NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を利用した不正な預金引き出しが見つかった問題に関連し、高市早苗総務相は15日の記者会見で、ゆうちょ銀行と提携する決済サービス業者12社のうち「(ドコモを含む)6社で被害が生じている」と明らかにした。ドコモ口座以外の決済サービスでも同様の被害が判明したことで、今後も類似事案が拡大する可能性が高まった。 ゆうちょ銀と提携する12社のサービス名は、ドコモ口座のほか、Kyash(キャッシュ)、ペイペイ、ペイB、ファミペイ、pring(プリン)、ペイパル、支払秘書、メルペイ、ゆめか、LINEペイ、楽天Edy。 一方、ゆうちょ銀は15日、高市氏が被害が生じていると言及した6社のサービスのうちうち1つはキャッシュだと明らかにした。また、ペイペイも15日、ゆうちょ銀口座からの入金に関して、今年に入ってから計17件(約141万円)の不正な取引を確認したと公表