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内田樹の検索結果321 - 360 件 / 727件

  • 岩田健太郎医師「ロックダウンと言い続けた理由」 内田樹との対談で明かしたコロナ対策の実情 | AERA dot. (アエラドット)

    (写真左)いわた・けんたろう/1971年生まれ。医師。神戸大学病院感染症内科教授。(写真右)うちだ・たつる/1950年生まれ。思想家、武道家。神戸女学院大学名誉教授。(写真/楠本涼) 4月13日(月)発売の週刊誌「AERA」4月20日号の表紙 新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が7都府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県)に発出されて3日が経った。期間は5月6日までの1カ月間。10日午後には、愛知県も独自の緊急事態宣言を出した。各都府県の知事が住民の外出自粛要請などの措置をとる。ただ強制力はなく、あくまで「要請」となる。 【対談の続きが掲載される「AERA」はこちら】 そんな中、以前から外出を控える要請の必要性を強く提唱していたのが、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授だ。記憶にも新しいクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」内の感染対策を

      岩田健太郎医師「ロックダウンと言い続けた理由」 内田樹との対談で明かしたコロナ対策の実情 | AERA dot. (アエラドット)
    • 民主主義の時代 - 内田樹の研究室

      ある「育児雑誌」でインタビューを受けた。その時に思いついて日本の民主主義はとても短命なものだった(過去形なのが悲しい)という話をした。それを再録する。 終戦を境に戦前の軍国教育は全否定され、日本はいきなり民主国家になりました。つい昨日までの治安維持法があり、特高や憲兵隊がいた時代に比べたら夢のように自由な社会が出現したわけです。家庭もそれに準じて、戦前までとは違う、まったく新しいものにならなければならないという人々は思っていた。ほんとうにそう思っていたのです。 でも、彼ら自身は親たちも教師たちも「民主主義」なんて知らない。戦前の家庭も学校も職場もどこにも民主主義なんかなかったからです。自分が経験したことがない理念をいまここで実践しなければならない。そういう歴史的急務に1950年代の親たち教師たちは直面していました。そして、僕が知る限り、彼らはかなり誠実にその「責務」を果たそうとしていました

      • 2022.1.4 霊・魂・スピリチュアル - カメキチの目

        初詣がくると「霊」(ひろく霊的なもの)を思う。 (グーグル画像より) 霊の存在を信じるか?と問われれば、若いころはイイエと答えたと思うが、 いまは(迷いながらも)ハイに変わった。 でもホントのところ、こんなの「愚問」のような気がしている。 宗教の信仰の問題のようで、あると信じる人にはある、ないと信ずる人にはない。 愛読ブログrecocaさんのきょ年の11月終りの記事に「犬猫販売禁止inフランス」 に共感してコメントしたところ返信があった。 その返信に紹介された「霊」について書かれたブログにいろいろ刺激された。 miyoshi71.hatenablog.com ここでの「霊」は「魂」は、よくいう「スピリチュアル」であり、 実体としての霊、得体のよくわからない、まがまがしい感じの存在ではないと 私は思った。 しかし、関連ブログ(本なども)のなかには詳しく読めば、???…と感じるものもありそうな

          2022.1.4 霊・魂・スピリチュアル - カメキチの目
        • 憲法空語論 - 内田樹の研究室

          『週刊金曜日』の憲法特集に少し長いものを寄稿した。憲法記念日なので、それを再録。 今号は憲法特集ということなので、憲法についての私見を述べる。同じことをあちこちで書いているので「もうわかったよ」という人もいると思うけれど、私と同じようなことを言う人はあまりいないようなので、しつこく同じ話をする。 憲法についての私の個人的な定義は「憲法は空語だ」というものである。「空語であるのが当然」であり、少し喧嘩腰で言えば「空語で何が悪い」ということである。 あらゆるタイプの「宣言」と同じく、憲法も空語である。ただし、それは「満たすべき空隙を可視化するための空語」、「指南力のある空語」、「現実を創出するための空語」である。 憲法と目の前の現実の間には必ず齟齬がある。それが憲法の常態なのである。憲法というのは「そこに書かれていることが実現するように現実を変成してゆく」ための手引きであって、目の前にある現実

          • EDF(エルフやドワーフが出てくるようなファンタジー)宣言 - 本格はてなブログ

            ようこそ! スケベエルフの森へ 〜従順な爆乳褐色エルフにご奉仕される現代性活〜 (ぷちぱら文庫 300) 作者:和知まどかパラダイムAmazon 「EDF」という言葉をご存知でしょうかご存知ないでしょうね。なぜならわたしがこの前考えたばかりの言葉だから。 EDFとは、Elf・Dwarf・Fantasyの略、つまり「エルフやドワーフが出てくるような(異世界)ファンタジー」という意味です。 ファンタジーにエルフやドワーフが出てくるのは当たり前でしょう?なに言ってるのこの人(比喩的な用法としてのきちがいかしら?)、と思ったそこのあなた。あなたのような人のためにこそ、「EDF」は必要なのです。 指輪物語の影響を受けたTRPGの影響を受けたコンピュータRPGの影響を受けたラノベの影響を受けたなろうの……(続く)といった具合に、異世界ファンタジーの伝統は連綿と受け継がれてきました。この継承の流れの中で

              EDF(エルフやドワーフが出てくるようなファンタジー)宣言 - 本格はてなブログ
            • 『統一教会、安倍国葬について他 - 内田樹の研究室』へのコメント

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                『統一教会、安倍国葬について他 - 内田樹の研究室』へのコメント
              • 【創作漫画】99話と『しょぼい生活革命』 - りとブログ

                今日も週一で更新してるオリジナル漫画の続きをご覧ください! グランピレパ物語99話 この作品は、しぐれアニキ(id:nagatakatsuki) 主催の「PFCS」という「参加者それぞれが国とキャラを創作して互いに交流する企画」に参加させてもらって描いてます。 現在は、ねず(id:nezuzyouzi)さんの「ワコク」を舞台にお話が進行中です。 前回のお話はこちら! いい本を読んだ 今日は新しい視点をたくさんくれた本を読んだのでちょっとその本について語ろうと思います。 こちらです。 しょぼい生活革命 作者:樹, 内田,えらいてんちょう 発売日: 2020/01/22 メディア: 単行本 何事も穏やかにかつ鋭い切り口でズバッと発言するのでたまに炎上しちゃったりされてるけどぼくは「なるほどなぁ」と思わせてもらえることが多い内田樹さんと、最近何かと話題のえらいてんちょうさんの対談本なんです。 タ

                  【創作漫画】99話と『しょぼい生活革命』 - りとブログ
                • 『アウトサイダー』についての個人的な思い出とささやかな感想 - 内田樹の研究室

                  私が『アウトサイダー』を手に取ったのは、1966年の秋のことである。そのときのことは半世紀近く経った今でもはっきり記憶している。この本の導きによって、私は知的成熟の一つの階段を上ることができたからである。その話をしよう。 その年、私は都立日比谷高校という進学校の雑誌部という超絶ナマイキ高校生たちのたまり場のようなクラブの1年生部員だった。上級生たちはヘーゲルとかマルクスとかフロイトとかサルトルとか、そういう固有名をまるで隣のクラスの友人たちについて語るかのように親しげに口にしていた。私はそこで言及されている人たちについて、かろうじて人名辞典レベルの知識があるのみで、手に取ったこともなかった。ましてやその一節を適切なタイミングで議論の中で引用するというような知的離れ業は夢のまた夢であった。 この圧倒的な知的ビハインドをどう克服すればいいのか、15歳の私はその手立てがわからぬまま呆然としていた

                  • 『撤退論』まえがき - 内田樹の研究室

                    今回は「撤退」について僕が信頼を寄せる書き手の方たちに寄稿をお願いして、論集を編みました。寄稿の依頼文を以下に掲げます。それをお読み頂ければ、論集の趣旨はご理解頂けると思います。 みなさん、こんにちは。内田樹です。 晶文社の安藤聡さん経由で、僕からの手紙が届くということは、「ああ、また寄稿依頼なんだな」とみなさんすぐに思われたと思います。ご賢察の通りです。今回は「撤退について」という主題での寄稿依頼です。まずは編集の趣旨についてご説明致します。 先日、奈良県立大学の主催で「撤退学」をめぐるシンポジウムが開催されました。主催者側を代表して、同大の堀田新五郎先生が「今、撤退的知性の必要を問う」という問題提起をされて、それを承けて僕と水野和夫先生が講演をして、それから全体討議がありました。議論の内容について、ここでは詳細にはわたりませんが、日本のこれからの「撤退」はどういうものになるのかという問

                    • Voice について - 内田樹の研究室

                      2019 年の5月に国語科の教員たちを対象に「国語について」の講演を行った。いつもの話なのだけれど、「ボイス」に関してわりとまとまった話をしたので、その部分だけを抜き出して再録する。 査定をしないで、能力を開花させるためには、何をなすべきか。ここからようやく国語教育の話になります。 子供たちが開花させることになる国語の能力とは何か。僕はそれを「自分のボイス (voice) を発見すること」だと思います。子供たち一人一人が「自分のボイス」を発見し、「自分のボイス」を獲得する。極言すれば、国語教育の目的は、その一つに尽きると思います。小学校から大学までかけて、「私は自分のボイスを発見した」と思えたら、その人については、国語教育はみごとな成功を収めたと言ってよいと思います。 最初に、「私のボイス」という言葉を知ったのは映画からです。『クローサー』という映画がありました。映画自体はどうということの

                      • 祝・アカデミー賞受賞。内田樹が語る『君たちはどう生きるか』——かわいいものと空飛ぶ少女の不在

                        私は宮崎駿の映画のかなり熱烈なファンである。これまでいくつかの宮崎駿作品について映画評を書いてきた。宮崎作品を観た後は、いつでも語りたいことが湧き上がってきて、語らずにはいられないのである。 今回の『君たちはどう生きるか』についても、何かを語らずにはいられないことに変わりはないのだが、それはこれまでのように自分が観た映画について語ることを通じて「さらなる愉悦」を引き出すためではない。「これは一体どういう作品なのか」を何とか言葉にしてみないと、自分が何を観たのかがよく分からないからである。 これまでの宮崎作品なら、物語は完結し、ラストで伏線は回収され、映画の「メッセージ」も別に解釈の手間をかけずともすんなりと伝わってきた。映画を楽しむ上では、それで十分だった。そして、映画をたっぷり楽しんだ上で、「果たして物語はあれで完結しているのか?」「伏線はほんとうに回収されているのか?」「あんな『分かり

                          祝・アカデミー賞受賞。内田樹が語る『君たちはどう生きるか』——かわいいものと空飛ぶ少女の不在
                        • ひろゆき on X: "プレイボーイ誌で内田樹氏に対談を申し込んだら「話が噛み合わないような気がする」という理由で断られました。 「対話を拒否するのが正しい」のであれば、政府の対話をしない姿勢も正しい事になりますね。 〉ひろゆき氏の投稿は「非常に罪深い行為だった」内田樹が語るhttps://t.co/IWkJXRNHk8"

                          • Choose Life Project - Wikipedia

                            Choose Life Project(チューズライフプロジェクト)は、日本のインターネット報道番組、映像プロジェクト[2][3]。2016年7月に任意団体「Choose Life Project」が作られ、2020年7月に「株式会社CLP」として法人化した[4]。 概要[編集] 2016年、TBS「報道特集」のディレクターだった佐治洋[5][6][7]、報道に携わるA(2021年11月脱退)、TBS「NEWS23」のディレクターだった工藤剛史らが中心となって発足したインターネットメディア・映像プロジェクト[8][9]。発足当初は、国政選挙の投票率が低い事態を受けて、著名人に投票を呼びかける動画を制作していたが、徐々に時事的なテーマを取り扱う討議形式の企画配信も行うようになっていった[10]。国会で野党が政権を追及する動画の切り出しや、政権与党の政策を批判する番組の制作など、リベラル寄りの

                            • 資産防衛のために寝当直医が読んだ本 その172 - 寝当直医の資産防衛

                              負け犬の遠吠え 酒井 順子さん著 負け犬の遠吠え (講談社文庫) [ 酒井 順子 ] この本は 内田 樹さんの「街場の現代思想」の中で登場したので読んでみました。 www.marskoin.com なるほど! 面白い・・ 出版からだいぶ経ちますが 内容は全然古くない。 「負け犬の遠吠え」も「街場の現代思想」もおすすめです! Marskoinのツイッターはこちら

                                資産防衛のために寝当直医が読んだ本 その172 - 寝当直医の資産防衛
                              • 2021年の予言 - 内田樹の研究室

                                『GQ』の先月号に2021年について予測を書いた。その前編。 こういう時は「いいニュースと悪いニュースがあるけれど、どちらから聞きたい?」というのがハリウッド映画の定番ですよね。とりあえす悪い方の予言から。 その1。東京五輪は開催されません。これはもうみんな思っているから「予言」にはなりませんけどね。日本国内でもコロナの感染者は増え続けていますけれど、アメリカは感染者数が2500万人、死者数も40万人を超えました。選手選考もできない状況です。考えてみてください、アメリカの選手団がこない東京五輪を。そんなものをNBCが放映するわけがない。アメリカがモスクワ五輪をボイコットした時もNBCは放映しませんでした。支払い済みの放映権料は保険でカバーできたから、今度もそうなると思います。 五輪中止はもう組織委内部では既決事項だと思います。でも、誰も自分からは言い出せない。言った人間が袋叩きにされること

                                • 三島由紀夫に“出会う“映画「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」(2020) - 今日観た映画の感想

                                  ぷらすです。 今回ご紹介するのは、1969年に東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた、三島由紀夫と東大全共闘の討論会の様子を、当時の関係者、ジャーナリストや文学者のインタビューを交えて追ったドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』ですよー! 劇場公開時、かなり気になっていたんですが上手く時間が合わず、今回アマプラで配信されてたのでやっと観ることができました。 画像出展元URL:http://eiga.com 概要 作家の三島由紀夫が自決する1年半前に行った東大全共闘との討論会に迫ったドキュメンタリー。2019年に発見されたフィルムの原盤を修復したことにより、多くの学生が集まった討論会の様子が鮮明に映し出され、当時の関係者や現代の文学者、ジャーナリストなどの証言を交えて全貌が明らかになる。監督はドラマシリーズ「マジすか学園」などの豊島圭介。(シネマトゥディより

                                    三島由紀夫に“出会う“映画「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」(2020) - 今日観た映画の感想
                                  • 内田樹氏があざ笑う「発注先4社だと思っていたら5社でした…ありえない」”アベノマスク”の発注先が急に増えちゃった…(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

                                    フランス文学者で神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏(69)が27日、全世帯に配布する”アベノマスク”の発注先が4社ではなく5社であったことが菅官房長官の会見で急に発表されたことについて、自身のツイッターで政府の対応のまずさを嘲笑した。 「『発注先4社だと思っていたら5社でした。会社の名前もいくら発注したかも、今までころっと忘れてました。ははは。ひとつご容赦』で済むようなことってビジネスの世界ではありえないでしょう」とこきおろした。社民党の福島瑞穂党首の問い合わせで厚労省側は妊婦用マスクの製造先を当初は3社と回答していた。 福島党首の問い合わせで明らかになったのは福島市の「株式会社ユースビオ」。その後に行われた菅長官の会見で急に名前が読み上げられたのは、ユースビオのほか名古屋市で「日本マスク」のブランドで製造、販売を手掛ける「横井定」だった。伊藤忠商事、興和、マツオカコーポレーションの3社は既

                                      内田樹氏があざ笑う「発注先4社だと思っていたら5社でした…ありえない」”アベノマスク”の発注先が急に増えちゃった…(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
                                    • 【中田考×内田樹 前編】「国民国家の終焉」と「帝国の台頭」で世界は再編される |BEST TiMES(ベストタイムズ)

                                      『タリバン 復権の真実』(KKベストセラーズ)の発売を記念して、著者のイスラーム法学者・中田考氏が、思想家であり武道家でもある内田樹氏と対談を行なった。内田氏の武道場「凱風館」にて開催。そのときの対談を記事化して公開する。「帝国への再編」をキーワードに、いま国際情勢はどうなっているのか? 今後世界の構造はどうなっていくのか? 今回は対談の前編をおくります。 2020年2月29日、カタールのドーハで和平合意に調印した米国のハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表(左)とタリバンのバラーダル師(右) 内田:アフガニスタンのことがよく理解できる、面白くて分かりやすいお話をありがとうございました(【中田考】凱風館講演 前編および後編)。 講演の最後にアフガニスタンと上海協力機構、そしてインドについてお話いただきました(【中田考】凱風館講演 後編を参照)。僕の方からは、この点について少し追加の質問

                                      • 日本のテレビから気概が失われた

                                        1993年から1995年にかけて、日本テレビは紅白歌合戦の裏番組企画で野球拳をやった。 これに対しては『なんて低俗な』『女の裸で視聴率稼ぎか』といった抗議が殺到したらしいし、増田もかつてはそう思っていた。 その認識を改めたのは、1997年か1998年に雑誌に掲載されていた企画者インタビューを見てからだ。 もう20年以上前の話なのでうる覚えだが、企画者は次のように語っていた。 ・「音楽やスポーツで視聴率を稼ぐのは高尚で野球拳で視聴率を稼ぐのは低俗だというのは根拠があるのか」 ・「結局は紅白歌合戦だって、NHKと音楽関係者が自己満足のためにやっているオナニーにすぎない。そこに年末という雰囲気と公共放送の看板を被せて高尚なものに見せかけているだけ」 ・「相手が低俗なオナニーなのだから、こちらも『結局はこれと同じなんだよ』と限界まで低俗な番組をぶつけるために野球拳企画をやった。それが民放の人間の気

                                          日本のテレビから気概が失われた
                                        • 『内田樹 on Twitter: "でも、一番先に攻め込むのは自民党だと思います。一人10億くらい積めば、「中国のエージェントになりたい議員」はいくらでも手に入るでしょう。これまで「日米同盟基軸」と呼号していた諸君が掌を返したように「これからは日中同盟基軸だ」と言い出しても僕は驚きません。"』へのコメント

                                          いや w、"コロナ禍が終息したときに"は中共自体が無くなってる可能性の方が高いのでは?w アメリカを含めた世界中に嫌悪感を撒き散らしたし。アメリカはキレてるし。 中国 内田樹

                                            『内田樹 on Twitter: "でも、一番先に攻め込むのは自民党だと思います。一人10億くらい積めば、「中国のエージェントになりたい議員」はいくらでも手に入るでしょう。これまで「日米同盟基軸」と呼号していた諸君が掌を返したように「これからは日中同盟基軸だ」と言い出しても僕は驚きません。"』へのコメント
                                          • G7首脳に停戦交渉の仲裁求める サミットに向け識者有志が声明 | 共同通信

                                            G7首脳にロシアとウクライナの停戦交渉仲裁を求める声明を発表し、記者会見する(右から)伊勢崎賢治さん、田原総一朗さんら=5日午後、国会 5月に開かれる先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に向け、国際紛争処理の専門家で東京外国語大名誉教授の伊勢崎賢治さんや、歴史学者の和田春樹さん、ジャーナリストの田原総一朗さんら識者有志が5日、東京都内で記者会見し、G7首脳にロシアとウクライナの停戦交渉の仲裁を求める声明を発表した。 声明は社会学者の上野千鶴子さんや思想家の内田樹さんらも名を連ね、「NATO諸国が供与した兵器が戦場の趨勢を左右するにいたり、戦争は代理戦争の様相を呈している」と指摘。G7に「これ以上武器を援助するのではなく、『交渉のテーブル』をつくるべき」だと訴えた。

                                              G7首脳に停戦交渉の仲裁求める サミットに向け識者有志が声明 | 共同通信
                                            • それでも五輪中止を求める - 内田樹の研究室

                                              また東京五輪のことを書く。その話はもういいという読者もいると思うが、しつこく書かせてもらう。 5月に弁護士の宇都宮健児氏の呼びかけでオンライン署名サイトで五輪中止を求める署名が始まった。35万筆を超える署名が集まった時点で、東京都知事に要望書が提出された(7月6日時点では44万5千筆)。 要望書は、小池東京都知事宛てに提出された。だが、都はこの要望書に対していかなる検討も加えずにそのまま放置してきたことがその後の開示請求で明らかになった。報道機関からの「要望書にどう対応したのか」という問いかけに対しては、都は例のごとく「現下のコロナ対策に全力を尽くすとともに、引き続き、安全・安心な大会の開催に向けて、国・組織委員会等、関係者と連携・協力し、着実に準備を進めていきます」という壊れたロボットのような定型句を繰り返しただけであった。 お役所仕事だから、その程度の反応かも知れないと予測はしていたけ

                                              • 「維新的民主主義」 - 内田樹の研究室

                                                ある新聞にときどき寄稿しているコラムの今月号にこんなことを書いた。 ある雑誌から「大阪でどうして維新はあれほど支持されているのでしょうか」という取材を受けた。同じ問いは10年以上前から繰り返し受けている。そのつど返答に窮する。維新は地方自治では失政が続いているし、党員の不祥事も止まらないのに選挙では圧勝するからである。 コロナ禍で大阪府は死者数ワースト1だった。看板政策の大阪都構想は二度否決された。全長2キロ「道頓堀プール」で世界遠泳大会を開催した場合の経済波及効果は「東京五輪を超える」と堺屋太一氏は豪語した。でも、資金が集まらず最後は80メートルにまで縮小されたがそれもかなわずに放棄された。学校と病院の統廃合が進み、公立学校と医療機関は今も減り続けている。管理強化の結果、教員志望者が激減して、学級の維持さえ難しくなっている。市営バスの運転手の給与カットは橋下市長が最初に行った「公務員バッ

                                                • 山崎雅弘さんの裁判を支援する会|代表・内田樹

                                                  2022年5月現在、総寄付者延べ1414人。寄付総額12,039,686円。 諸経費を引いて残高は9,595,419円となっております。 ご支援くださった皆様のご厚志に重ねて感謝申し上げます。 みなさん、こんにちは。内田樹です。 こちらは山崎雅弘さんがいま行っている名誉毀損裁判のための費用をクラウドファンディングするためのページです。僕がこの募金活動の代表呼びかけ人となっています。 ご存じの方も多いと思いますけれど、山崎雅弘さんは戦史・紛争史研究家として多くの著作を書かれ、さまざまな媒体を通じて活発に現代社会の諸相について発言されている気鋭の論客です。そして、僕が信頼を寄せる年若い友人でもあります。 その山崎さんに対して、今回、竹田恒泰氏より名誉毀損の訴えがありました。経緯については山崎さんご自身が詳しく書かれていますので、それをご一読ください。 https://togetter.com/

                                                    山崎雅弘さんの裁判を支援する会|代表・内田樹
                                                  • 国語改革を問い直す。 - 手探り、手作り🐄

                                                    はじめに 「歴史的仮名遣い」と「現代仮名遣い」 国家意識と国語表記 歴史的仮名遣いの原理 国語改革1 占領軍の権力を背景に 国語改革2 さしあたっての漢字制限 国語改革3 さしあたっての仮名遣い 国語改革4 定着と忘却 本ブログの仮名遣い 書籍案内 はじめに このブログでの日本語の書きかた、ぼくの「仮名遣い」はヘンテコです(政治年表は公共性を意識して例外的にふつうに書いてゐます)。「住んでゐます」とか「まづ、はじめに」とか、一般には見られない書きかたをしてゐます。ちょっと古臭い印象をうけるかもしれません。「ゐます」や「まづ」という書きかたは、戦前につかわれてゐた「歴史的仮名遣い」によるつづりかただからですね。これが「国語改革」によって「います」および「まず」と書くようになりました。 「ゐます」や「まづ」と書きながら、上段の文章において「つかはれて」や「書くやうに」とは書いてゐません。そこは

                                                      国語改革を問い直す。 - 手探り、手作り🐄
                                                    • 『文字の書けない子どもたち - 内田樹の研究室』へのコメント

                                                      ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                                        『文字の書けない子どもたち - 内田樹の研究室』へのコメント
                                                      • 大学人と職人 - 内田樹の研究室

                                                        佐藤学・上野千鶴子のお二人と共編で『学問の自由が危ない』という本を出した。菅政権による日本学術会議の新会員任命拒否問題を論じたもので、多くの学者、ジャーナリストが快く寄稿依頼に応じてくれた。 すでに1400の学会が抗議声明を発表しており、この件については、このあと、どれほど長期戦になろうとも、どのような政治的恫喝が加えられても、日本の学者たちは一歩も譲らないだろうと私は思っている。 だから、問題はどうして官邸はただでさえコロナ対策で忙しいさなかにこんな面倒なトラブルを進んで引き起こしたのかということである。 推理することはそれほどむずかしくない。 彼らは「この程度のこと」が面倒なトラブルになるはずがないと高をくくっていたのである。 6人の新会員はいずれも過去に安倍政権に批判的な発言をした人たちである。菅政権は、その発足時点で「政権批判をする学者にはいかなる公的支援も与えない」ということを宣

                                                        • 現実逃避とは下部構造の問題を上部構造に置き換えるルサンチマンであり右翼や左翼や自民党や共産党等の党派性に関係なく全ての人間が行っている - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

                                                          いやはや、えらい盛り上がってもうたな~! 先日のワールドカップに関する感想、がこんなに注目を集めるとはね。 gyakutorajiro.comせっかく俺のサイトに来たんだ。ちょっとゆっくりしていけよ。 暇なら俺が書いた過去記事でも読んでくれや。 b.hatena.ne.jp「弱者男性の趣味思考や思想信条に興味ねえ」というコメントもあったから、まあ興味ある人だけでいい。 非難コメント読むのも精神的に削られる部分あるからな。 削られるっていっても、自分が一部の人を不愉快な気分にさせる記事を書いたせいでもある。 ホットエントリ入りしたがゆえに多くの人の目に留まり、不快感を与えてしまった部分もあるので、自業自得だよな。 特定の人を個人攻撃するようなことはしたくないが、「関心が無い」という意見も、攻撃する、腐す(悪く言う)ことになってしまうんだな。 「逆張り」ってコメントもあったけど、別に逆張りって

                                                            現実逃避とは下部構造の問題を上部構造に置き換えるルサンチマンであり右翼や左翼や自民党や共産党等の党派性に関係なく全ての人間が行っている - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸
                                                          • 「街場の日韓論」まえがき - 内田樹の研究室

                                                            みなさん、こんにちは。内田樹です。今回は「日韓関係」をテーマにしてアンソロジーを編みました。その趣旨につきましては、いつものように寄稿者への「寄稿ご依頼」の文章を掲げておきたいと思います。 みなさん、こんにちは。内田樹です。 僕から「みなさん」宛てのメールをこれまで受け取ったことのあるかたはただちにご理解頂けたと思いますけれど、今回もまたアンソロジーへの寄稿のご依頼です。 主題は「日韓関係」です。これがたぶんいまの日本において最も喫緊な論争的主題だと思います。この論件について、みなさんのお考えを伺いたいと思います。 いま日韓関係は僕が知る限り過去最悪です。もっと関係が悪かった時代もあるいは過去のどこかの時点にはあったのかも知れませんけれど、僕の記憶する限りはいまが最悪です。どうして「こんなこと」になったのか。それについて僕自身は誰からも納得のゆく説明を聞いた覚えがありません。 メディアの報

                                                            • 道徳の本 - 内田樹の研究室

                                                              みなさん、こんにちは。内田樹です。 道徳の本を書くように頼まれました。 何を書いたらよいのかわからないままに、「うん、いいよ」と引き受けてしまいました。ふつうは何を書くか決まっているから引き受けるんでしょうけれど、このときは何を書けばいいかわからないのに、引き受けてしまいました。書きながら考えてみようと思ったからです。 この本はそういう本です。道徳について書かなければいけないのですけれど、何を書いていいかよくわからない。だから、「道徳について何を書いていいかわからないのはなぜか?」というところから書き始めることにします。 どうして「何を書いていいかわからない」のか。それは「道徳」ということばの意味が僕にはよくわかっていないからです。いや、ある程度はわかっているのでしょうけれど、あくまで「ある程度」です。ちゃんとわかっているわけじゃない。だから、人に向かって「そもそも道徳とは・・・」というよ

                                                              • 統一教会問題を矮小化・安倍国葬を賛美 やっぱり反日勢力だった安倍周辺の人々【適菜収】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

                                                                統一教会問題を矮小化・安倍国葬を賛美 やっぱり反日勢力だった安倍周辺の人々【適菜収】 【隔週連載】だから何度も言ったのに 第25回 異様な発言を続ける橋下徹、三浦瑠麗、茂木健一郎……。「臭いもの(統一教会問題)には蓋をしろ、そんなことに拘っている場合じゃない」と言わんばかりの彼らの論点ずらしの目的は何か。新刊『日本をダメにした 新B層の研究』を刊行し、売国政治屋をのさばらせた大衆社会の末路を鋭く分析した適菜収氏の「だから何度も言ったのに」連載第25回。 看板に偽りあり。感情の起伏がすぐに顔と言葉に出てしまう高市早苗。会見はいつも冷静さを装って笑顔を絶やさないようにしているようだけれど、それってむしろ怖いよね。だって目はまったく笑っていないんだもん。 ■「国葬反対 SNS発信の8割は隣の大陸から」発言の真偽とは バンドにおける楽器の演奏は比較的自由だが、それでも前提がある。それはチューニング

                                                                • 「普通の人が普通に生きていくのがつらい」理由と、その問題と、その解決 - しっきーのブログ

                                                                  平日の朝に都内の駅にいると、目眩がしそうなほど大勢の人間が歩いていて、その人たちが何かしらの生産活動に励んでいると考えると、圧倒されるような気持ちがする。さらにこれから、機械化が進み、AIが多くの業務を肩代わりしてくれるようになるとさえ言われている。そうやって、様々なものが生み出され、改善されていくなら、今日よりも明日のほうがラクで豊かな世界になっていていいはずだ。ていうか、とっくに週2くらいの労働で暮らせるようになっていてもおかしくない。 でもそうなるどころか、むしろどんどん苦しくなっている気がする。みんな頑張って働いてるように見えて、何か根本的に間違ったことをやっていないか。そう考えたことのある人は少なくないのではないか。 そんな素朴な問いは、多くの人が抱くものであると同時に、世界の複雑さと日々の忙しさによって立ち消えてしまうものでもある。あるいは、何かしらの説明で自分を納得させてやっ

                                                                    「普通の人が普通に生きていくのがつらい」理由と、その問題と、その解決 - しっきーのブログ
                                                                  • 独裁者とイエスマン - 内田樹の研究室

                                                                    日本学術会議の新会員任命拒否に私はつよく反対する立場にある。それは私がこの問題で政府への抗議の先頭に立っている「安全保障関連法に反対する学者の会」の一員であるということからもご存じだと思うけれど、私は一人の学者としてと同時に、一人の国民として、それも愛国者としてこのような政府の動きに懸念と怒りを禁じ得ないでいる。その理路について述べる。 任命拒否はどう考えても「政府に反対する学者は公的な承認や支援を期待できないことを覚悟しろ」という官邸からの恫喝である。政権に反対するものは統治の邪魔だからである。 「統治コストを最少化したい」というのは統治者からすれば当然のことである。だからその動機を私は(まったく賛成しないが)理解はできる。 けれども、統治コストの最少化を優先すると長期的には国力は深く損なわれる。そのことは強く訴えなければならない。 これまでも繰り返し述べてきた通り、 統治コストと国の復

                                                                    • #今こそ停戦を 賛同署名をお願いします | change.org

                                                                      (この署名のURL:https://chng.it/ZrHvPh8x)、記者会見動画。HP。) 「Ceasefire  Now!今こそ停戦を」 「No War in Our Region!私たちの地域の平和を」 -----2023年5月広島に集まるG7指導者におくる日本市民の宣言 ----- 私たちは日本に生きる平和を望む市民です。 ウクライナ戦争はすでに一年つづいています。この戦争はロシアのウクライナへの侵攻によってはじまりました。ウクライナは国民をあげて抵抗戦を戦ってきましたが、いまやNATO諸国が供与した兵器が戦場の趨勢を左右するにいたり、戦争は代理戦争の様相を呈しています。数知れぬウクライナの町や村は破壊され、おびただしい数のウクライナ人が死んでいます。同時にロシア軍の兵士もますます多く死んでいるのです。これ以上戦争がつづけばその影響は地球の別の地域にも広がります。ロシアを排除する

                                                                        #今こそ停戦を 賛同署名をお願いします | change.org
                                                                      • 週刊ポストが「韓国なんて要らない」特集を謝罪。「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース

                                                                        9月2日発売の週刊誌「週刊ポスト」で「韓国なんて要らない」などと題する特集を掲載し、小学館から関わりのある作家らから「差別的だ」と批判を受けた問題で、発行元の小学館は「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」と謝罪した。ハフポスト日本版の取材に対し、メールで回答した。 (ツイート集)怒りの声をあげる作家たち 批判の声が寄せられたのは週刊ポスト9月13日号。「韓国なんて要らない」などと題して特集を展開。 「『嫌韓』ではなく『断韓』だ」「厄介な隣人にサヨウナラ」とし、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)を破棄した韓国側のデメリットや、輸出管理強化による韓国経済への影響などについて検証する記事を掲載した。 また『怒りを抑えられない韓国人という病理』という記事では、「大韓神経精神医学会」のレポートを紹介する形で、韓国の成人の10人に1人が治療が必要なレベルで感情がコントロールできないなどとした。 これ

                                                                          週刊ポストが「韓国なんて要らない」特集を謝罪。「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース
                                                                        • 内田樹 on Twitter: "コロナ禍が終息したときに中国資本が息も絶え絶えな日本企業をまとめ買いに来るだろうという見通しがありますが、僕もそうだと思います。これまでは観光資源や不動産に限られていましたが、コロナ後は製造業や流通や金融も続々と中国資本の傘下に入るでしょう。"

                                                                          コロナ禍が終息したときに中国資本が息も絶え絶えな日本企業をまとめ買いに来るだろうという見通しがありますが、僕もそうだと思います。これまでは観光資源や不動産に限られていましたが、コロナ後は製造業や流通や金融も続々と中国資本の傘下に入るでしょう。

                                                                            内田樹 on Twitter: "コロナ禍が終息したときに中国資本が息も絶え絶えな日本企業をまとめ買いに来るだろうという見通しがありますが、僕もそうだと思います。これまでは観光資源や不動産に限られていましたが、コロナ後は製造業や流通や金融も続々と中国資本の傘下に入るでしょう。"
                                                                          • <09>感情に流されるSNSの世界 多角的な視座を持つには……? (永井陽右×春名風花) | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

                                                                            2010年、当時9歳でTwitterを始め、率直な発言が大きな注目を集めてきた元子役の春名風花さん。「僕」の一人称で、大人たちと社会問題について熱い議論を交わし、“バズり”も“炎上”も経験してきました。 RTや“いいね!”によって共感の度合いが可視化され、人々の感情が極端な方向に触れやすいTwitterの世界。そこを長年見続けてきた春名さんが、今「共感」について思うことは――。テロ・紛争解決の専門家、永井陽右さんとの対談です。 SNS上での他者との向き合い方 永井 Twitterは「共感」を加速させるプラットフォームなどと言われたりしますが、春名さんがそれとどう向き合っているのか気になります。僕はSNSのネガティブな面に辟易してしまっているタイプですが、春名さんは幼い頃から使い続け、いわゆる「クソリプ」といわれる、失礼なメッセージにも丁寧に返信されていますよね。 春名 基本的には自分が語り

                                                                              <09>感情に流されるSNSの世界 多角的な視座を持つには……? (永井陽右×春名風花) | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
                                                                            • 市民社会とコモン - 内田樹の研究室

                                                                              1月11日にコープ自然派事業連合・憲法連絡会主催の講演会が神戸国際会館であった。そこで標題のような話をした。 1月6日、アメリカでトランプ大統領支持者たちが連邦議会議事堂に乱入し、5人が死亡するという事件がありました。これを承けて13日、下院は大統領罷免の弾劾訴追を可決しました。二度も弾劾訴追されたのはアメリカ史上トランプが初めてです。 トランプ支持者たちは今回の大統領選を不正な「盗まれた」選挙だとして、バイデンの勝利を否定しています。トランプはその前に開かれた集会で「みんなで議事堂に行こう」と煽りました。トランプ自身も行進に加わるつもりでしたが、側近たちがセキュリティを理由に止めたそうです。日本では総理大臣が市民を煽って、国会議事堂を襲うというようなことは想像もできませんが、アメリカはそういうことがあり得る国だということを改めて思い知らされました。それはアメリカでは「市民的自由」の意味が

                                                                              • 2020年度寺子屋ゼミ受講要項 - 内田樹の研究室

                                                                                みなさん、こんにちは。内田樹です。 2020年度の寺子屋ゼミの受講要項をお送りします。 とはいいながら、コロナウィルスの感染終息の先が見えないので、果たして今期の開講がいつになるのか見当がつきません。場合によると、前期はまるまる休講ということになるかも知れませんけど・・・。 さて、すでに告知しておりました通り、2020年度の前期のテーマは「中国」です。 今回のコロナ禍への対処では中国とアメリカが対照的でしたね。 中国は、最初は感染リスクを過小評価し、情報隠蔽など初動で悪手を打ちましたが、途中から都市封鎖、「一夜城」的病院建設、医療資源の集中的投下などで、感染拡大を抑え込みました。これは中国のような強権的な国家でしかできないことで、「私権の制限できて羨ましい」と感じた人もきっと世界中にはいたはずです。 その後、中国は人工呼吸器、防護服、マスクなどの製造拠点であることの利を生かして、いち早く医

                                                                                • ある週刊誌からのメールインタビュー - 内田樹の研究室

                                                                                  ある週刊誌からインタビューしたいという電話があった。 電話で話をして、それを記者がまとめて、それをまた手直しして・・・という手間は考えるだけでも面倒なので、最初からQ&Aでやりましょう。僕が書いたものはいくら短くして使ってもいいですからとご返事したら質問が来た。 質問をしばらく眺めながら、「こういう問いの立て方しかできないというところに日本のメディアの末期症状は露呈しているなあ」という感想を抱いた。回答がなんとなく冷たいのはそのせいである。 1.新型コロナウイルス禍をどう見ているか? 今回の新型コロナ ウィルスは「新型」で「未知」のものですが、数年ごとに「新型ウィルス」が登場して、世界的に感染拡大して、多くの死者が出るのは「既知」の事実です。2002-3年のSARS、2009年の新型インフルエンザ、2012年のMERS、いずれもコロナウィルスによるパンデミックでした。ですから、こういうばあ