【9月20日 AFP】レバノンでイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)のメンバーが使用中に爆発したポケットベル(ポケベル)に関する捜査の一環として、台湾企業の2人が事情聴取を受けた。台湾の捜査当局が20日、明らかにした。 レバノン各地で17、18日、ヒズボラのメンバーが使用するポケベルやトランシーバーが相次いで爆発。少なくとも37人が死亡、3000人近くが負傷したのを受け、これらの通信機器の出荷元や供給ルートをめぐって臆測が飛び交っている。 米紙ニューヨーク・タイムズは今週、米国などの当局者の話として、台湾の通信機器メーカー「ゴールドアポロ(Gold Apollo)」が出荷したポケベルに、イスラエルが爆発物を仕込んだと報じた。 だが、ゴールドアポロの許清光(Hsu Chin-kuang)会長は、同社による問題のポケベル製造を否定。同社が提携しているハンガリー企