6月中旬に閉会した国会で成立した、改正育児・介護休業法では、子どもが生まれた直後に、父親に限って通常の育休とは別に取得できる「男性版産休」制度が新設された。法改正によって、国は男性の産休・育休の取得を促進したい考えだが、そのためには課題も多い。Yahoo!ニュースがユーザーにコメント欄で意見を求めたところ、1000件を超えるコメントが寄せられた。コメント欄からは、家計を支える男性の収入が減ることへの不安や、取得しても家事や育児をしないのではないかという不信感、休んだ人の仕事をやる人がいない現状などが見えてきた。(6月3~9日のコメント、計1013件を基に構成)(監修:労働・子育てジャーナリスト・吉田大樹、デザイン&イラスト:曽我部花実/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 議論の前提は? 今回の法改正で新設された「男性版産休」制度では、父親に限り、子どもが生後8週になるまでの期間