アロイス・イラーセク『チェコの伝説と歴史』の邦訳により第48回日本翻訳文化賞を受賞された北海道大学名誉教授の浦井康男先生が、同じくイラーセクの『暗黒 ― 18世紀、イエズス会とチェコ・バロックの世界』(Temno - Historický orbaz)を翻訳され、出版を準備されています。この出版にあたっては資金調達のためクラウド・ファンディングを利用した予約注文出版を考えておられます。予約注文登録の応募期間は、1月10日~2月末です。チェコ文化の研究者・愛好家にとっては非常に価値ある一冊かと思われますので、何卒ご協力をお願いいたします。 以下、浦井先生からの手紙を転載いたします。 *** 突然のご連絡で恐縮ですが、翻訳本の出版のお知らせです。 小生、浦井康男は北海道大学名誉教授で、北大文学研究科でロシア語とチェコ語の教官をしていました。定年の2011年に北海道大学出版会から、アロイス・イラ