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内田樹の検索結果281 - 320 件 / 649件

  • 資産防衛のために寝当直医が読んだ本 その172 - 寝当直医の資産防衛

    負け犬の遠吠え 酒井 順子さん著 負け犬の遠吠え (講談社文庫) [ 酒井 順子 ] この本は 内田 樹さんの「街場の現代思想」の中で登場したので読んでみました。 www.marskoin.com なるほど! 面白い・・ 出版からだいぶ経ちますが 内容は全然古くない。 「負け犬の遠吠え」も「街場の現代思想」もおすすめです! Marskoinのツイッターはこちら

      資産防衛のために寝当直医が読んだ本 その172 - 寝当直医の資産防衛
    • 2021年の予言 - 内田樹の研究室

      『GQ』の先月号に2021年について予測を書いた。その前編。 こういう時は「いいニュースと悪いニュースがあるけれど、どちらから聞きたい?」というのがハリウッド映画の定番ですよね。とりあえす悪い方の予言から。 その1。東京五輪は開催されません。これはもうみんな思っているから「予言」にはなりませんけどね。日本国内でもコロナの感染者は増え続けていますけれど、アメリカは感染者数が2500万人、死者数も40万人を超えました。選手選考もできない状況です。考えてみてください、アメリカの選手団がこない東京五輪を。そんなものをNBCが放映するわけがない。アメリカがモスクワ五輪をボイコットした時もNBCは放映しませんでした。支払い済みの放映権料は保険でカバーできたから、今度もそうなると思います。 五輪中止はもう組織委内部では既決事項だと思います。でも、誰も自分からは言い出せない。言った人間が袋叩きにされること

      • 内田樹氏があざ笑う「発注先4社だと思っていたら5社でした…ありえない」”アベノマスク”の発注先が急に増えちゃった…(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

        フランス文学者で神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏(69)が27日、全世帯に配布する”アベノマスク”の発注先が4社ではなく5社であったことが菅官房長官の会見で急に発表されたことについて、自身のツイッターで政府の対応のまずさを嘲笑した。 「『発注先4社だと思っていたら5社でした。会社の名前もいくら発注したかも、今までころっと忘れてました。ははは。ひとつご容赦』で済むようなことってビジネスの世界ではありえないでしょう」とこきおろした。社民党の福島瑞穂党首の問い合わせで厚労省側は妊婦用マスクの製造先を当初は3社と回答していた。 福島党首の問い合わせで明らかになったのは福島市の「株式会社ユースビオ」。その後に行われた菅長官の会見で急に名前が読み上げられたのは、ユースビオのほか名古屋市で「日本マスク」のブランドで製造、販売を手掛ける「横井定」だった。伊藤忠商事、興和、マツオカコーポレーションの3社は既

          内田樹氏があざ笑う「発注先4社だと思っていたら5社でした…ありえない」”アベノマスク”の発注先が急に増えちゃった…(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
        • 三島由紀夫に“出会う“映画「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」(2020) - 今日観た映画の感想

          ぷらすです。 今回ご紹介するのは、1969年に東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた、三島由紀夫と東大全共闘の討論会の様子を、当時の関係者、ジャーナリストや文学者のインタビューを交えて追ったドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』ですよー! 劇場公開時、かなり気になっていたんですが上手く時間が合わず、今回アマプラで配信されてたのでやっと観ることができました。 画像出展元URL:http://eiga.com 概要 作家の三島由紀夫が自決する1年半前に行った東大全共闘との討論会に迫ったドキュメンタリー。2019年に発見されたフィルムの原盤を修復したことにより、多くの学生が集まった討論会の様子が鮮明に映し出され、当時の関係者や現代の文学者、ジャーナリストなどの証言を交えて全貌が明らかになる。監督はドラマシリーズ「マジすか学園」などの豊島圭介。(シネマトゥディより

            三島由紀夫に“出会う“映画「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」(2020) - 今日観た映画の感想
          • 【中田考×内田樹 前編】「国民国家の終焉」と「帝国の台頭」で世界は再編される |BEST TiMES(ベストタイムズ)

            『タリバン 復権の真実』(KKベストセラーズ)の発売を記念して、著者のイスラーム法学者・中田考氏が、思想家であり武道家でもある内田樹氏と対談を行なった。内田氏の武道場「凱風館」にて開催。そのときの対談を記事化して公開する。「帝国への再編」をキーワードに、いま国際情勢はどうなっているのか? 今後世界の構造はどうなっていくのか? 今回は対談の前編をおくります。 2020年2月29日、カタールのドーハで和平合意に調印した米国のハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表(左)とタリバンのバラーダル師(右) 内田:アフガニスタンのことがよく理解できる、面白くて分かりやすいお話をありがとうございました(【中田考】凱風館講演 前編および後編)。 講演の最後にアフガニスタンと上海協力機構、そしてインドについてお話いただきました(【中田考】凱風館講演 後編を参照)。僕の方からは、この点について少し追加の質問

            • 天皇制についてのインタビュー『月刊日本』 - 内田樹の研究室

              『月刊日本』の2月号に天皇制についてのインタビューが掲載された。 ―― 現在、皇室は皇族数の減少等により存続が危ぶまれ、皇位継承の在り方について議論が行われています。内田さんは『街場の天皇論』(文春文庫)で、象徴天皇制への支持を表明していますが、皇室や皇位継承の在り方についてどう考えていますか。 内田 象徴天皇制は戦後70年以上にわたる皇室の努力によって形作られてきたものです。天皇制は僕のような戦後世代にとっては必ずしも存在することが自明の制度ではありませんでした。子どもの頃は周りの大人たちの中に「天皇制廃止」を公言する人も少なくありませんでした。ですから、子どもの頃に天皇制の存否について意見を求められたら、僕は「必要ない」と答えたんじゃないかと思います。 でも、皇室と国民の関係は、敗戦直後がおそらく一番危機的で、そのあとはしだいに安定的なものになっていったように思います。大きな貢献を果た

              • 日本のテレビから気概が失われた

                1993年から1995年にかけて、日本テレビは紅白歌合戦の裏番組企画で野球拳をやった。 これに対しては『なんて低俗な』『女の裸で視聴率稼ぎか』といった抗議が殺到したらしいし、増田もかつてはそう思っていた。 その認識を改めたのは、1997年か1998年に雑誌に掲載されていた企画者インタビューを見てからだ。 もう20年以上前の話なのでうる覚えだが、企画者は次のように語っていた。 ・「音楽やスポーツで視聴率を稼ぐのは高尚で野球拳で視聴率を稼ぐのは低俗だというのは根拠があるのか」 ・「結局は紅白歌合戦だって、NHKと音楽関係者が自己満足のためにやっているオナニーにすぎない。そこに年末という雰囲気と公共放送の看板を被せて高尚なものに見せかけているだけ」 ・「相手が低俗なオナニーなのだから、こちらも『結局はこれと同じなんだよ』と限界まで低俗な番組をぶつけるために野球拳企画をやった。それが民放の人間の気

                  日本のテレビから気概が失われた
                • G7首脳に停戦交渉の仲裁求める サミットに向け識者有志が声明 | 共同通信

                  G7首脳にロシアとウクライナの停戦交渉仲裁を求める声明を発表し、記者会見する(右から)伊勢崎賢治さん、田原総一朗さんら=5日午後、国会 5月に開かれる先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に向け、国際紛争処理の専門家で東京外国語大名誉教授の伊勢崎賢治さんや、歴史学者の和田春樹さん、ジャーナリストの田原総一朗さんら識者有志が5日、東京都内で記者会見し、G7首脳にロシアとウクライナの停戦交渉の仲裁を求める声明を発表した。 声明は社会学者の上野千鶴子さんや思想家の内田樹さんらも名を連ね、「NATO諸国が供与した兵器が戦場の趨勢を左右するにいたり、戦争は代理戦争の様相を呈している」と指摘。G7に「これ以上武器を援助するのではなく、『交渉のテーブル』をつくるべき」だと訴えた。

                    G7首脳に停戦交渉の仲裁求める サミットに向け識者有志が声明 | 共同通信
                  • それでも五輪中止を求める - 内田樹の研究室

                    また東京五輪のことを書く。その話はもういいという読者もいると思うが、しつこく書かせてもらう。 5月に弁護士の宇都宮健児氏の呼びかけでオンライン署名サイトで五輪中止を求める署名が始まった。35万筆を超える署名が集まった時点で、東京都知事に要望書が提出された(7月6日時点では44万5千筆)。 要望書は、小池東京都知事宛てに提出された。だが、都はこの要望書に対していかなる検討も加えずにそのまま放置してきたことがその後の開示請求で明らかになった。報道機関からの「要望書にどう対応したのか」という問いかけに対しては、都は例のごとく「現下のコロナ対策に全力を尽くすとともに、引き続き、安全・安心な大会の開催に向けて、国・組織委員会等、関係者と連携・協力し、着実に準備を進めていきます」という壊れたロボットのような定型句を繰り返しただけであった。 お役所仕事だから、その程度の反応かも知れないと予測はしていたけ

                    • 「維新的民主主義」 - 内田樹の研究室

                      ある新聞にときどき寄稿しているコラムの今月号にこんなことを書いた。 ある雑誌から「大阪でどうして維新はあれほど支持されているのでしょうか」という取材を受けた。同じ問いは10年以上前から繰り返し受けている。そのつど返答に窮する。維新は地方自治では失政が続いているし、党員の不祥事も止まらないのに選挙では圧勝するからである。 コロナ禍で大阪府は死者数ワースト1だった。看板政策の大阪都構想は二度否決された。全長2キロ「道頓堀プール」で世界遠泳大会を開催した場合の経済波及効果は「東京五輪を超える」と堺屋太一氏は豪語した。でも、資金が集まらず最後は80メートルにまで縮小されたがそれもかなわずに放棄された。学校と病院の統廃合が進み、公立学校と医療機関は今も減り続けている。管理強化の結果、教員志望者が激減して、学級の維持さえ難しくなっている。市営バスの運転手の給与カットは橋下市長が最初に行った「公務員バッ

                      • 雨宮処凛「生きづらい女子たちへ」/内ゲバで若者が殺し合った時代と、SNSで集団リンチが繰り返される時代/イミダス

                        すごい映画を観た。 それは代島治彦監督『ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ』(2024年、ノンデライコ配給)。 今から約半世紀前、早稲田大学の文学部キャンパスで20歳の学生が約8時間にわたるリンチの果てに殺されたことを、どれくらいの人が知っているだろう? 私がそれを知ったのは、21年に出版された樋田毅著『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』(文藝春秋)によってである。映画は、この書籍と監督との出会いによって生まれたそうだ。 事件が起きたのは1972年11月。この年の2月には、かの有名な「あさま山荘事件」が起きている。連合赤軍の若者たちが人質をとってあさま山荘(長野県軽井沢町)に立てこもり、警察と銃撃戦を繰り広げた事件だ。この模様は連日テレビ中継され視聴率90%という驚愕の数字を叩き出し、また警察官が極寒の中すするカップめんが注目され、カップヌードルが爆売れするなどした。 この事

                          雨宮処凛「生きづらい女子たちへ」/内ゲバで若者が殺し合った時代と、SNSで集団リンチが繰り返される時代/イミダス
                        • 内田樹が観た、ドラマ『Pachinko パチンコ』──日本を舞台にしながら、日本で黙殺される理由とは?

                          内田樹が観た、ドラマ『Pachinko パチンコ』──日本を舞台にしながら、日本で黙殺される理由とは? 在日コリアンの歴史を数世代にわたり描くドラマ『Pachinko パチンコ』を内田樹さんが観た。日本人が目を背けてきた歴史を明るみに出すエンタメ作品が示すものとは。

                            内田樹が観た、ドラマ『Pachinko パチンコ』──日本を舞台にしながら、日本で黙殺される理由とは?
                          • インシャーアッラーそれぞれの結語として - 晶文社スクラップブック

                            日本人は、身近な隣人となりつつあるムスリムの論理を理解しているか? そこに西洋文明中心視点の誤ったイスラーム解釈はないか? 世界のイスラームに関連するトピックを題材に、より深いイスラーム理解にたどり着くための往復書簡。イスラーム教徒でイスラーム法学者である中田考、非イスラーム教徒でイスラーム思想研究者の飯山陽、専門を同じくしつつも互いに異なる立場の2人による、火花を散らす対話。 明らかになった主張の違い ここまで9本の書簡を通して、中田先生と私の主張の違いは明らかになったと思います。 一般にあるテーマについて、二人の研究者の主張が異なる場合、その理由は各々の主張の立脚する根拠の違い、方法論や解釈、理解の違いに求められることが多いと言えます。しかし中田先生と私の場合、両者がほぼ全てのテーマについて全く異なる見解を示しているのは、立場の違いに起因するところが大きいと言えるでしょう。 私は女性で

                              インシャーアッラーそれぞれの結語として - 晶文社スクラップブック
                            • https://twitter.com/levinassien/status/1568020884719550464

                                https://twitter.com/levinassien/status/1568020884719550464
                              • 竹内芳郎とサルトル──思想の柔構造と思想のだらしなさ - 猿虎日記

                                閏月社から出版された『竹内芳郎 その思想と時代』という本に、「竹内芳郎とサルトル──裸形の倫理」という論文を書きました。 honto.jp 本日、この本の合評会シンポジウムが開かれます。 「『竹内芳郎 その思想と時代』合評会シンポジウム」 2023年11月25日、於立教大学 日本サルトル学会主催 永野潤、池上聡一、小林成彬、澤田直、竹本研史、北見秀司、清眞人、佐々木隆治、田崎英明 参加希望の方は以下のGoogleフォームにご記入をお願い致します。https://t.co/oFWI8Bk6ln pic.twitter.com/NEyPsYuScB — 緑雨 (@ryoku28) October 21, 2023 以下、拙論の要約と、今日話せたら話そうと(全部は無理と思いますが)思っていることです。 *** 竹内芳郎という思想家の最初の著作は、1952年の『サルトル哲学入門』(後に『サルトル哲

                                  竹内芳郎とサルトル──思想の柔構造と思想のだらしなさ - 猿虎日記
                                • 国語改革を問い直す。 - 手探り、手作り🐄

                                  はじめに 「歴史的仮名遣い」と「現代仮名遣い」 国家意識と国語表記 歴史的仮名遣いの原理 国語改革1 占領軍の権力を背景に 国語改革2 さしあたっての漢字制限 国語改革3 さしあたっての仮名遣い 国語改革4 定着と忘却 本ブログの仮名遣い 書籍案内 はじめに このブログでの日本語の書きかた、ぼくの「仮名遣い」はヘンテコです(政治年表は公共性を意識して例外的にふつうに書いてゐます)。「住んでゐます」とか「まづ、はじめに」とか、一般には見られない書きかたをしてゐます。ちょっと古臭い印象をうけるかもしれません。「ゐます」や「まづ」という書きかたは、戦前につかわれてゐた「歴史的仮名遣い」によるつづりかただからですね。これが「国語改革」によって「います」および「まず」と書くようになりました。 「ゐます」や「まづ」と書きながら、上段の文章において「つかはれて」や「書くやうに」とは書いてゐません。そこは

                                    国語改革を問い直す。 - 手探り、手作り🐄
                                  • 『文字の書けない子どもたち - 内田樹の研究室』へのコメント

                                    ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

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                                    • 現実逃避とは下部構造の問題を上部構造に置き換えるルサンチマンであり右翼や左翼や自民党や共産党等の党派性に関係なく全ての人間が行っている - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

                                      いやはや、えらい盛り上がってもうたな~! 先日のワールドカップに関する感想、がこんなに注目を集めるとはね。 gyakutorajiro.comせっかく俺のサイトに来たんだ。ちょっとゆっくりしていけよ。 暇なら俺が書いた過去記事でも読んでくれや。 b.hatena.ne.jp「弱者男性の趣味思考や思想信条に興味ねえ」というコメントもあったから、まあ興味ある人だけでいい。 非難コメント読むのも精神的に削られる部分あるからな。 削られるっていっても、自分が一部の人を不愉快な気分にさせる記事を書いたせいでもある。 ホットエントリ入りしたがゆえに多くの人の目に留まり、不快感を与えてしまった部分もあるので、自業自得だよな。 特定の人を個人攻撃するようなことはしたくないが、「関心が無い」という意見も、攻撃する、腐す(悪く言う)ことになってしまうんだな。 「逆張り」ってコメントもあったけど、別に逆張りって

                                        現実逃避とは下部構造の問題を上部構造に置き換えるルサンチマンであり右翼や左翼や自民党や共産党等の党派性に関係なく全ての人間が行っている - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸
                                      • 大学人と職人 - 内田樹の研究室

                                        佐藤学・上野千鶴子のお二人と共編で『学問の自由が危ない』という本を出した。菅政権による日本学術会議の新会員任命拒否問題を論じたもので、多くの学者、ジャーナリストが快く寄稿依頼に応じてくれた。 すでに1400の学会が抗議声明を発表しており、この件については、このあと、どれほど長期戦になろうとも、どのような政治的恫喝が加えられても、日本の学者たちは一歩も譲らないだろうと私は思っている。 だから、問題はどうして官邸はただでさえコロナ対策で忙しいさなかにこんな面倒なトラブルを進んで引き起こしたのかということである。 推理することはそれほどむずかしくない。 彼らは「この程度のこと」が面倒なトラブルになるはずがないと高をくくっていたのである。 6人の新会員はいずれも過去に安倍政権に批判的な発言をした人たちである。菅政権は、その発足時点で「政権批判をする学者にはいかなる公的支援も与えない」ということを宣

                                        • 統一教会問題を矮小化・安倍国葬を賛美 やっぱり反日勢力だった安倍周辺の人々【適菜収】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

                                          統一教会問題を矮小化・安倍国葬を賛美 やっぱり反日勢力だった安倍周辺の人々【適菜収】 【隔週連載】だから何度も言ったのに 第25回 異様な発言を続ける橋下徹、三浦瑠麗、茂木健一郎……。「臭いもの(統一教会問題)には蓋をしろ、そんなことに拘っている場合じゃない」と言わんばかりの彼らの論点ずらしの目的は何か。新刊『日本をダメにした 新B層の研究』を刊行し、売国政治屋をのさばらせた大衆社会の末路を鋭く分析した適菜収氏の「だから何度も言ったのに」連載第25回。 看板に偽りあり。感情の起伏がすぐに顔と言葉に出てしまう高市早苗。会見はいつも冷静さを装って笑顔を絶やさないようにしているようだけれど、それってむしろ怖いよね。だって目はまったく笑っていないんだもん。 ■「国葬反対 SNS発信の8割は隣の大陸から」発言の真偽とは バンドにおける楽器の演奏は比較的自由だが、それでも前提がある。それはチューニング

                                          • 道徳の本 - 内田樹の研究室

                                            みなさん、こんにちは。内田樹です。 道徳の本を書くように頼まれました。 何を書いたらよいのかわからないままに、「うん、いいよ」と引き受けてしまいました。ふつうは何を書くか決まっているから引き受けるんでしょうけれど、このときは何を書けばいいかわからないのに、引き受けてしまいました。書きながら考えてみようと思ったからです。 この本はそういう本です。道徳について書かなければいけないのですけれど、何を書いていいかよくわからない。だから、「道徳について何を書いていいかわからないのはなぜか?」というところから書き始めることにします。 どうして「何を書いていいかわからない」のか。それは「道徳」ということばの意味が僕にはよくわかっていないからです。いや、ある程度はわかっているのでしょうけれど、あくまで「ある程度」です。ちゃんとわかっているわけじゃない。だから、人に向かって「そもそも道徳とは・・・」というよ

                                            • 独裁者とイエスマン - 内田樹の研究室

                                              日本学術会議の新会員任命拒否に私はつよく反対する立場にある。それは私がこの問題で政府への抗議の先頭に立っている「安全保障関連法に反対する学者の会」の一員であるということからもご存じだと思うけれど、私は一人の学者としてと同時に、一人の国民として、それも愛国者としてこのような政府の動きに懸念と怒りを禁じ得ないでいる。その理路について述べる。 任命拒否はどう考えても「政府に反対する学者は公的な承認や支援を期待できないことを覚悟しろ」という官邸からの恫喝である。政権に反対するものは統治の邪魔だからである。 「統治コストを最少化したい」というのは統治者からすれば当然のことである。だからその動機を私は(まったく賛成しないが)理解はできる。 けれども、統治コストの最少化を優先すると長期的には国力は深く損なわれる。そのことは強く訴えなければならない。 これまでも繰り返し述べてきた通り、 統治コストと国の復

                                              • あまりに配慮が欠けている…「新しい生活様式」への強烈な違和感(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                                「人との間隔はできるだけ2m(最低1m)開ける」「会話する際は、可能な限り真正面を避ける」「誰とどこで会ったかをメモにする」。最近、よく耳にする「新しい生活様式」の一例である。 【写真】「ペイペイの毒」に潰されたキャッシュレス企業…その残酷すぎる末路 「新しい生活様式」とは、政府が新型コロナの感染拡大防止のため、「行動の変容」を求めて、出した指針のこと。「食事」「買い物」「娯楽、スポーツ等」「冠婚葬祭」などのカテゴリーに分け、46項目の実践例が示されている。 いくらコロナ対策とはいえ、そもそも「生活様式」といった個人の生き方ににまで口を出す権限が誰にあるのか。しかも、よく読むとどれも首をかしげるような内容ばかりなのだ。 「『新しい生活様式』で提示された内容は、これまでの常識通りに真正面から受け入れようとすれば、壁にぶち当たると思います。たとえば劇場や映画館は、指示された通り一定の距離を開け

                                                  あまりに配慮が欠けている…「新しい生活様式」への強烈な違和感(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                                • 共感ベース社会の陥穽 - 内田樹の研究室

                                                  先日、ある文学賞の選考にかかわっている編集者からこんな話を聴いた。この文学賞では投稿されてきた作品を編集者たちがまず「下読み」をして、候補作を絞り込んでから選考委員会に上げる。何百本も応募作が届くのだから当然である。その「下読み」の時に、若い編集者がある作品について「これは落としましょう」という低い評点を付けた。理由を訊ねたら「主人公に共感できないんです」とこともなげに言ったそうである。 「驚きました」と私に話してくれた人はため息をついた。「主人公に自分が共感できるかどうかが文学作品の質の判定基準なんですよ・・・」すごいですね、と私も応じた。その基準だと『悪霊』や『変身』はたぶん一次選考で落ちてしまうだろう。 共感できるかどうかというのは個人の気質の問題である。「自分と近い」ということはその作品に「価値がある」ということを意味しない。そんなのは自明のことであるだと思っていたが、いつの間にか

                                                  • 2022.9.9 また「贈与」 - カメキチの目

                                                    前の記事で「贈与」について自分なりに考え、思ったことを書いてみたけれど、 それは人生に当てはめてみたようなもので、少しまえに読んだ『日本の文脈』 (内田樹・中沢新一の対談)という本に強く刺激されてのことだった。 (きょうは本に述べられていた社会からみた「贈与」についての話です) ーーーーーーーーーー 「基本的人権」「民主主義」「平和」「自由・平等・博愛」など 社会制度や理念など目に見えないものも「贈与」だ。 目に見えず、空気のようなそれらは、あってあたり前と思われている。 ふだんは意識することがないほど慣れている。 それらは、先人たちが限りない血と涙を流して得たもので、子孫の私たちに 受けつがれてきた「贈与」といえる。 ーーーーー 日本には、戦争をしかけるプーのような輩を許すほど「民主主義」がないわけでは ないし、ウクライナのような戦争状態にあるわけでもない。 しかし、火事はいつなんどき起

                                                      2022.9.9 また「贈与」 - カメキチの目
                                                    • #今こそ停戦を 賛同署名をお願いします | change.org

                                                      (この署名のURL:https://chng.it/ZrHvPh8x)、記者会見動画。HP。) 「Ceasefire  Now!今こそ停戦を」 「No War in Our Region!私たちの地域の平和を」 -----2023年5月広島に集まるG7指導者におくる日本市民の宣言 ----- 私たちは日本に生きる平和を望む市民です。 ウクライナ戦争はすでに一年つづいています。この戦争はロシアのウクライナへの侵攻によってはじまりました。ウクライナは国民をあげて抵抗戦を戦ってきましたが、いまやNATO諸国が供与した兵器が戦場の趨勢を左右するにいたり、戦争は代理戦争の様相を呈しています。数知れぬウクライナの町や村は破壊され、おびただしい数のウクライナ人が死んでいます。同時にロシア軍の兵士もますます多く死んでいるのです。これ以上戦争がつづけばその影響は地球の別の地域にも広がります。ロシアを排除する

                                                        #今こそ停戦を 賛同署名をお願いします | change.org
                                                      • 市民社会とコモン - 内田樹の研究室

                                                        1月11日にコープ自然派事業連合・憲法連絡会主催の講演会が神戸国際会館であった。そこで標題のような話をした。 1月6日、アメリカでトランプ大統領支持者たちが連邦議会議事堂に乱入し、5人が死亡するという事件がありました。これを承けて13日、下院は大統領罷免の弾劾訴追を可決しました。二度も弾劾訴追されたのはアメリカ史上トランプが初めてです。 トランプ支持者たちは今回の大統領選を不正な「盗まれた」選挙だとして、バイデンの勝利を否定しています。トランプはその前に開かれた集会で「みんなで議事堂に行こう」と煽りました。トランプ自身も行進に加わるつもりでしたが、側近たちがセキュリティを理由に止めたそうです。日本では総理大臣が市民を煽って、国会議事堂を襲うというようなことは想像もできませんが、アメリカはそういうことがあり得る国だということを改めて思い知らされました。それはアメリカでは「市民的自由」の意味が

                                                        • コロナが浮き彫りにした日本の課題とは 内田樹・岩田健太郎両氏に聞く | 毎日新聞

                                                          思想家の内田樹さんと、医師で神戸大教授の岩田健太郎さんの対談本「コロナと生きる」(朝日新書)が刊行された。感染症のリスクとどう向き合い、同調圧力や社会の分断をいかに乗り越えるか。現代思想と感染症の専門家が、新型コロナウイルス対策から、政治、経済、教育など、現代社会の諸課題まで縦横に語り合った記録だ。刊行後の10月下旬、対談の内容を振り返りつつ、現状や今後の見通しについて改めて二人に語ってもらった。【構成・関雄輔】 ――本書には5、6、7月の3度にわたる対談が収録されています。対談を振り返っていかがでしたか。 内田 素人代表として、僕が岩田さんにインタビューするような形で進みました。「本当のところはどうなんですか」と次々とお聞きし、政治や社会に怒る部分は僕が怒る担当で。 …

                                                            コロナが浮き彫りにした日本の課題とは 内田樹・岩田健太郎両氏に聞く | 毎日新聞
                                                          • 安倍元首相の「国葬」中止を求めます ・ Change.org

                                                            7月22日の閣議で政府は、故安倍晋三氏の「国葬」を9月27日に行うことを決定しましたが、これには、多くの皆さんが疑問と反対の声をあげています。 報道各社の世論調査でも、「国葬反対」(47.3%、時事通信社8月)、国葬を行うことを「評価しない」(50%、NHK8月)など、「反対」、「評価しない」が多数です。 このような世論には理由があります。1)個人の葬儀を国が行う根拠法が存在しないこと、2)特定の個人の葬儀費用を税金で執行することが、法の下の平等、思想や良心・信教・表現の自由、財政民主主義を定めた憲法に反すること、3)安倍氏の政治的な業績に対する評価は定まっておらず、むしろ「モリカケ・サクラ疑惑」など行政の私物化や、国会軽視、官僚統制のあり方などに厳しい批判があること、などの点が主なものです。「国葬」が日本国憲法の諸原則と相いれないという指摘も各方面から行われています。 くわえて、連日報道

                                                              安倍元首相の「国葬」中止を求めます ・ Change.org
                                                            • 日本と世界のこれからを知るための10冊の教養書 - 内田樹の研究室

                                                              週刊東洋経済から「日本と世界のこれからを知るための教養書」の選書を頼まれた。記事を再録。 世界のこれからを知る、日本のこれからを知るという基準で「教養書」の選書を試みたが、世界の政治的な見通しについては、適当な本を見つけにくかった。ひと昔前なら、サミュエル・ハンチントン『文明の衝突』、フランシス・フクヤマ『歴史の終わり』など、大きな絵を描いた本があった。今はそういう30年、50年のスパンで世界を見通すような人がもう見当たらない。人口動態や環境問題など社会的な大きな問題も考慮して考えると、政治よりも経済に関連する本のほうが納得いくものが多い。 グローバル資本主義が終焉に近づいているという点で大方の人たちの意見はもう一致している。資本主義の暴走をどう抑制して、どう軟着陸させるのかという技術的な議論にすでに局面は移っている。そうした問題を扱っている本の中で一般読者に読みやすいものを選んだ。 本当

                                                              • 「決して正解は教えない」孔子、親鸞、レヴィナス……偉大な師ほど弟子を“徹底的に困らせる”訳 | 文春オンライン

                                                                『街場の成熟論』が話題を呼ぶ内田樹さんと、『一億三千万人のための「歎異抄」』を上梓した高橋源一郎さん。長年の盟友である二人が「成熟」をテーマに縦横無尽に語り合った。 ◆◆◆ 高橋 内田さんに会うのは数年ぶりですが、以前今や休刊になった『SIGHT』という雑誌で対談シリーズをずっと一緒にやっていました。そのときにはだいたい、まず僕から話して内田さんがレシーブする習慣でしたので、今日もそのスタイルでいきたいと思います。 内田 はい、よろしくお願いします。 高橋 僕も最近、『一億三千万人のための「歎異抄」』という本を出しました。「一億三千万人」という冠がついた本はこれで3冊目ですが、前の本の『論語』に続いて、親鸞の『歎異抄』を訳したんですね。本が出た後、そういえば、どちらも〈先生と弟子の話〉であることに気がついた。僕はいままで、いわゆる「翻訳」は3つくらいしか手掛けてなくて、『論語』の前は80年

                                                                  「決して正解は教えない」孔子、親鸞、レヴィナス……偉大な師ほど弟子を“徹底的に困らせる”訳 | 文春オンライン
                                                                • 選挙では誰に投票するのか? - 内田樹の研究室

                                                                  中日新聞に連載している「視座」に送った原稿を再録。 参院選が近づいたせいで周りが騒然としてきた。何人かの候補者たちから「推薦人」や「応援」を求められる。私は誰に頼まれても「いいですよ」とお答えすることにしている。そう聴いて「節操がない」と眉をひそめる方もいることだろう。でも、選挙というのはそれほど厳密なものであるべきではないと私は思っている。あの人にもあの人にも当選して欲しい。それがたとえ同じ選挙区で競合していても、そう思う。 私はどの候補者についても私の政治的意見との完全な一致を求めない。かなり違っていても構わない。「私が個人的に暮らしやすい社会を作ってくれるかどうか」を基準にして私は選挙に臨むことにしている。極端なことを言えば、権力者が「内田に発言機会を与えない」「著書を発禁にする」「投獄する」というような命令を下した時に身体を張って反対してくれそうな人であれば誰でもよい。 そもそも私

                                                                  • ロシアとウクライナについてのインタビュー - 内田樹の研究室

                                                                    3月31日にあるネットメディアのインタビューを受けた。それが公開された。そのロングヴァージョンを上げておく。 ― ロシアとウクライナはどういうところで決着がつくと思いますか? 内田 想像もつかないですね。プーチンは本当に核兵器を使うかも知れないし。そうなると、先行き不明です。 ― すごく泥沼化しますかね。 内田 泥沼化するとロシアに不利です。すでにロシアの統治機構はかなり危険な状態になっていると思います。このウクライナ制圧作戦はたぶん2日ぐらいで終わるはずの電撃作戦だったと思うんですが、それがここまで長引いている。それは、ロシアの情報収集力、分析力がかなり劣化しているということだし、おそらく兵力自体も世界が思っていたよりもかなり弱体化していた。 どうやらウクライナ侵攻前に、プーチンにプランB、プランCや「出口戦略」を提言する人が周りにまったくいなかったらしい。独裁者の周りにはイエスマンばか

                                                                    • 内田樹、平川克美 著『東京ファイティングキッズ・リターン』より。安倍、お前だったのか。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                                      平川 そういうことだろうね。マヌーヴァーを演じるための実体が裏側にあるわけなんだけれども、そこがなくなっちゃった。はなからなかったのかな。 内田 どうもないみたいよね。安倍晋三もそんな感じがするしね。おもしろかったのは福田康夫でさ、いまどき珍しく「全身これマヌーヴァー男」でさ、何考えているかわからない。ぼくはああいうのが政治家の本道だと思うんだけど、ああいうスタイルが今は不評なんだよね。 平川 分かりにくいからでしょう。 内田 分かりにくくていいじゃない。あの程度のマヌーヴァーは許容範囲でしょう。あれでも「分かりにくいからダメだ」とメディアは書き立てていたけれど、それはメディアの方がイノセンスにすり寄り過ぎだよ。 (内田樹、平川克美『東京ファイティングキッズ・リターン』バジリコ、2006) おはようございます。06年の段階では内田樹さんに軽んじられていた安倍元首相ですが、凶弾に倒れた今とな

                                                                        内田樹、平川克美 著『東京ファイティングキッズ・リターン』より。安倍、お前だったのか。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                                      • 『コロナ後の世界』まえがき - 内田樹の研究室

                                                                        『コロナ後の世界』(文藝春秋)は10月20日刊行予定。少しフライングするけれど、販促活動として「まえがき」を載せておく。こんな本。 まえがき みなさん、こんにちは。内田樹です。本をお手に取ってくださってありがとうございます。 この『コロナ後の世界』は「ありもの」のコンピレーションです。素材になったのはブログ記事やいろいろな媒体に発表した原稿です。でも、原形をとどめぬほどに加筆しておりますので、半分くらいは書き下ろしの「セミ・オリジナル」と思ってください。 かなり時局的なタイトルになっていますが、それはいくつかの論考が今回のパンデミックで可視化された日本社会に深く蝕んでいる「病毒」を扱っているからです。それについて思うところを書いて「まえがき」に代えたいと思います。 僕は今の日本社会を見ていて、正直「怖い」と思うのは、人々がしだいに「不寛容」になっているような気がすることです。 言葉が尖って

                                                                        • サンデル博士がトランプ勝利を読み解く: 極東ブログ

                                                                          YouTubeのAmanpour and Companyのチャネルに、先日の米国大統領選挙ついて、特にそのリベラル派の敗北について、日本でも『これからの「正義」の話をしよう』で有名な政治哲学者マイケル・ジョゼフ・サンデル(Michael Joseph Sandel)のインタビューがあり、それなりに興味深いものだった。それなりにというのは、それほど想定外の話はないなと思えたからでもあった。 サンデル博士は、今回の大統領選挙でトランプ氏が勝利した理由を、米国民の不満から説明している。サンデル博士によれば、この不満の背後には二つの主要な要因がある。 第一に、米国市民は自分たちがどのように統治されているのかについて有意義な発言権を持っていないと感じていることだ。このことは本質的に自己統治ということ自体の危機である。米国では大多数の国民が自分たちの声が反映されていないと強く感じている。 第二に、米国

                                                                          • 10月になりました。 - クルルのおじさん 料理を楽しむ

                                                                            神奈川の自宅の庭のホトトギス。ほぼ満開です。今年の方が早いように思います(左)。ちょっと空いているスペースに秋桜を植えました。毎年、咲いてくれると嬉しいのですが(右)。2021年10月4日、撮影。 10月になりました。早いものです。岸田さんが自民党の総裁選挙に勝利して、第120代の総理に選ばれました。就任早々の世論調査では支持率が大変に低い、政権発足時として歴代ワースト三位だそうです。振り返ると菅さんが就任の時は無茶苦茶、支持率が高かったんですねえ。意外な感じがしました。世論というのもブレが大きいモノ、改めて大変なお仕事だと思います。 相変わらず読書三昧です。珍しく、久しぶりに本を買いに本屋さんに行きました。買いたいと思っていた本の横に興味がある本が並んでいたので、ついでに買ってしまいました。内田さんと姜さんの本ですが、新内閣の発足の時にちょうど読み終えたところでした。 「新世界秩序と日本

                                                                              10月になりました。 - クルルのおじさん 料理を楽しむ
                                                                            • 常識にもう一度力を - 内田樹の研究室

                                                                              兵庫県知事選について書こうと思ったけれど、日替わりで事件が続くので、この記事が出る頃には事態がどうなっているのか予測がつかない。とにかく「異常な選挙」だったことは確かである。 前知事の再選が決まった直後は「オールドメディアがニューメディアに敗北した」という総括が支配的な論調だった。しかし、実際にはオールドメディアが知事選の異常さを「報道しなかったこと」で前知事にSNSの「追い風」が吹いて世論が一転したのだから、むしろ「オールドメディアの世論形成力は侮れない」ことを思い知らされたと言うべきだろう。 今回の県知事選では、公選法の制度上の抜け穴を利用して自己利益を得る「ハッカー」が幅を利かせた。ハックすることをスマートでクレバーだと評価する人がいる。この人物を「賢い」評した政党幹事長さえいた。 公選法も他の制度と同じく「市民は遵法的であり、良識に従ってふるまう」ことを暗黙の前提にして設計されてい

                                                                              • 参院選の予測を語る - 内田樹の研究室

                                                                                毎週寄稿している信濃毎日新聞に今週は参院選のことを書いた。 ある新聞の取材で参院選の見通しについて訊かれた。「争点がない」「投票率が下がる」「野党が負ける」というのが大方のメディアの予想だけれど、果たしてその通りになるだろうか。 いつも言っている通りだが、そういう質問に対してはできるだけ具体的に未来予測をするようにしてる。予測が外れた場合に、どういう情報を見落としたのか、どういう推論上のミスを犯したのかを自己点検できるからである。どうとでも解せる玉虫色の未来予測をしておいて、「こうなると思っていました」と後知恵でごまかすと、本人の推理力の開発には資するところがない。だったら確信がなくても、具体的な予測を述べた方がいい。「外れることを恐れない」というのは未来の未知性を前にして謙虚であるための一つの作法だと私は思っている。 年初に「ロシアのウクライナ侵攻」を予測したロシア専門家がどれだけいただ

                                                                                • 2022年3月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言

                                                                                  2022年3月に読んだ本は26冊。転職の準備を始めたこともあり1カ月30冊のペースが守れず残念。 3月の傾向としては、転職関係と資本論についての本が何冊か。資本論については、簡単に分かるように書いてある本をもっと読みたい。マルクスその可能性の中心(柄谷行人)は私には難しすぎて途中で挫折した。(読破してないのでリストには入れず) 他に、過去に途中で挫折したのは ・愚管抄(次は現代語訳バージョンでチャレンジしたい。) ・ジョジョ ストーンオーシャン(KENZOあたりで。今はもう読破したけど。) 3月に読んだ本の中で、 面白かったのは2030年。 怖かったのは非正規・単身・アラフォー女性~「失われた世代」の絶望と希望~。 無職になりかけてるから。 古い本で多分読むの2回目だけど1回目にもっとちゃんと読んで覚えておけば良かったと思ったのは人に強くなる極意。 「組織を侮ってはいけない。会社の潮目が変

                                                                                    2022年3月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言