トップニュース13000人弱が来場した「文学フリマ東京」現場レポート。又吉直樹も出店した「自分が文学と信じるもの」を出店するイベントが大盛況 2023年11月11日「文学フリマ東京」が東京流通センターで行われた。文学フリマは評論家の大塚英志氏の呼びかけによって2002年に始まった文学作品の展示即売会である。全国各地で開催されており、プロ・アマチュア問わず誰でも出店できる。販売物の条件は「自分が文学と信じるもの」である。 今回の「文学フリマ東京」の来場者数は、主催者発表によると1万2890名(出店者3062名・一般来場者9828名)。筆者の体感的にも過去最大となった「文学フリマ東京」の極私的イベントレポートをお届けする。 一際盛り上がっていた「壁サー(即売会において人気のあるサークル、ブースのこと)」が「第一芸人文芸部」のブースだ。『第一芸人文芸部創刊準備号』は、芸人の又吉直樹が自由律俳句と