吉田戦車 @yojizen 漫画家。本名非公開。ビッグコミックオリジナル『出かけ親』、東京新聞『かわうそセブン』連載中。妻は同業の伊藤理佐(ツイッターはやってません) ご挨拶も返事もおろそかになっておりますが、よろしくお願いします。
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任天堂のゲームソフト「MOTHER」をテーマにした公式トリビュートコミック『Pollyanna』が、ほぼ日より6月12日発売されます。参加メンバーが超豪華! 「MOTHER」が大好きな35人の漫画家・作家が集結。シリアスあり、エッセイあり、ギャグあり。長編あり、イラストあり、ドット絵あり……と、それぞれのクリエイターがそれぞれの作風でシリーズへの思いを表現したとのこと。「UNDERTALE」作者トビー・フォックスもエッセイ漫画を寄せています。 【参加作家】 青木俊直/浅野いにお/阿部共実/ア・メリカ/あらゐけいいち/石黒正数/今川伸浩/大石浩二/緒方雄一/久木ゆづる/こがわみさき/坂野杏梨/須藤真澄/竹谷州史/田辺洋一郎/トビー・フォックス(Toby Fox)/とよ田みのる/成家慎一郎/成田芋虫/羊の目。/福地翼/藤沢カミヤ/ふるえるとり/まえだくん/松本大洋/松本ひで吉/水あさと/みずし
吉田先生のストーリー物というのも珍しい本作。これが非常に面白い。 しっかりとした武侠物のストーリーと、挟み込まれる絶妙の笑いが相まって、グイグイと読ませる読ませる。 なんと言っても本作の魅力はそのキャラクターでしょう。 健気な「カニ娘」と食い意地の張った「カニ弟」。 カニ姉弟に味方する、針武術の使い手「ハチ」、義侠心に厚い「栗の大親分」 力は強いのに気が弱い「臼」、その臼に愛想をつかした相棒の「杵」、この世のすべてを呪う「牛の糞」。 仇役に卑しい顔の「猿の御曹司」と猿太極拳の達人の「大旦那」。 その用心棒で銘木を恨む「棒」とハチの師匠の「針」、弱い者狩りが趣味の「縄」。 妙ちきりんなキャラが繰り広げる武侠活劇。これで面白くない訳がない。 それにしても吉田先生は擬人化がホント巧い。造形が素晴らしい。 これだけでもう笑えますからね。そこへ合わさる絶妙のワードセンス。 ゲラゲラ笑うのではなく、ク
隅田川 誰を主と言問わば 榎本武揚 「隅田川 誰をあるじと言問わば 鍋焼うどん おでん燗酒」_榎本武揚 実はこれ、アンサーソングらしい。というか歌自体が微妙にテキスト違うな。 晩年のエピソードが『世界人物逸話大事典』(角川書店)に紹介されている。 武揚は何度か大臣になったが、決して地位を利用して蓄財などせぬ清廉な江戸っ子であった。晩年は東京向島の風景を愛し、ことに百花園が好きでよく訪れ、そこで酒を飲むのを楽しみにしていた。百花園にある永機の句碑、「朧夜や誰れを主の隅田川」を見て拙いと言い、酔狂のあまり、「隅田川誰をあるじと言問はば 鍋焼うどん おでん 燗酒」と書いて、「どうだ、うまいだろう」と大笑いしたこともあった。(加茂儀一『榎本武揚』) gyokuzan.typepad.jp 敷地の一角に「榎本武揚旧居跡」の案内看板だけが建っています。以前旧居の写真を見ていたので、もう少し大きいスケー
去年トコロテン雑煮を再現したら楽しかったので、また作りたいと思っていた「ぷりぷり県」の料理。今回は3つの郷土料理に挑戦してみました。 ぷりぷり県出身の新入社員・つとむと同僚たちがやってきたのは、東京でぷりぷり県の郷土料理が味わえる店「ぷ州」。 入店すると 「いらっしょいましー」 と方言で迎える従業員たち。 彼らもみんな「産地直送」で、他県の人間はひとりもいないという。そのこだわりに、愛郷心あふれるつとむも納得の表情。 最初につとむがオーダーしたのが「部員煮」。 ※【コマ引用】「ぷりぷり県」(吉田戦車/小学館)1巻より 巨大な四角い麩にひき肉やうどんを詰めて、煮たものです。 安くてボリュームたっぷりで、運動部員なんかがよく食べます。 運動部員がよく食べるから「部員煮」。 郷土料理には謎ネーミングな料理が多いですが、この「歴史めっちゃ浅そう」な由来が味わい深いです(調べたらリアルでも新潟に「ス
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