並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 25 件 / 25件

新着順 人気順

低髄の検索結果1 - 25 件 / 25件

  • 視覚刺激で「脳の老廃物」を起きている状態でも洗い流せる可能性! - ナゾロジー

    脳を意図的にデトックスできるかもしれません。 米国のボストン大学(Boston University)で行われた研究によって一定の視覚刺激から脳が解放されたとき「脳脊髄液」の量が増加して、脳の老廃物を押し流してくれる可能性が示されました。 脳脊髄液による「脳のお掃除」効果は主に睡眠中に起こると考えられていましたが、今回の発見により、脳の掃除を目覚めている状態でも意図的に起こせる可能性がでてきました。 研究者たちは脳の老廃物を意図的に洗い流す方法が確立できれば、老化やアルツハイマー病など、老廃物の蓄積に起因する脳機能の低下を、防げるようになると述べています。 しかし視覚を刺激するだけで、なぜ脳のお掃除機能がオンになるのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年3月30日に『PLOS Biology』にて公開されました。

      視覚刺激で「脳の老廃物」を起きている状態でも洗い流せる可能性! - ナゾロジー
    • 漫画家・まつもと泉さん死去 代表作に『きまぐれオレンジ☆ロード』など

      【写真】その他の写真を見る サイトでは「まつもと泉は今月6日午前0時過ぎに、かねてより入院療養中の病院にて永眠いたしました。これまで公私に亘ってお付き合いをいただきました方々、そして作品を愛してくださいました方々に心より御礼を申し上げます」と報告。 松本さんは昨年11月に、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)で苦しんでいることが、公式サイトで伝えられていたが、そのことにも触れ「近年のまつもと泉は脳脊髄液減少症による不定愁訴に苦しみながらも仕事復帰への意欲に燃えて闘病を続けてまいりましたが数年前に手術をした心臓にも不安を抱えており、残念ながら身体が保たなかったようです。ただ医師によりますと、苦しむことなく睡眠中にそのまま安らかに旅立ったとのことでした」と明かされた。 また「なお葬儀はすでに近親者のみで執り行いましたので、お供えやご香典はご辞退いただきたくお願い申し上げます」とし、「

        漫画家・まつもと泉さん死去 代表作に『きまぐれオレンジ☆ロード』など
      • 宇宙に長く滞在すると人間の脳に構造的な変化があらわれると判明

        人類が宇宙に活動範囲を伸ばしてから半世紀が経ちますが、宇宙空間への長期滞在が人間の身体にどんな影響を与えるのかについてははっきりと解明されていません。フロリダ大学やNASA・ジョンソン宇宙センターの研究者らが宇宙滞在任務の長さが人間の脳にどのような影響を与えるかを調査しています。 Impacts of spaceflight experience on human brain structure | Scientific Reports https://doi.org/10.1038/s41598-023-33331-8 Spaceflight Can Induce Long-Lasting Structural Changes in The Human Brain : ScienceAlert https://www.sciencealert.com/spaceflight-can-in

          宇宙に長く滞在すると人間の脳に構造的な変化があらわれると判明
        • 慢性疲労症候群 - Wikipedia

          筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(きんつうせいのうせきずいえん、myalgic encephalomyelitis(略称ME)/まんせいひろうしょうこうぐん、chronic fatigue syndrome(略称CFS))は、免疫系、神経系、内分泌系の多系統の病態が関与する疾患。患者が訴える主な症状は、身体及び思考力両方の激しい疲労と、それに伴い、日常生活が著しく阻害されることである。慢性疲労症候群の診断基準は、慢性疲労をきたす障害や状態、服薬状況などを除外する必要があり、仕事や生活習慣が原因でなく、十分に休養をとっても回復しないことを必要とする。貧血、甲状腺疾患、糖尿病、多発性硬化症などが症状の原因であれば除外される[1]。 国際的合意に基づく診断基準によれば A. 労作後の神経免疫系の極度の消耗、B. 神経系機能障害、C. 免疫系・胃腸器系・泌尿生殖器系の機能障害、D. エネルギー産生/

            慢性疲労症候群 - Wikipedia
          • 経頭蓋磁気刺激法 - Wikipedia

            経頭蓋磁気刺激法 8の字型のコイルを頭部にかざしている様子 経頭蓋磁気刺激法(けいとうがいじきしげきほう、英: Transcranial magnetic stimulation、TMS)は、おもに8の字型の電磁石によって生み出される、急激な磁場の変化によって(ファラデーの電磁誘導の法則により)弱い電流を組織内に誘起させることで、脳内のニューロンを興奮させる非侵襲的な方法である。この方法により、最小限の不快感で脳活動を引き起こすことで、脳の回路接続の機能が調べられる。 反復経頭蓋磁気刺激法はrTMS (Repetitive transcranial magnetic stimulation) とも略され、脳に長期的な変化を与える。多くの先行研究により、この方法が多くの神経症状(例えば、頭痛、脳梗塞、パーキンソン症候群、ジストニア、耳鳴り)や精神医学的な症状(例えばうつ病、幻聴)に有効な治療

              経頭蓋磁気刺激法 - Wikipedia
            • 「低気圧の時は頭痛がひどい」「寒い季節は関節が痛む」 天気の変化に伴う「気象病」はどこまで解明されているのか?

              Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

                「低気圧の時は頭痛がひどい」「寒い季節は関節が痛む」 天気の変化に伴う「気象病」はどこまで解明されているのか?
              • 「公開」と「非公開」の狭間で… ~ 今後のブログ運営について思案中 - Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

                ブログアディクションになっているのかも 最近は落ち着いて書く時間が取れないため、娘の私生活をネタにした軽めの記事が多くなっています。娘の機嫌を損ねぬよう、学校や先生や病院に迷惑がかからぬよう、気を使い倒して書いているため軽い話題にもかかわらず精神が削られていることに最近気がつきました。 寝たきりの状態の時とは違い、関わりが出てくる場所や人がありますので同様にはいかなくなるのは必然かとも感じます。 寝ても疲れが取れず、家の中も荒れ放題でバイオリンの先生の来られる日には朝から必死で片づけるという始末なので、ちょっと生活崩壊気味ですね。 かかりつけの医師や知人からは、「ブログを休止するか更新の頻度をぐんと落としてはどうか?」と、少し前から打診さています。慢性病を持っているため、人に比べてエネルギーが少なく外へ出ても娘よりも先にバテることもあったりします。 以前は10時間くらいは寝ていたのですが最

                  「公開」と「非公開」の狭間で… ~ 今後のブログ運営について思案中 - Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~
                • 神戸新聞NEXT|神戸|「医者になる」 難病と闘い、夢を追う18歳少年

                  「一時は自殺まで考えた」。起き上がれないほどの慢性疲労、かすみがかったような頭の中、意識障害、吐き気に腹痛…。小学生の頃から幾重にも襲いかかる原因不明の体調不良に苦しんできた少年が、ようやく病名を突き止め、治療を続けながら、「医者になる」という夢に向かって歩き出した。(鈴木久仁子) 京都府長岡京市在住で、神戸市東灘区出身の藤田春満さん(18)。病名は「脳脊髄液減少症」。交通事故や転倒、強い衝撃で髄液が漏れるなどで起きる。多くの患者は自分の血液を注射してふたをする「ブラッドパッチ」を施すのが一般的という。 ところが、藤田さんは、思い当たるような強い衝撃がなかったことと、主症状の頭痛がほとんどない珍しいタイプだったことから、この病気の診断がつかず、長年原因が分からなかった。何人もの医者の診断を受け、「最後の可能性」と、明舞中央病院(兵庫県明石市)脳神経外科での検査で、髄液が漏れていることが分か

                    神戸新聞NEXT|神戸|「医者になる」 難病と闘い、夢を追う18歳少年
                  • “知られざる国民病”の「天気痛」を引き起こす“意外”な天気の「条件」(サイエンスZERO) @gendai_biz

                    「天気が崩れると頭が痛くなる…」多くの方は経験があるのではないでしょうか。天気の影響で、頭痛や肩こり、けん怠感など体に不調が起きる「天気痛」に悩まされている人は多く、自覚していない“隠れ天気痛”の人を含めると、日本では1000万人以上いると推定されています。 しかし、天気痛のメカニズムは長年、謎に包まれていました。どんな気象条件で天気痛が起きるのか、体がどのようにして天気の変化を感じているのか、全く分かっていなかったのです。そんな中、ある日本人研究者が15年をかけて、ついにその原因の一端を明らかにしました。 決め手になったのは、医師と気象予報士がタッグを組んで行った、膨大な気象データと患者たちの症状の分析です。メカニズムが見えてきたことで天気痛に悩まされてきた患者の暮らしに劇的な変化をもたらしています。さらに、そこからは私たち人間の体が、驚くほど敏感に天気の変化を感じ取っていることが見えて

                      “知られざる国民病”の「天気痛」を引き起こす“意外”な天気の「条件」(サイエンスZERO) @gendai_biz
                    • 脳脊髄液漏出症を高い精度で診断できる新しいマーカーを発見 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

                      Spontaneous intracranial hypotension is diagnosed by a combination of lipocalin-type prostaglandin D synthase and brain-type transferrin in cerebrospinal fluid (脳脊髄液漏出症は脳脊髄液中のリポカリン型プロスタグランディンD合成酵素と“脳型”トランスフェリン・マーカーの組み合わせにより診断される) 脳脊髄液漏出症/脳脊髄液減少症は、脳周囲に存在する体液(脳脊髄液)が漏出し、頭痛など多彩な症状を示す疾患ですが、この新しい診断マーカーを脳脊髄液中に複数見出しました。 見出されたマーカーの2つを組み合わせると高い精度で診断が可能となりました(見逃しが5%以下)。 本疾患の診断には髄液腔に放射性アイソトープを注射し、その漏出・消失を診断に利

                        脳脊髄液漏出症を高い精度で診断できる新しいマーカーを発見 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
                      • 「髄液漏れ」診断対象拡大へ 国の研究班が診療指針概要 | 毎日新聞

                        12年間の研究成果を踏まえて髄液漏れに関する見解を述べる研究班の嘉山孝正氏(左端)=東京・霞が関の厚生労働省記者クラブで2019年7月5日午後2時54分、渡辺暖撮影 脳脊髄(せきずい)液減少症(髄液漏れ)の国の研究班が5日、診療指針の概要を発表した。現行の診断基準に当てはまらない程度の小さな髄液の漏れを診断対象に含める上、指針を使うことで症例に詳しくない医師も診断できるようになる。研究班代表の嘉山孝正・山形大医学部参与は「この指針により診断される患者はさらに増える」と説明した。 研究班が東京都内で記者会見した。診療指針は12年間に及ぶ研究成果の集大成。少量の髄液漏れを示すと考えられるMRI(磁気共鳴画像化装置)の画像を新たに紹介し、対象を拡大する。発症原因や症状、治療法も掲載して今秋に公表する。

                          「髄液漏れ」診断対象拡大へ 国の研究班が診療指針概要 | 毎日新聞
                        • 急増“オミクロン後遺症”最前線からの報告 - NHK クローズアップ現代 全記録

                          時間差で押し寄せるコロナ後遺症の波。専門外来がある聖マリアンナ医科大学病院には、オミクロン株に感染した現役世代が急増。40代の男性は道路標識や看板などが理解できなくなり、休職に追い込まれました。オミクロン株は感染者数が格段に多いため、かつてない“後遺症の波"が来るのではと懸念も広がっています。原因も治療法も解明されない中、長期間、後遺症に苦しむ子供たちも。患者や病院のルポ、最新研究から迫る後遺症の新たな実態に迫りました。

                            急増“オミクロン後遺症”最前線からの報告 - NHK クローズアップ現代 全記録
                          • TOEIC980点の少女襲った「脳脊髄液減少症」 3年半の治療経て回復へ

                            ヘッドホンで音楽を聴きながら、1日18時間以上の昏睡状態が続いた14歳のときの藤田紅良々さん=2019年、神戸市東灘区 髄液が漏れ、ひどい頭痛やめまいを引き起こす「脳脊髄液減少症」に悩まされてきた少女(17)=京都市在住=が3年半にわたる治療を経て、ようやく日常と将来への夢を取り戻そうとしている。1日18時間も眠り続け昏睡(こんすい)状態のようだったが、「ブラッドパッチ」という治療法が有効だった。しかし、専門医は少なく、少女は「同様の子どもたちのためにも広く治療ができる環境を」と声を上げる。(鈴木久仁子) 神戸市東灘区で暮らしていた藤田紅良々(くらら)さんは中学1年生のとき、体育の授業中に起きた事故がきっかけで脳脊髄液減少症を発症した。サッカーでドリブルをしていた際、後方から来た同級生がボールを奪おうと伸ばした足にひっかかって転倒し、「宙を吹っ飛び腰から落ちた」と話す。その翌日からひどい頭

                              TOEIC980点の少女襲った「脳脊髄液減少症」 3年半の治療経て回復へ
                            • 雨の前の不調「天気痛」かも マッサージや漢方で緩和 気圧の変化、自律神経に影響 - 日本経済新聞

                              台風などが近づくにつれ体調不良が始まるという人は多い。「台風や梅雨の時期にはなんとなく頭や節々が痛む」という程度に認識されてきたが、近年では「天気痛」などとして認知が広がってきた。専門の外来でアドバイスを受けつつ、漢方やマッサージなどによる対応が可能だ。「天気が崩れる前日になんとなく頭が痛く、めまいもしていた。一時期は会社を休んで入院するほどだった」。愛知県岡崎市に住む男性(50)は振り返る。

                                雨の前の不調「天気痛」かも マッサージや漢方で緩和 気圧の変化、自律神経に影響 - 日本経済新聞
                              • + サイキンのまつもと +

                                脳脊髄液減少症 再発 今年4月末、大学の講義を終えて帰宅中、下北沢駅構内で、急いで電車に乗ろうして来た男性に、突然激しく私の頭をぶつけられて、持病の脳脊髄液減少症を再発してしまいました。 それから、3ヶ月間、寝たきりで自宅療養しておりました。 PCを触ると悪化してしまうので、メールなど極力みないでおりました。 (液晶画面のブルーライトが、この病気に悪いので) 8月29日から、入院治療が決まり、幾度目かの闘病生活を始めることになりました。 頑張って、また復帰出来る様、闘病にこれから専念いたします。 PS 脳脊髄液減少症の治療は、数か月にも及び、その間寝たきり状態でPC及びに、スマートフォンでの、メッセージやメールは治療に専念する為、今回控えさせて下さい。 ただし、その間の、仕事の依頼などのメールは、私以外の者が確認いたします。 なので、私からの返答は、その数か月間は電話でいたします。 まつも

                                • 『NHK+で見逃し配信中「あさイチ プレミアムトーク 米倉涼子」』

                                  今朝のあさイチに、米倉涼子さんが出演されていました。 ブロードウェイのミュージカル「シカゴ」やドラマ「エンジェルフライト」の話題はもちろんのこと、5年前に発症した「脳脊髄液減少症」についても、今回しっかり語ってくれました✨ さっそくYahooニュースにも載っていたので、リンクを貼っておきますね。 米倉涼子、闘病生活明かす「8月に手術をして、今年の5月くらいから急に元気になってきました」 米倉涼子、闘病生活明かす「8月に手術をして、今年の5月くらいから急に元気になってきました」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース 女優米倉涼子(48)が14日、NHK「あさイチ」に生出演し、5年前に発症した「脳脊髄液減少症」の闘病生活について語った。 現在の体調について聞かれると、「去年とても素晴らしい先生に出会った。8news.yahoo.co.jp 見逃し配信もされています! NHK+にログインをす

                                    『NHK+で見逃し配信中「あさイチ プレミアムトーク 米倉涼子」』
                                  • 米倉涼子 病気との闘いについて語る「3年半で6回ぐらい治療やってて」「撮影中とかにひどくなって」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能

                                    米倉涼子 病気との闘いについて語る「3年半で6回ぐらい治療やってて」「撮影中とかにひどくなって」

                                      米倉涼子 病気との闘いについて語る「3年半で6回ぐらい治療やってて」「撮影中とかにひどくなって」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
                                    • 特発性低髄液圧症候群と脳脊髄液減少症

                                      特発性低髄液圧症候群と脳脊髄液減少症は、治療法はともにブラッドパッチですが、異なる病態と考えています。 特発性低髄液圧症候群SIH: spontaneous intracranial hypotension は、 軽微な外傷、もしくは誘引なく発症 画像上、典型的な所見を呈する事が多い 髄液圧は低圧の事が多い 予後良好 慢性硬膜下血腫を合併する事がある といった特徴があります。 頭部MRI上、びまん性硬膜造影を示せば、ほとんどの症例が、特発性低髄液圧症候群と考えて良いでしょう。 RI脳槽シンチのみならず、MRミエロ、CTミエロでも異常所見が高率に認められます。 これに対し脳脊髄液減少症は、 交通事故など、強い外傷で発症する事がある 原因不明例も少なくない 画像上、典型的な所見を呈する事が少ない 髄液圧は正常圧 治療改善率:約75% 胸郭出口症候群を合併する事がある といった特徴があります。

                                        特発性低髄液圧症候群と脳脊髄液減少症
                                      • 脳脊髄液減少症に対する硬膜外腔への生理食塩液注入法の有効性

                                        脳脊髄液減少症は起立性頭痛を特徴とし,脳脊髄液の減少により生じる.これに対する治療法として,硬膜外自家血注入法(自家血注入)が広く用いられているが,硬膜外生理食塩液注入法(生食注入)が診断法の1つとして推奨されている.筆者らは,2カ月から30年間脳脊髄液減少症に罹患していた10症例(外傷性8症例,特発性1症例,脊麻後頭痛1症例)の治療としてX線透視下に生食注入(造影剤との混合注入)を行い,その有効性について検討した.これらのうち6例では自家血注入の既往があり,RI脳槽シンチグラムで4症例で髄液の漏出,5症例で早期膀胱内集積があった.生食注入により起立性頭痛,視機能異常や耳鳴りなどの症状はすべての症例(7症例では1回,3症例では2回の施行)で改善した.以上より,脳脊髄液減少症に対して保存的療法が奏効しないときには,生食注入は試みてよい治療法の1つであると考えられた.

                                        • サービス終了のお知らせ

                                          サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは本日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

                                          • 『典型例から外れているけれど最近、脳脊髄液減少症患者となった者の経験談』

                                            Another Trail 世知辛い世の中を否応なしに体験することとなった不定愁訴患者のブログ。思考半分、治療過程半分、愚痴少々を目指しますが、おそらく愚痴が多くなると思います!医師のお世話になりつつ何ですが、医療社会に楯突く内容をたくさん書きそうですから。 (今日は、不定愁訴患者さんへ脳脊髄液減少症の可能性を検討されている方がいたら・・・ と思い、書きますので、いつも読んでくださる皆様スルーでOKです) 診断を受けたばかりの患者の見解です。参考程度に願いますが、偽りの無い事実で書きます。 僕は、脳脊髄液減少症の患者という新しいお墨付きをいただいた。 僕の考えていた治療計画の第一歩で診断が下った。 ここで、脳脊髄液減少症という病気について僕の経験から少し書きたいと思う。 ちょっとリスキーな診断の話。 僕は、脳脊髄液減少症の簡易検査を別の病院で5月頃に受けている。 ここで、僕を診た先生は脳脊

                                              『典型例から外れているけれど最近、脳脊髄液減少症患者となった者の経験談』
                                            • 起立時に強い頭痛  仮病と疑われがちな脳脊髄液減少症

                                              横になった姿勢から起き上がると、強い頭痛に襲われる―。そんな症状が表れたら脳脊髄液減少症の可能性がある。頭痛やめまいなどのありふれた症状が多いため、周囲から理解されにくい。「仮病なのではないか」と疑われて孤立し、離婚、退職、不登校、自殺に追い込まれる人もいる。医師の間でも認知度が低いため、適切な治療がなされずに時間が経過し、重い合併症を引き起こすこともある。 ▽吸収が過剰になり髄液が減少 脳脊髄液は、脳や脊髄(背骨の中にある太い神経の束)とそれらを包む膜(硬膜)との間にある空間(髄液腔)を満たしている無色透明な液体。髄液とも呼ばれ、脳や脊髄を保護する役割を果たす。何らかの原因で髄液が減るのが脳脊髄液減少症だ。 これまで原因としては、交通事故、スポーツなどの外傷によって硬膜が傷つき、そこから髄液が漏れるためと推測されてきた。しかし、順和会山王病院(東京都港区)脳神経外科の高橋浩一部長は「髄液

                                                起立時に強い頭痛  仮病と疑われがちな脳脊髄液減少症
                                              • コロナワクチン接種後体調不良

                                                先日開催された、第二回日本脳脊髄液漏出症学会 3つの演題を、発表させて頂きました。どれも非常に重要な知見と考えています。 最初に発表させて頂いたのは、 「コロナワクチン接種後体調不良に対し、ブラッドパッチが有効であった9例」 です。 コロナワクチンには、頻度は低いものの後遺障害に悩まれている症例が存在します。 しかし治療法は確立していません。少数例でありますが、ブラッドパッチにて効果を示した症例が存在しているのは事実です。 抄録は以下の通りです。 …………………….. コロナワクチン接種後体調不良に対し、ブラッドパッチが有効であった9例 Nine cases of cerebrospinal fluid leak following COVID-19 vaccine effectively treated by epidural blood patches 高橋 浩一1,橋本 康弘2 1山

                                                  コロナワクチン接種後体調不良
                                                • フィブリン糊パッチ

                                                  様々な事があって、今まで治療を中断していましたが、本年より再開いたしました。 フィブリン糊パッチとは、血液中のフィブリンという血液凝固に関わるたんぱく質を硬膜外に注入する治療です。フィブリン糊は血液製剤です。 血液より強固な凝固機能で、髄液の漏れを止める目的で脳脊髄液減少症症例に対して治療を行います。 フィブリン糊パッチの適応は ブラッドパッチの効果が一時的で、長期に持続しない。 ブラッドパッチを複数回施行している。 症例と考えています。 ブラッドパッチを行うと、一定期間は調子が良いものの、時間の経過で調子が元に戻り、またブラッドパッチを行うと、一定期間、良い状態を維持できる、といったことを繰り返す症例ではフィブリン糊パッチを考慮して良いと思います。

                                                    フィブリン糊パッチ
                                                  • 予防接種

                                                    インフルエンザなどの予防接種からブラッドパッチまで、どの程度間隔をあければよいか? といった質問をよく頂きます。 麻酔と、予防接種の間隔は、免疫の関係などで2週から4週間あけるべきといわれています。 予防接種には大きく 生ワクチン (ポリオ、麻疹、風疹 MRワクチン、BCG、流行性耳下腺炎、水痘) と 不活化ワクチン (三種混合、インフルエンザ 日本脳炎、B型肝炎 肺炎球菌、Hib) があります。 不活化ワクチンの方が、生ワクチンより治療との間隔が短期間でも可能とする報告がありますが、脳脊髄液減少症の場合、免疫低下などを生じる方々もいますので、ある程度の期間をあけて治療した方が、より安全と考えています。 そのため、生ワクチン、不活化ワクチンともに予防接種とブラッドパッチの間隔は1カ月以上あけるようにと指導しています。

                                                      予防接種
                                                    1