硝石は江戸時代の日本や中世ヨーロッパなどで火薬の材料として用いられていた鉱物です。硝石には「水に入れると吸熱反応を起こす」という特性があり、火薬としての用法が発見される以前からワインなどの冷却に用いられていました。そんな硝石の知られざる歴史について、歴史ブログのThe Regency Redingoteが解説しています。 Saltpetre: Regency Refrigeration | The Regency Redingote https://regencyredingote.wordpress.com/2013/08/09/saltpetre-regency-refrigeration/ 硝石は乾燥した地域では民家のトイレや家畜小屋に自然に発生する鉱物です。硝石の研究は古くから行われており、中世ヨーロッパや江戸時代の日本では硝石を用いた火薬が生産されていました。しかし、古代ギリ