歌手・声優・女優の坂本真綾が9日、シングル「独白⇔躍動」(正しくは「→」型の双方向矢印)をリリース。「今までで一番救いの無い歌詞」と自ら評する「独白」、4人組ロックバンドのユアネスを作曲・編曲・演奏に迎えた「躍動」、そして2018年のヒットナンバーのアコースティックバージョン「逆光 -unplugged session-」と、書き下ろしの新曲「いつか旅に出る日」を収録。「逆光 -unplugged session-」は自粛期間の直前にレコーディング、「いつか旅に出る日」は自粛期間中に作曲した楽曲で、今の時代だからこそ生まれた未来に託す願いが込められ、包み込むような歌声を聴かせている。今年歌手デビュー25周年イヤーを迎えた坂本がこのシングルに込めた想いや、コロナ禍で感じたことなどを聞いた。【取材=榑林史章】 ――まず「独白」は、映画『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キ