再稼働した関西電力大飯原発3号機(右から3基目)=2018年3月、福井県おおい町、本社ヘリ「まなづる」から 関西電力は4日、運転中の大飯原発3号機(福井県)で、タービンを回した後の蒸気を冷やす配管から海水が漏れ出たと発表した。海水をくみ上げるポンプ2台のうち1台が停止し、運転出力が100%から65%に低下した。放射性物質の漏えいなく、運転を続けている。
福井県にある大飯原子力発電所の3号機と4号機をめぐる裁判で、大阪地方裁判所は、国の原子力規制委員会の審査の過程に看過しがたい誤りや欠落があるとして、原発の設置許可を取り消す判決を言い渡しました。 福島第一原発事故を教訓にした新たな規制基準が設けられてから、原発の設置許可を取り消す司法判断は初めてです。 関西電力 大飯原子力発電所の3号機と4号機について、関西や福井県などに住むおよそ130人は「大地震への耐震性が不十分だ」と主張して訴えを起こし、設置を許可した原子力規制委員会の決定を取り消すよう求めていました。 原発はその周辺で想定される最大規模の地震の揺れ、「基準地震動」を算出し、それに耐えられる設計になっていることが必要です。 裁判では、大飯原発の「基準地震動」を原子力規制委員会が福島第一原発事故を教訓に設けられた新しい規制基準に適合していると審査で判断したことの是非が争われていました。
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関西電力の経営幹部らが高浜原子力発電所がある高浜町の元助役から金品を受け取っていた問題で、同じく福井県にある大飯原発の元幹部が取材に応じ、大飯原発をめぐっても、元助役から商品券を渡されたり、関係企業に工事を受注させるよう暗に求められたりしたと証言しました。 元幹部は翌週、この商品券に自己資金を2割ほど上乗せしてネックレスを購入し、元助役の妻に返したということです。 その後、元助役は会うたびに、大飯原発の関連工事で自身が関係する高浜町の企業の受注回数を増やすよう暗に求めてきたということで、元幹部は、拒んだもののたびたび脅されたと話しています。 関西電力の去年の社内調査では、原発幹部の金品の受領が確認されたのは高浜原発だけで、今後、行われる第三者委員会の調査では、大飯などほかの原発でも金品の受け渡しや工事の受発注への影響がなかったか徹底して調べることが求められます。
関西電力大飯原発の(右から)3号機、4号機=福井県おおい町で2020年10月20日、本社ヘリから木葉健二撮影 福井県や近畿地方の住民ら127人が、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について国の設置許可を取り消すよう求めた行政訴訟の判決で、大阪地裁は4日、許可を取り消した。森鍵一(もりかぎはじめ)裁判長は、原発が想定する地震の最大の揺れを示す「基準地震動」について、「原子力規制委員会の判断に看過しがたい過誤、欠落があり、設置許可は違法」と述べた。2011年の東京電力福島第1原発事故後、国の設置許可を否定する司法判断は初めて。 国は関電などと協議し、控訴する方向で検討している。判決が確定しなければ許可取り消しの効力は発生しない。国による安全審査の妥当性が否定されたことで、他の原発にも影響を与える可能性がある。
元裁判官の樋口英明 氏が虚偽の事実認識に基づいて判決文を書いていたことを自白。 元裁判官の樋口英明「原発は民間住宅より耐震基準が低い」 民間住宅は表層地盤、原発は岩盤における振動 過去の大地震時における原発立地岩盤における実際の揺れの大きさ 福井地裁・名古屋高裁金沢支部の差止訴訟判決文 まとめ:樋口英明元裁判官の誤認 元裁判官の樋口英明「原発は民間住宅より耐震基準が低い」 大飯差し止め判決の元裁判長 「私が原発を止めた理由」とは 毎日新聞 2021/3/3 14:43(最終更新 3/3 14:47) 元福井地裁裁判長の樋口英明さんが「私が原発を止めた理由」(旬報社)を出版した。「多くの原発の耐震性が一般住宅より低く、その低さの根拠が不可能とされている地震予知に基づくことは間違いなく電力会社が最も国民に知られたくない事実」と指摘している。 「私が原発を止めた理由」は? 三重出身の元裁判官出版
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7月20日に福井県の大飯町にある関西電力大飯原発に大人の社会見学に行って参りました。 行きのバスの中で、原発事業の基本的なことを、映像を使いながらたっぷりレクチャーして頂きました。 そして福井県に着き「ELGAIA OHI(エルガイア おおい)」という関西電力PR施設で、原発の作業員がどのようなシミュレーションや訓練をしているのか?を見学。 この施設にある「コスモユニット・エルガイヤ」という所は、宇宙発電所をイメージし松本零士先生がプロデュースしたそうなのですが、ここは時間がなくパス。(残念!) その後、半島の先にある大飯原発に到着し、身分証明を提示し、入館証を頂いて、発電所の入り口では警備員によるセキュリティチェックを受けて、バスで施設内の敷地を見学。 残念ながら、建屋の中は見学できないとのことで、バスの中から、VRレンズで建屋内の様子を観察。 良かった点は、現場がどんな所なのか、という
大飯原発3号機、配管に穴 冷却用の海水漏れる―関電 2021年08月05日19時37分 関西電力大飯原発3号機の配管にあった穴=4日(関電提供) 関西電力は5日、大飯原発3号機(福井県おおい町)の配管に直径約4センチの穴が開いているのを確認し、原子力規制委員会に報告したと発表した。4日に配管から水蒸気の冷却に用いる海水が漏れていることが分かり、同社が原因を調べていた。外部への放射能の影響はないという。 美浜原発、フル稼働延期 大飯3号機は原子炉起動―関電 関電によると、穴が開いていたのはタービンを回した水蒸気を水に戻すために用いる、冷却用の海水が通る配管。4日午前5時すぎに警報が鳴り、調べたところ海水が漏れているのが見つかった。原子炉の冷却効率が落ちるため、出力を65%に下げた上で、漏えい箇所を調べていた。 経済 社会 コメントをする
関西電力大飯原発の(右から)3号機、4号機=福井県おおい町で2020年10月20日、本社ヘリから木葉健二撮影 関西電力大飯原発3、4号機の設置許可を違法とした大阪地裁判決は、国が耐震性を判断する際に想定する地震の算定について、「看過しがたい過誤、欠落がある」と強い言葉で非難した。東京電力福島第1原発事故を受け、原発の耐震基準などが厳格化されたが、国の安全審査の根幹に疑問を突きつけた形だ。事故から間もなく10年。教訓は生かされたのか。 判決が問題視したのは、原発で想定される地震の最大の揺れを示す「基準地震動」だ。耐震設計の目安とするため、電力会社が原発周辺の地層や想定される震源、過去の地震データなどから算定し、原子力規制委が問題ないかをチェックする。
関西電力大飯原発の(右から)3号機、4号機=福井県おおい町で2020年10月20日、本社ヘリから木葉健二撮影 福井県や近畿地方の住民ら127人が、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について国の設置許可を取り消すよう求めた行政訴訟の判決で、大阪地裁は4日、許可を取り消した。森鍵一(もりかぎはじめ)裁判長は、原発が想定する地震の最大の揺れを示す「基準地震動」について、「原子力規制委員会の判断に看過しがたい過誤、欠落があり、設置許可は違法」と述べた。2011年の東京電力福島第1原発事故後、国の設置許可を否定する司法判断は初めて。 【写真で見る】大飯原発の設置許可取り消し 国は関電などと協議し、控訴する方向で検討している。判決が確定しなければ許可取り消しの効力は発生しない。国による安全審査の妥当性が否定されたことで、他の原発にも影響を与える可能性がある。 耐震設計の目安となる「基準地震動
福井県にある関西電力・大飯原子力発電所の3号機と4号機の運転を止めるよう、京都府の男性が求めた仮処分について、大阪高等裁判所は申し立てを退ける決定を出しました。 改めて行われた審理では、大飯原発で想定される最大規模の地震の揺れ、「基準地震動」の大きさを算出するのに使われた計算式の信頼性が焦点になりました。 30日の決定で、大阪高裁の山下郁夫裁判長は「実際に起きた4年前の熊本地震の解析で計算式の信頼性は裏付けられており、この計算式を用いることが安全性の基準として現在の科学的・技術的知見に照らして合理性を欠くとはいえない」として、男性の申し立てを退けました。 大飯原発3号機と4号機は、原子力規制委員会の審査に合格して、おととし再稼働し、営業運転が行われています。 大阪地裁に続き、大阪高裁でも原発の運転停止を認めない決定が出たあと、仮処分を申し立てていた児玉正人さんが裁判所の前に集まった支援者に
関西電力は、7月15日に原子炉を起動させ運転を再開した大飯原発4号機(福井・おおい町)で、17日午後5時に発送電も再開しました。 関電の原発の中で最大の発電量をほこる大飯原発4号機は、定期検査のため今年3月から運転を停止していました。検査は順調に進んでいて、水漏れが見つかった配管の取り換えも完了したことから、関電は7月15日午後9時に原子炉を起動させ、運転を再開しました。その後、16日午前7時に核分裂が安定的に続く「臨界」に達し、17日午後5時に発電と送電も再開しました。 関西エリアでは一時、この夏の電力需給ひっ迫が懸念されていましたが、供給余力は現時点でかなり持ち直しています。大飯原発4号機の発送電再開で需給状況はさらに改善される見込みです。
原子力規制委員会は、運転開始から30年を超えた福井県にある大飯原子力発電所3号機と4号機について、原発の老朽化に対応する新たな制度のもとで関西電力が策定した劣化状況などを管理する計画を、全国で初めて認可しました。 去年5月に法律が改正され、最長60年に制限されていた原発の運転期間をさらに延長できるようになったことに伴い、原子力規制委員会は原発の老朽化に対応するため、運転開始から30年以降は、10年を超えない期間ごとに管理計画を策定し、認可を受けることを義務づける新たな制度を設けました。 26日開かれた規制委員会の会合では、この制度のもと、全国で初めて申請されていた運転開始から30年を超える大飯原発3号機と4号機の管理計画について審議しました。 計画では、運転開始から40年までの設備の劣化状況を把握する方法や、部品が製造中止になった際の対応方針などを定めていて、規制委員会は基準に適合している
判決後、勝訴と書かれた旗を掲げる原告側の関係者=大阪市北区で2020年12月4日午後3時9分、大西達也撮影 「判決は市民や環境を守るための警告だ」。大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対する国の設置許可を取り消した4日の大阪地裁判決を受け、原告の住民らは一斉に声を上げた。大津波に襲われた原発のもろさを露呈した東京電力福島第1原発事故以降、原発の危険性と安全規制の不十分さを繰り返し訴えてきた住民らは、「もう原発を動かすな」と改めて国に求めた。 大阪地裁202号法廷。森鍵一裁判長が「許可を取り消す」と主文を言い渡すと、傍聴席はどよめいて拍手がわき起こった。原告2人が、約100人が集まった地裁正門前で「勝ったぞー」と叫び、「勝訴 設置許可取り消しを命ずる」と記された旗を掲げた。原告や支援者らは「全国の原発に影響を与えるすばらしい判決だ」「国は全ての原発の設置許可を取り消せ」と訴えた。
福井県の関西電力大飯原発3、4号機について、設置許可を取り消す判決を大阪地裁が出した。東京電力福島第1原発事故以降、国の設置許可が取り消されたのは初めてだ。 耐震設計の目安になる「基準地震動」の妥当性が焦点だった。原発で想定される最大の揺れだ。過去の地震データの平均値に基づいて算定されている。 原子力規制委員会が定めた審査ガイドは平均値だけでなく、データの「ばらつき」も考慮するよう求めている。 しかし、関西電力は、3、4号機について、平均値を超える可能性を算定に反映させる「上乗せ」をしていなかった。平均値では過小評価になると原告側は主張していた。 判決は、規制委が上乗せの必要性について検討していなかったことを「看過しがたい過誤や欠落」と指弾した。2017年5月に出した設置許可は不合理であり違法であると結論付けた。 福島原発事故を経験し、規制委は原発の再稼働を認めるための新規制基準を策定した
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の耐震設計をめぐり、新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は誤りだとして、周辺住民ら約130人が国に対し原子炉の設置変更許可の取り消しを求めた訴訟の判決が4日、大阪地裁であった。森鍵(もりかぎ)一裁判長は住民側の訴えを認め、3、4号機の設置許可を取り消した。規制委の新規制基準下で許可を受け、再稼働したほかの原発にも影響がありそうだ。 大飯3、4号機は、定期検査中で現在運転を停止しており、終了後に再稼働する予定。国側は控訴するとみられるが、住民側勝訴の判決が確定すれば、より厳格な基準での耐震工事が必要となり、審査を経て規制委が再び設置許可を出すまで稼働できない。 主な争点は、地震発生時に原発を襲う揺れの最大想定「基準地震動」を、856ガルとした関電の評価が適正かどうか。各電力会社では、この基準地震動をもとに必要な耐震工事を原発に施している
【新型コロナ】福井県「大飯原発3号機」原発作業員が感染 濃厚接触可能性のある150人自宅待機 【新型コロナ】福井県「大飯原発3号機」原発作業員が感染 濃厚接触可能性のある150人自宅待機 更新日:2020年12月04日 関西電力は3日、大飯原発3号機でテロ対策の「特定重大事故等対処施設」の工事をしていた協力会社の40代の男性作業員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。接触した可能性のある150人を自宅待機にし、工事の一部を中断した。 関電によると、作業員は11月25日まで神奈川県にある自宅に滞在。26日に福井県おおい町の宿舎に入り、27日から同原発で勤務していた。自宅の家族の感染が判明したため、12月2日にPCR検査を受けて陽性が分かった。 県は今後、他の作業員ら148人について検査を実施する。 大飯3号機のテロ対策施設を巡っては、期限の22年8月までに完成しなければ運転停止となる。関
『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が、大飯原発の設置許可取り消しについて語る。 (この記事は、12月14日発売の『週刊プレイボーイ52号』に掲載されたものです) * * * これは、すごいことだ。12月4日、大阪地裁(森鍵一[もりかぎ・はじめ]裁判長)は関西電力大飯(おおい)原発(福井県)3、4号機の設置許可の取り消しを命じる判決を下した。 争点となったのは、関電が算出した「基準地震動」の数値を基に大飯原発の設置を許可した、原子力規制委員会の判断の可否だった。基準地震動とは、その施設の周辺で起こりうる最も強い地震の揺れのことで、関電は3、4号機を最大856ガルと設定している。 規制委はこれを適正としてきたが、判決はこの評価に「看過しがたい過誤、欠落がある」と断じ、再稼働停止どころか、原発設置許可自体を取り消す判決を下したのだ。 注目すべ
原発はどうしてダメなのか? ここに秀逸な判決文がある 一部を紹介したい。 「被告は本件原発の稼働が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、 当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの 問題等とを並べて論じるような議論に加わること自体、法的には許されないこと であると考えている。 コストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転 停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべき ではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活しているこが国富であり、 これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えいる。 被告は原子力発電所の稼働がCO2(二酸化炭素)排出削減に資するもので環境面 で優れている旨主張するが、原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の 環境汚染はすさまじい
[※ 『原発に挑んだ裁判官』(磯村健太郎・山口栄二) 朝日新聞出版↑] (2020年12月13日[日]) 東京新聞の【社説/大飯許可違法 誰がための規制委か】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/72853?rct=editorial)。 《関西電力 大飯原発3、4号機(福井県)の安全性に問題があるとして、大阪地裁は国の原子力規制委員会が関電に与えた原発の設置許可を取り消した。国の原子力政策を根元から揺るがす判決だ。「原子力規制委員会の判断に看過しがたい過誤、欠落がある」−。大阪地裁は、強い言葉で規制委を指弾した。原発の稼働に際し、想定すべき最大の揺れの強さを示す「基準地震動」の算定方法が、最大の争点だった》。 琉球新報の【<社説>大飯原発違法判決 全ての原発審査を見直せ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1
日本の原子力行政が根底から否定された。関西電力大飯原発(福井県)3、4号機の耐震性を巡る訴訟で、4日の大阪地裁判決は原発設置許可を違法として取り消した。 判決は原子力規制委員会の判断に対し「地震規模の想定で必要な検討をせず、看過しがたい過誤、欠落がある」と厳しく指摘した。 規制委の審査が不十分であることが司法によって示されたのだ。大飯だけでなく、再稼働を目指す東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)や東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)など、審査に合格した施設でも規制委の審査が十分だったのか疑問符が付く。 東京電力福島第1原発の事故からもうすぐ10年になる。原発の安全が保証されたのか疑問に思う国民は多い。国は全ての原発に対する審査を見直し、太陽光や風力などクリーンエネルギーの活用を真剣に検討すべきだ。 大飯原発訴訟で争点になったのは、関電が算出した耐震設計の目安となる揺れ(基準値振動)の値や、こ
東日本大震災後、再稼働した関西電力大飯原発3号機・4号機(福井県おおい町)の安全性に問題があるとして、近畿6府県と福井県などの住民約130人が、国の原子力規制委員会(以下、規制委員会)が関電に与えた設置許可の取り消しを求めた訴訟で、大阪地裁(森鍵一裁判長)は12月4日、設置許可を違法として取り消す判決を出した。原発再稼働にお墨付きを与えてきた規制委員会の審査の欠陥と不合理さを指摘したもので、原発再稼働の前提が大きく揺らぐ、画期的な判決だ。 判決は、関西電力が策定した基準地震動の妥当性に関連して、規制委員会が「算出された地震規模に何らかの上乗せをする必要があるかどうか」を検討していなかったことを指摘。そのうえで「このような調査、審議および判断の過程には看過しがたい過誤、欠落がある」と認定した。規制委員会は、原則としてすべての原発について同じような審査をしているため、再稼働中や再稼働をめざして
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福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。 守田です(20201103 20:00) ● 大飯4号午後0時29分に原子炉が停止! 大飯4号機が停まりました。午前3時40分から出力を下げはじめ、10時12分に送電がストップ。原子炉に制御棒が投入され、午後0時29分に原子炉が停まりました。 来年1月中旬に原子炉を起動し、2月中旬の営業運転再開とされていますが、ぜひともこのまま停めておいていただきたいです。 これで関西電力の稼働原発はゼロとなりました。全国でも玄海4号機1基が動いているだけです。再び「原発なくても電気は足りてる」ことが事実を持って証明されています。 しかも関電の稼働原発が一度ゼロになったのは、故障が大きく関係しています。 関電はもともと4号機の停止の前、9月下旬には7月20日から定期点検に入った3号機を再稼働
2017年11月28日の朝日新聞によると、福井県の西川一誠知事が地元の定例会見で再稼働への同意を表明したという。 記事では「大飯原発の再稼働では、おおい町長や県議会などの同意から、西川知事の判断までに2カ月近くかかった。西川知事は高速増殖原型炉「もんじゅ」などの廃炉、高浜1、2号機の40年超運転、再処理までの間に関電の使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設を福井県外につくる計画の問題などを次々に持ち出し、国(安倍政権)や関電に解決と地域振興を迫り続けた。これを受けて、11月26日に県庁を訪れた世耕弘成経産相が、地場産業や、再生可能エネルギー研究への支援などを表明。11月22日の文科省での「もんじゅ関連協議会」でも、電源立地地域対策交付金の上積みが示された。関電側も岩根社長が11月23日、中間貯蔵施設の計画地を2018年中に示す事を明言した」としている。 ところで、西川知事が、再稼働表明に至る
原発の危険性を訴え、原告になった石地優さん=福井県若狭町で2020年11月17日午後4時7分、伊藤遥撮影 地元の福井県から2人が原告となった。その一人の若狭町の農業、石地優(いしじ・まさる)さん(67)が初弁論の法廷で意見陳述してから8年。裁判長が国の設置許可を取り消したこの日も、法廷に駆け付け「希望のある判決だ」と喜んだ。 入り組んだリアス式海岸や「三方五湖(みかたごこ)」で知られる若狭町は、大飯原発から30キロ圏内に位置する。米農家の長男として生まれた石地さんは大学卒業後、地元の電機部品メーカーに勤めながら、両親の農作業を手伝ってきた。数十年前から「安心・安全な暮らしを実現させたい」との思いが強まり、原発に反対するようになった。長年にわたって米の有機栽培を続け、野菜を育てる畑でも化学肥料は使わず、農家としても安心・安全にこだわってきた。 2011年3月11日に起きた東日本大震災。東京電
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の地元自治体は、設置許可を取り消した4日の大阪地裁判決を慎重に受け止めた。 【大飯原発の設置許可取り消し】喜ぶ原告ら おおい町の中塚寛町長は2017年9月、「国の方針と姿勢が確認できた」などとして、再稼働に同意した。町は同原発を経済と財政の面で重要な存在とし、共存を図ってきた。中塚町長は「(判決の)詳細を把握しておらず、司法の判断について申し上げる立場にはないと考えるが、原子力規制委員会の判断と司法の判断が逆転する(異なる)ことは、国民並びに立地地域の住民が翻弄(ほんろう)され、憂慮すべきだと考える」とコメントし、戸惑いをにじませた。 また、福井県の杉本達治知事は「当事者である国が責任を持って対応していくものだと思う」とのコメントを出した。【岩間理紀】 ◇関電「到底承服できるものではない」 大飯原発3、4号機を運転する関西電力は、補助参加人として
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