中国内陸部の甘粛省で18日夜遅くに起きた地震で、死者の数はこれまでに127人となり、20人が行方不明になっています。被災地は厳しい寒さの中、停電や断水が起きているうえ、余震が相次いでいて、厳しい環境での救助活動が続いています。 中国地震局によりますと、18日午後11時59分ごろ、日本時間の19日午前1時前に、内陸部、甘粛省の臨夏回族自治州を震源とするマグニチュード6.2の地震がありました。 中国の国営メディアによりますと、これまでに甘粛省で113人の死亡が確認され、536人がけがをしたということです。 損壊した建物は15万5000棟余りに上っているということです。 また、隣接する青海省でも14人が死亡、198人がけがをし、死者の数は甘粛省と合わせてこれまでに127人となっています。 このほか、青海省では土砂崩れに巻き込まれ、20人が行方不明となっているということです。 被災地では寒波の影響