著者はこれに対して“哲学的”に考え抜く必要があるという。すなわち、「なぜ人間は原子力をこんなに使いたいのか」と問う。そのために、自然とは何か、技術と

                                「なぜ原子力を使ってはいけないのか?」を“哲学的”に考えるとどうなるのか | 文春オンライン
                              • 『暴力と紛争の“集団心理”』の刊行に寄せて

                                集団暴力や集団間紛争はなぜ起きるのでしょうか,それらを解消することはできるのでしょうか。2つの集団モードの観点から人間の“集団心理”に迫る『暴力と紛争の“集団心理”』を刊行した縄田健悟・福岡大学准教授が,その内容と執筆にまつわるエピソードを紹介します。(編集部) 縄田健悟(なわた・けんご):福岡大学人文学部准教授。『暴力と紛争の“集団心理”――いがみ合う世界への社会心理学からのアプローチ』(ちとせプレス,2022年)を刊行。 こんにちは。 『暴力と紛争の“集団心理”――いがみ合う世界への社会心理学からのアプローチ』をちとせプレスさんから出版いたします,著者の縄田健悟です。 ついに本日,発売されることとなりました。 今日はせっかくなのでフランクに本書を書いた動機づけに関する話も交えながら,自著の紹介をしてまいりたいと思います。 こうして紹介記事として書いてみると,本書の「序章」に本の全体像を

                                  『暴力と紛争の“集団心理”』の刊行に寄せて
                                • デヴィッド・フィンチャー監督『ザ・キラー』を徹底考察 ラストシーンは何を意味する?

                                  「殺し屋」を職業にしている人物は、娯楽映画において数限りなく登場してきた。おそらくは多かれ少なかれ実際に存在していて、たぶんどこかで暗躍しているのだろうが、ほとんどの人は殺し屋に会ったことがないのではないか。もし会うときがあったとしても、それが自分の人生の終わりの瞬間になるかもしれない。まるで、幽霊や死神のようなものではないか。だからこそ、殺し屋には一種のロマンが漂っているといえる。 そんな「殺し屋」という存在を突きつめて描く映画が、デヴィッド・フィンチャー監督の『ザ・キラー』である。フランスのグラフィックノベルシリーズを原作に、フィンチャー監督との仕事を続けてきた脚本家アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが、『セブン』(1995年)以来、正式にタッグを組んで脚本を務めたことでも、本作『ザ・キラー』は話題だ。ここではそんな作品が、いったい何を描いていたのかを、できる限り深いところまで読み取っ

                                    デヴィッド・フィンチャー監督『ザ・キラー』を徹底考察 ラストシーンは何を意味する?
                                  • 他人から嫌われる人の共通点

                                    嫌われる人が属するグループが、皆同じ雰囲気に見えるのはなぜか。それは、“劣等感”を持った嫌われる人が、同じ劣等感を持つグループに入ることで、他の誰かを一緒に嘲笑し、自分の傷を癒そうとするためである。このように加藤諦三氏は語る。 同氏の著書『「やさしさ」と「冷たさ」の心理』では、嫌われてしまう人のパターンを詳しく分析している。彼らの共通点、負い続ける苦しみとは、一体どういったものなのか。 本稿は、加藤諦三(著)『「やさしさ」と「冷たさ」の心理』(PHP研究所)の内容を、一部抜粋・編集したものです。 虚勢を張る人は虚勢を張っている人同士で結びつく 嫌われる人というのは、心の底で自信がないのに自信のある「ふり」をする人だと言われる。一口で言えば、虚勢を張って生きている人であろう。 虚勢を張る人というのは、まだ子供の頃の甘えの欲求が満たされていない人なのである。他人の注目を集めたくてしかたのない人

                                      他人から嫌われる人の共通点
                                    • 果てしなく過激化するアメリカ型リベラルを超える日本の「ニンテンドー型包摂」ビジョンについて網野善彦を読みながら考える。|倉本圭造

                                      なんかヘンなタイトルですけど、かなり野心的な話になると思うんで、「おや?」と思った方はぜひ読んでってください。 今日アップする記事は3本で、一個目はFindersというウェブメディアで、中国の人権問題について日本企業はどういう対処をすればいいのか?米中冷戦時代における日本の役割とは?みたいな話をした記事が一つ↓。 上記記事を物凄く端的にまとめると、 結局「中国へちゃんとNOという。ほんとうに人権侵害を改めさせる」ためには、「糾弾する側」が単なる欧米文化帝国主義的になっていないかちゃんと自ら精査し、「フェアな議論」をする必要がある。日本はそれを担うべきだ という話です。 そしてそれを受けて、こないだの「車椅子バリアフリー」問題についてSNSで紛糾していた話題について、「社会運動について研究する社会学者」の富永京子さんの著書の書評をしながらどうあるべきかを考えた記事がこちら。 上記記事を無理や

                                        果てしなく過激化するアメリカ型リベラルを超える日本の「ニンテンドー型包摂」ビジョンについて網野善彦を読みながら考える。|倉本圭造
                                      • 「むやみに誰かを良い人とか悪い人とレッテルをつけるのではなく、一人の人間が、この多様で複雑な面を持ち、それらの微妙な境界線ギリギリに立っている姿を描こうとしたのです」キム・ボラ監督『はちどり』インタビュー

                                        「むやみに誰かを良い人とか悪い人とレッテルをつけるのではなく、一人の人間が、この多様で複雑な面を持ち、それらの微妙な境界線ギリギリに立っている姿を描こうとしたのです」キム・ボラ監督『はちどり』インタビュー インディペンデントとしては異例の14万人以上の観客を動員、五十以上の映画賞を受賞するなど2019年韓国で最も注目された映画『はちどり』。女子中学生の目を通して日常や社会に潜んだ不安、恐怖をリアルに描いている。本作には「蜂なのか鳥なのかわからない存在」「子供でもなく、大人でもない」(パク・チャヌク監督)存在のあいまいさを見つめるキム・ボラ監督の人間へのあたたかいまなざしがある。監督にどのように人物を描き、どのような思いを込めているかを訊ね、本作が多くの観客に支持された理由に迫ってみた。 ――まず、この映画を作ったきっかけを教えてください。 キム・ボラ「2011年に『リコーダーのテスト』とい

                                          「むやみに誰かを良い人とか悪い人とレッテルをつけるのではなく、一人の人間が、この多様で複雑な面を持ち、それらの微妙な境界線ギリギリに立っている姿を描こうとしたのです」キム・ボラ監督『はちどり』インタビュー
                                        • 文壇アウトローズの世相放談「これでいいのだ!」(2002〜2018) - Hatena::Diary

                                          坪内祐三と福田和也が2002年から2018年まで週刊誌『SPA!』で行っていた連載対談の表題一覧である。★は単行本未収録を示す。脚注は単行本収録時の改題を示す。VOL.024は飛ばされたため欠落していると思われる。 単行本化第①弾『暴論・これでいいのだ!』から第⑥弾『羊頭狗肉』までがカバーしているのはVOL.001~550であるが、単行本収録数は第①弾80回・第②弾70回・第③弾50回・第④弾50回・第⑤弾50回・第⑥弾65回の計365回分であり、単行本未収録数は計184回分である。これに単行本化されていないVOL.551~706の156回分を加えると全705回の内の340回分が現在のところ単行本未収録ということである。 ①『暴論・これでいいのだ!』、坪内祐三✕福田和也、扶桑社、2004年11月20日初版第1刷発行 構成/石丸元章 協力/石黒隆之 テキサス・アウトローズ写真提供/昭和プロレ

                                            文壇アウトローズの世相放談「これでいいのだ!」(2002〜2018) - Hatena::Diary
                                          • ナボコフ・美文・遠読 - Cakes連載『新・山形月報!』

                                            2016年9月20日 お久しぶりの「新・山形月報!」は、最近出たナボコフの関連書籍を徹底解説! 主に取り上げるのは、ウラジーミル・ナボコフ『記憶よ、語れ』、『見てごらん道化師を!』、『ナボコフの塊』(すべて作品社)、フランコ・モレッティ『遠読――〈世界文学システム〉への挑戦』(みすず書房)、エレツ・エイデン、ジャン=バティースト・ミシェル『カルチャロミクス』(草思社)です。 今年に入ってから、ウラジーミル・ナボコフの本が3冊出ていて、ファンとしてはありがたい限り。でもネットを見ても、なんかそれらについての言及がほとんどない。かわいそうに。でも、それは仕方ない面もある。ナボコフというのはなかなか論じにくい本を書く作家だからだ。そして今回出た3冊のうち2冊は、中でもちょっと特殊だからだ。 その最初の1冊は『記憶よ、語れ』(作品社)。ナボコフの半生記で、ロシア上流階級の贅沢で優雅な暮らしの思い出

                                              ナボコフ・美文・遠読 - Cakes連載『新・山形月報!』
                                            • 「よい」も「悪い」も状況次第|ちくま新書|小塩 真司|webちくま

                                              7月刊行の『「性格が悪い」とはどういうことか』は、おかげさまであっという間に新刊重版となりました! 「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」という典型的なダークな性格を分析し、どんな問題に結びつきやすいかを解説しています。ただ、仕事によっては「悪い」と言われる性格が有利に働くこともあり、またそういう性格が残っていることにも理由がある、などなど単純に悪いとは言えないこともわかり、深く納得できます。このタイトルを見てどっきりしたあなた、誰にでもダークな面はありますから、どうぞ安心して読んでみてください。「序章」の一部を公開します。 序 章 †ダークな性格は外在化問題に結びつきやすい 心理学で行動面・心理面の問題を論じるとき、大きく二種類に分けることがあります。一つは内在化問題、もう一は外在化問題と呼ばれます。これは、幼児期から青年期くらいの若い世代に見られるさまざま

                                                「よい」も「悪い」も状況次第|ちくま新書|小塩 真司|webちくま
                                              • メディアに包囲された日常を批判するために 『記号論講義 ―日常生活批判のためのレッスン』|じんぶん堂

                                                記事:筑摩書房 書籍情報はこちら 意味批判とは何か この本は「意味批判」の書です、というと、 え、意味批判?、うーん、むずかしいことを言うね、と思うでしょうか。 コトバや文字や絵や写真や映画やテレビや音楽がつくりだしている「意味」の世界を考えるというのがこの本のテーマです。 人間の意味の世界を生みだす要素のことを「記号論」では「記号」と呼ぶのです。 現代人の生活では、意味を生みだす活動の多くはメディア技術にサポートされています。メールをおくったり、チャットしたり、電話をかけたりというコトバや文字のやりとり、映画やテレビや動画サイトでのイメージのやりとりのように、現代人はメディアを使ってコミュニケーションして生活しています。 本書は、そのとき何が起こっているのかを学問的に理解する方法の手ほどきをします。それが「意味批判」の方法序説です。でも抽象的な議論ではなく、読者の皆さんに実感してもらうた

                                                  メディアに包囲された日常を批判するために 『記号論講義 ―日常生活批判のためのレッスン』|じんぶん堂
                                                • 自己肯定感を高めてくれる「10の質問」に答えてみた。“自分の過去” を書き出してわかった大切なこと - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                                  「いつもネガティブに物事を考えてしまう……」 「自分にいいところなんてあるのだろうか……」 こういった悩みを抱えている人には、自己肯定感を高めてくれる「10の質問」に答えることをおすすめします。自分をなかなかポジティブにとらえられない筆者が、実際に「10の質問」に回答してみました。ひとつの例として参考にしてください。 「10の質問」とは? 「10の質問」とは、一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会代表理事を務める工藤紀子氏が提唱する、自分のことをポジティブにとらえ、自己肯定感を高めるための自己対話メソッドです。 私たちは往々にして、いい記憶よりも悪い記憶のほうを思い出してしまいがち。工藤氏は、そういった過去と自分自身との関係をよいものにするための方法を考案しました。それが、自分の長所や短所、失敗を含む「等身大の自分」について、過去の出来事を通して自分を客観的に見つめていくための「10の

                                                    自己肯定感を高めてくれる「10の質問」に答えてみた。“自分の過去” を書き出してわかった大切なこと - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                                  • ドサクサ日記 7/15-21 2024|Masafumi Gotoh

                                                    15日。 エンジニアの仕事をしてみて分かるのは、ミュージシャンは「やっておいて」と簡単に言ってはいけないし、エンジニアはすべての仕事をブラックボックスに入れてはいけないということ。作品の良し悪しと絶対的な相関関係があるわけではないが、お互いの仕事へのリスペクトだけでなく情報と技術のシェアが大事だと思う。メールでいろいろな要望を出していたら、すべてのプラグインやアウトボードを外したようなミックスが送られてきた経験がある。お互いの顔が見えないと、こういう仕事っぷりも可能になってしまう。エンジニアがミュージシャンのやりたいことのために使役されている現場はキツいし、一方で、ミュージシャンが何を言おうがエンジニアがフェーダーを動かそうとしない現場も辛い。誰の作品なのかというのは難しいところがあるけれど、上下関係のない意見の交換は大事だと思う。 16日。 般若心経についての話を聞いた。般若は智慧であり

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                                                    • Status as a Service (サービスとしてのステータス)|Kei

                                                      * この記事は著者の了承を得た上で翻訳したものです。 オリジナル記事はこちらです: Status as a Service (StaaS) 著者: Eugene Wei 翻訳者: 渡辺圭祐 編集部注1: 私には編集者はいません。 編集部注2: このブログを初めて購読する方には、私の記事のほとんどがこの記事ほど長くないことを保証したいと思います。また、前回の記事ほどでもありません。このブログへの投稿を長い間中断していたため、この作品は、通常ならば一連の短い投稿をまとめたものになっています。下にセクションタイトルをつけていますので、興味のないものは読み飛ばしてください。私の短い記事はツイッターにあります。以上、何もお詫びすることはありません。 編集部注3: 嘘ですが、一つだけ謝りたいことがあります。仕事用のパソコンがないため、7年前の13インチのMacbook Proをメインに使わざるを得ず、

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                                                      • 星野源「Cube」を語り尽くす 絶望や怒りと向き合いできた新たな居場所

                                                        星野源が、新曲「Cube」を10月18日に配信リリースした。同曲は、謎の立方体に閉じ込められた男女6人の脱出劇を描いたカナダ発のスリラー映画の日本版リメイク作『CUBE 一度入ったら、最後』主題歌。先日公開されたMVは星野源のコンサートツアー等の振り付けなどでも馴染み深い演出振付家・MIKIKOがMVのディレクションを初担当。映画で主演を務める菅田将暉もゲスト出演している。 リアルサウンドでは前作『不思議/創造』のインタビューに続き、高橋芳朗氏を聞き手に取材。「これまでとは違う音楽の地平へ」と語っていた星野は、今作「Cube」でも「今まで行ったことのない居場所ができた」と新たな手応えを見せた。ビートを中心としたサウンドメイクに対する好奇心、これまでとは異なる歌詞の視点。「Cube」の誕生をきっかけにした今後の音楽制作の広がりにも期待が膨らむインタビューとなった。(編集部) セオリー通り/セ

                                                          星野源「Cube」を語り尽くす 絶望や怒りと向き合いできた新たな居場所