ネオキャリアグループ傘下のマーベリックと読売新聞グループ傘下の読売ISは5月29日、新聞折込広告商品の開発において業務提携することを発表した。マーベリックが保有するビッグデータ解析技術やDMP、広告配信データと、読売ISが保有するビッグデータを活用することで、新たな新聞折込広告商品を開発して提供するという。 マーベリックが提供するシステムにより、両社の保有するビッグデータを統合して分析する。これにより、日本全国の各地方・地域の居住者属性を推定し、新聞折込広告商品の一元管理と、細分化されたエリアごとの広告配布ができるようになるという。 電通が2月に発表した「2014年 日本の広告費」によれば、2014年の新聞広告費は前年比98.2%の6057億円だった。消費税率引き上げ前には大きく伸長したものの、4月以降は景気の落ち込みから回復しないまま推移した。また、プロモーションメディア広告費に含まれる