【エルサレム共同】米紙ニューヨーク・タイムズは18日、レバノンで一斉に爆発した民兵組織ヒズボラのポケットベル型通信機器は、イスラエルがハンガリーに設立したダミー会社で情報機関員が製造していたと報じた。
レバノンでイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが使うポケットベルが爆発した事件は、ヒズボラと敵対するイスラエルの関与が指摘されている。だが一般市民にも負傷者が出ていることなどから、イスラエルの「戦略ミス」を指摘する声も出始めている。 英BBC放送の安全保障担当記者、フランク・ガードナー氏は18日、「これはイスラエルのオウンゴールか」と自社サイトで記した。敵に打撃を与えるには、大規模な戦闘の「直前」または「最中」に通信網を破壊することが効果的だったにもかかわらず、本格的な軍事衝突の兆候がない現段階で攻撃に踏み切ったのは、「奇襲」としては早すぎたと分析。民間人も負傷しているため、「国際法違反との非難が高まる」との見方を示した。
中東レバノンの各地で「ポケットベル」タイプの通信機器が爆発し、これまでに12人が死亡し、2700人以上がけがをしました。 レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラはイスラエルによる犯行だとして報復を示唆しています。 一方、ヒズボラは安全を確保するための通信手段としてこの通信機器を関係者に配っていました。 ポケベル相次ぎ爆発 12人死亡約2750人けが イスラエルの隣国レバノンの各地で17日、メッセージを受信できる「ポケットベル」タイプの通信機器が相次いで爆発し、レバノン保健省によりますとこれまでに12人が死亡、およそ2750人がけがをしたほか、ヒズボラは関係者2人が死亡したと発表しました。 ヒズボラはイスラエルによる犯行だと非難し、ロイター通信はレバノンの治安関係者の話としてことし初めにレバノンに持ち込まれたこのタイプのおよそ5000の通信機器にイスラエルの情報機関モサドが事前に
ベイルートのアメリカン大学病院救急科の前に停車するレバノン赤十字の救急車(18日) Photographer: Hussein Malla/AP Photo レバノンで現地時間17日午後3時半ごろ爆発し、数千人の死傷者を出したポケベルの製造元をたどると、ハンガリーの首都ブダペストの高速道路と古びた鉄道駅に挟まれた、小さな郵便局に行き着いた。 そこが、爆発したポケベルを製造したBACコンサルティングの登記された住所だ。このポケベルブランドは台湾企業のゴールド・アポロ(金阿波羅)が持つが、商業契約によりBACが生産できることになっていた。 だが、郵便局の女性はBACについて知っているのは、代表を名乗る人物が月に一度、郵便物を取りに来ることだけだと話した。BACの最高経営責任者(CEO)の住所として記載されているパリの建物は、フランス国家憲兵隊の兵舎だった。BACは「仲介企業で、ハンガリー国内に
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:雨の日の濡れエスカレーター > 個人サイト NEKOPLA Tumblr Twitter専用端末を使ってみよう スマホなんて影も形もなく、携帯電話さえ高嶺の花だった30年前。みんなどうやってTwitterをしていたかというと、ご家庭にある専用端末を使っていた。 これが当時のTwitter専用端末である。愛称はたしか「つぶやき二郎」 電話機みたいなプッシュボタンが付いていて、いわゆる「ポケベル打ち」で文字が入力できる。入力した文章が液晶でプレビューできるのは当時画期的であった。 とその前に、初回起動時にはWiFiのSSIDとパスワードを入力する必要がある。いつの時代も面倒だ 無事に
中東レバノンで数千人の死傷者を出したポケベルの同時爆発事件。米メディアは、民兵組織「ヒズボラ」と敵対するイスラエルが仕組んだ攻撃だったと伝えた。イスラエルの諜報機関「モサド」が製造過程でヒズボラのポケベルに爆弾を仕込み、メッセージを一斉受信させて同時爆発を引き起こしたという見方が広がっている。 爆発は現地時間の17日午後3時半ごろ発生した。市場で買い物をしていた人などのポケットで爆発が起きたり、煙が噴き出したりする映像が出回っている。この爆発で、ヒズボラの関係者の他、8歳の女の子を含む少なくとも9人が死亡し、数千人が重軽傷を負った。 英ロイターや米The New York Times紙の報道によると、爆発したのは台湾のメーカーGold Apolloの製品とされるポケベル「AR924」または「AP924」だった。ヒズボラがGold Apolloに5000台を注文し、2024年に入ってレバノン
レバノン各地でイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが所有するポケットベル(ポケベル)が一斉に爆発した事件で、米紙ニューヨーク・タイムズは18日、複数の情報機関関係者の話として、爆発したポケベルを製造したとされるハンガリーの企業が、イスラエルのフロント企業だったと報じた。 イスラエルは爆発への関与について肯定も否定もしていないが、イスラエルによる攻撃だった可能性がいっそう強まっている。 この企業はブダペストにある「BACコンサルティング」。爆発したポケベルは台湾メーカー「ゴールド・アポロ」社の製品だったが、BAC社がブランドの使用許可を得て製造していたとされる。 報道によると、BAC社は通常の顧客も持っていたが、当初からヒズボラを標的に定めていた。2022年夏からレバノンに向けて少しずつ製品の輸出を始め、今年2月にヒズボラの指導者ナスララ師が、イスラエルのサイバー攻撃に備えて携帯電話の使
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