大塚:二宮さんはブログ「おっぱいサバイバー」を立ち上げたり、乳がん患者としての発信をされていますよね。 28歳で乳がんになられたということですが、まずは見つかった経緯はどういったものだったんですか。 二宮:2015年の年明けぐらいに、自分でしこりがあるかなと思ったのですが、そのときはそんなに深くは考えていなかったんです。 会社で健康診断が毎年1回、春にあるので、そのときに任意のオプションで婦人科系の検診を付けて、乳がんの検診を受けることになりました。 健康診断に行った病院で、エコーで技師の方に診ていただいたら、ちょっと怪しい様子があったんです。 「健康診断の結果でも来ると思いますが、できるだけ早めに、必ず再検査に行ってください」とその場で言われました。 その結果を待たずして、自分で病院をネットで調べて再検査を受けました。 マンモグラフィーを受けたんですが、その時点でもうその場で生検しましょ