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  • タリバンの攻撃より危機的 干ばつ広がるアフガニスタン

    アフガニスタン・バドギス州バーラーモルガーブの乾燥した土地に立つ子ども(2021年10月15日撮影)。(c)Hoshang Hashimi / AFP 【11月4日 AFP】アフガニスタン辺境のバーラーモルガーブ(Bala Murghab)では、あちこちの畑がからからに乾燥し、干ばつが広がっている。この地域で恐れられているのは、電撃的な攻勢で政権を掌握したイスラム主義組織タリバン(Taliban)よりも気候変動だ。 「最後に雨が降ったのは去年です。それも大した量ではありませんでした」。同地域にあるハジラシドカーン(Haji Rashid Khan)村の首長、ムラー・ファテフ(Mullah Fateh)氏は言う。 西部バドギス(Badghis)州のこの一角では、緩やかな丘陵がどこまでも広がり、点在する泥れんがの家で暮らす人々は必死に命をつないでいる。仏援助団体「ACTED」によると、州の人口

      タリバンの攻撃より危機的 干ばつ広がるアフガニスタン
    • アフリカ南部で壊滅的な干ばつと水害、2400万人を襲う飢えや水不足

      干ばつの影響を受けた農場のトウモロコシ畑=3月11日、ジンバブエ・グレンデール/Cynthia R Matonhodze/Bloomberg/Getty Images 南アフリカ・ヨハネスブルク(CNN) アフリカ南部を襲った干ばつや水害のため、2400万人以上が飢えや栄養不良、水不足に陥っているとして、支援団体のオックスファムが国際社会に対応を呼びかけた。専門家は「想像を絶する人道状況」に陥りかねないと危機感を示している。 アフリカ南部で干ばつが続く中、ザンビアとマラウイに続いてジンバブエも国家災害を宣言した。 ロイター通信によると、ジンバブエのエマソン・ムナンガグワ大統領は、今年は270万人以上の国民が飢えにさらされると予想、国家的対応のために20億ドル以上の援助が必要だと訴えた。 アフリカ南部は例年であれば今月から乾季に入る。しかし国連人道問題調整事務所によると、今年は1月下旬から2

        アフリカ南部で壊滅的な干ばつと水害、2400万人を襲う飢えや水不足 
      • 大規模ダムの貯水量、平均の半分に 米加州で干ばつ深刻化

        【5月27日 AFP】干ばつの非常事態宣言が出ている米カリフォルニア州で、オロビル湖(Lake Oroville)の貯水量が平均の半分まで減少している。 オロビル湖は、カリフォルニア州で2番目の規模を誇るオロビルダム(Oroville Dam)によってせき止められた人造湖。オロビルダムは、2700万人に飲料水を供給している。地域で慢性化している干ばつが、夏を前に深刻化している。 干ばつで水の供給に影響が出ているが、オロビル湖のレクリエーションエリアは営業を続けており、水位の低下に対応するため新たにボート乗り場が建設された。(c)AFP

          大規模ダムの貯水量、平均の半分に 米加州で干ばつ深刻化
        • 干ばつで水位が下がった川底から現れ飢餓を警告する「ハンガーストーン」とは?

          昔の人々が災害や疫病などに見舞われた時、後世の人々に向けた警告を碑文などに残すことがあり、日本でも津波を警告する碑文などが東北地方の沿岸部などに残されています。2022年の記録的な猛暑で水不足が深刻化しているヨーロッパでは、昔の人々が川底に残した飢餓を警告する碑文「ハンガーストーン」が話題となっています。 Hunger stone - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Hunger_stone ハンガーストーンとは中世ヨーロッパで一般的だった水文学的遺物で、干ばつが起きた際に警告文を刻んだ石を川底へ埋め込み、将来の干ばつでこの石が見えた時に警告を発するというもの。主にドイツやその他ヨーロッパ諸国のドイツ人入植者によって作られており、中には20世紀以降に作られたものも存在しています。 実際のハンガーストーンがどのようなものかは、以下の埋め込みツイ

            干ばつで水位が下がった川底から現れ飢餓を警告する「ハンガーストーン」とは?
          • 干ばつ被害の湖、イルカの1割が1週間で死ぬ アマゾン

            ブラジル北部アマゾナス州で、水位低下によって死んだ魚(2023年9月27日撮影、資料写真)。(c)Michael Dantas / AFP 【10月18日 AFP】ブラジルの熱帯雨林アマゾンのテフェ(Tefe)湖に生息するイルカの推定1割が、記録的な干ばつと高温の影響で1週間のうちに死んだ。マミラウラ持続的開発研究所(IDSM)と世界自然保護基金(WWF)が17日、明らかにした。 救助隊が9月最終週にテフェ湖で、153頭のイルカの死骸を発見した。湖の水温は平年を7度上回る39.1度に達していた。 テフェ湖は干ばつに見舞われた北部アマゾナス(Amazonas)州に位置し、テフェ川とアマゾン川の合流地点となっている。 研究者らによると、死んでいたのはアマゾンカワイルカ130頭、コビトイルカ23頭。2種とも国際自然保護連合(IUCN)で個体数の減少が懸念される種とされている。 イルカのほか、魚も

              干ばつ被害の湖、イルカの1割が1週間で死ぬ アマゾン
            • 干ばつで貯水池から教会出現 スペイン

              【7月28日 AFP】スペイン北東部アラゴン(Aragon)州ウエスカ(Huesca)県にあるアスンシオン・デ・メディアノ教会(Church of Asuncion of Mediano)は普段、建物のほとんどが貯水池に浸かっている。 しかし今夏、欧州を襲っている熱波と干ばつの影響で貯水量が約4分の1に減り、中世の教会が全容を現した。 国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は報告書で、気候変動の影響により、地中海地域のほとんどの場所で水不足が悪化すると警告している。(c)AFP

                干ばつで貯水池から教会出現 スペイン
              • 水面を覆い尽くす死骸、猛暑と干ばつで魚が大量死 ベトナム

                (CNN) 猛暑が続くベトナム南部ドンナイ省の貯水池で、魚が大量死している。 広さ300ヘクタールの貯水池は、何十万匹もの死んだ魚で覆い尽くされ、過酷な熱波の下で漁船が死骸をかき分けながら回収に当たっている。 ベトナム南部は激しい干ばつに襲われ、4月の気温は40度近くまで上昇。農家は作物の被害を防ごうと苦慮している。 地元住民やメディアは、干ばつと熱波に加え、貯水池の管理問題が魚の大量死を招いたとして非難した。 積み上げられた魚の死骸は泥にまみれて乾燥し、腐敗が進む。 AFP通信によると、何週間も雨が降らなかったために水位が低下して、魚が大量死した。 地元住民は、水不足で魚が死んだとAFPに語り、「悪臭のためにここ10日で私たちの生活がひっくり返った」と訴える。 膨大な数のバケツや網を使っても、魚の死骸を全て回収する作業はほとんど不可能に思える。 地元メディアは、貯水池の改修に失敗して20

                  水面を覆い尽くす死骸、猛暑と干ばつで魚が大量死 ベトナム
                • コロンビア首都、干ばつ悪化で水割当制を開始 9百万人に影響

                  ボゴタに飲料水を供給する貯水池に設置された量水標/Fernando Vergara/AP via CNN Newsource (CNN) エルニーニョ現象によって悪化している干ばつにあえぐ南米コロンビアの首都ボゴタで13日までに、市民や周辺の町の住民ら約900万人が影響を受ける水の割当制度が始まった。 ボゴタのガラン市長によると、貯水池の水位が「歴史的な低水準」にある。市の公式サイトによると、コロンビアやボゴタ地域はエルニーニョ現象の影響で2023年6月以降、降雨がない日々にさらされている。 ペトロ同国大統領は今年1月に自然災害令を発令し、政府に対し山火事や水不足などエルニーニョ現象の悪しき影響に対処するためより多い資源の投入を許可した。 11日朝から開始された取水制限や配給制は適用地域を九つに分けて実施。現地時間の朝8時から24時間続いた後、次の地域へ移る。 ガラン市長はSNS上で、病院

                    コロンビア首都、干ばつ悪化で水割当制を開始 9百万人に影響
                  • 水に沈んだ聖母マリア教会、42年の時を経て再び出現 | 干ばつにあえぐメキシコを救うため…?

                    1979年からダムの底に沈んでいた、メキシコ・グアナファトの聖母マリア教会。その建物がいま、深刻な干ばつの影響で42年ぶりに水の中から姿を現した。 40年以上の歳月が過ぎ、メキシコ中部のグアナファト州の住人たちは、「El Templo de la Virgen de los Dolores(聖母マリア教会)」のことを忘れかけていた。 だが、その教会はダムの底での長い眠りから再び目を覚ました。「エル・パイス」紙によると、気候変動により、メキシコの約85%の土地が前代未聞の干ばつに襲われている。聖母マリア教会もまた、ダムの水が干上がったことで再びその姿を露わすことになった。 その内部についてスペイン紙「バングアルディア」は、「オリジナルの構造体が維持されており、内部のアーチにはオリジナルの彫刻が施され、ドームやアトリウムの一部も以前の姿を残している」と書いている。

                      水に沈んだ聖母マリア教会、42年の時を経て再び出現 | 干ばつにあえぐメキシコを救うため…?
                    • 干ばつ深刻なジンバブエ、ゾウやライオン数千頭を別の保護区に移送へ

                      【11月19日 AFP】ジンバブエ国立公園・野生動物保護庁(Parks and Wildlife Management Authority)は先週、致命的な干ばつから野生動物を救うため、ゾウやライオン、インパラなど数千頭を移送する大規模な計画を発表した。 ジンバブエは同国史上最悪規模の干ばつに見舞われており、ここ2か月で少なくとも120頭のゾウが死んでいる。 ジンバブエ国立公園・野生動物保護庁のティナシェ・ファラウォ(Tinashe Farawo)報道官はAFPに、「600頭のゾウ、10~20頭のライオン、リカオンの群れ、50頭のバッファロー、40頭のキリン、2000頭のインパラを移送する」と説明した。 動物たちは同国南東部の広大な動物保護区から、別の三つの保護区に移送される予定。「私たちの歴史上、最大規模の移送になる」とファラウォ氏は語った。 今年の干ばつにより、草原は枯れ、水場は干上が

                        干ばつ深刻なジンバブエ、ゾウやライオン数千頭を別の保護区に移送へ
                      • 台湾、給水制限強化 半世紀で最も深刻な干ばつ

                        流量が減り川底が露出した、台湾・屏東県の隘寮渓(2021年3月16日撮影)。(c)Sam Yeh / AFP 【4月7日 AFP】過去56年で最も深刻な干ばつに見舞われている台湾中部の工業地帯で6日、100万以上の世帯と事業者を対象とした給水制限が始まった。 干ばつは、大量の水を必要とする半導体産業に特に大きな影響を与えるとみられている。車から携帯電話、パソコンなどあらゆる製品に用いられる半導体は現在、世界的に不足している。 台湾では2月に厳格な給水制限が導入され、中部と南部の一部の工場や工業地帯は、水の使用量を最大15%減らした操業を強いられている。 公共水道会社は6日以降、台中(Taichung)市と苗栗(Miaoli)市、彰化(Changhua)県北部で週に2日の断水を実施。さらに政府は同社に対し「最悪の事態に備える」べきと警告している。 給水制限日には、美容院での洗髪やガソリンスタ

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                        • イングランド各地で干ばつ、英政府が宣言

                          英国東部リンカンシャーでの春大麦の収穫(2022年8月11日撮影、資料写真)。(c)Ben Stansall / AFP 【8月12日 AFP】英国政府は12日、イングランドの複数の地域で干ばつが起きていると正式に宣言した。数か月に及ぶ記録的な少雨に加え、ここ数週間は異例の高温が続いていた。 政府の干ばつ対策当局は会議の中で「イングランド南西部、南部、中部、東部」で干ばつに関する値が基準値を超えたことを明らかにした。 イングランドで干ばつ宣言が出されたのは2018年以来。政府の環境当局は12日、イングランドは1935年以来、最も雨が少ない気象状況にあるとの報告書を公表した。 フランスでも記録的な干ばつに見舞われており、大規模な山火事も起きている。(c)AFP

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                          • 川で魚が大量死 干ばつの影響か イラク

                            【7月6日 AFP】イラク当局はこのほど、南東部で魚が大量死しているのが確認されたことを受け、調査を開始したと明らかにした。干ばつの影響の可能性がある。 大量の魚の死骸が発見されたのは、イランとの国境に位置するマイサン(Maysan)州マジャールアルカビール(Majar al-Kabir)を流れるアムシャン(Amshan)川の岸。 国営イラク通信(INA)は、農業省が2日、大量死の原因を調査する委員会を設置すると発表したと伝えた。 湿地帯の監視をするメイサン州職員は、「地勢解析の結果、塩分濃度が上昇していたほか、(水中の)酸素濃度がゼロだったことも分かった」とAFPに説明した。(c)AFP

                              川で魚が大量死 干ばつの影響か イラク
                            • アフリカ東部の干ばつ長期化、大規模な飢餓の危機

                              長引く干ばつの影響を受けた人たちを受け入れているケニア北部マルサビットのパラプル村ロイヤンガラニ地区で、井戸の水をくむ女性(2022年7月11日撮影)。(c)Simon MAINA / AFP 【7月18日 AFP】ケニア北部のマルサビット(Marsabit)は、長引く干ばつの影響を受けた人たちを受け入れている。 アフリカ東部のケニア、ソマリア、エチオピアでは雨の少ない雨期が4回も続き、それぞれの国で数百万人もの人たちが飢餓に直面している。(c)AFP

                                アフリカ東部の干ばつ長期化、大規模な飢餓の危機
                              • 干ばつで川底露呈 仏リブザルト

                                フランス・リブザルトで、干上がったアグリ川の底に残されたナマズの死骸(2023年4月27日撮影)。(c)RAYMOND ROIG / AFP 【4月29日 AFP】フランス南西部リブザルト(Rivesaltes)では干ばつの影響でアグリ(Agly)川が干上がり、川底が露呈している。27日にはナマズの死骸も見つかった。 気象局によると、リブザルト地域は今冬、観測史上最悪レベルの干ばつに見舞われた。域内の降水量は例年の約半分にとどまったという。 リブザルトは、アグリフォーティファイドワイン(酒精強化ワイン)の産地として知られている。(c)AFP

                                  干ばつで川底露呈 仏リブザルト
                                • ネスレ、仏東部でのミネラルウオーター用採水停止 干ばつの影響で

                                  ネスレウォーターズのロゴ(2017年5月23日撮影)。(c)SEBASTIEN BOZON / AFP 【5月5日 AFP】食品世界大手のネスレ(Nestle)の子会社は4日、干ばつや天候の予測が難しくなっていることから、フランス東部ボージュ(Vosges)県の水源2か所でのミネラルウオーター向け採水を停止すると発表した。 ネスレ子会社「ネスレウォーターズ(Nestle Waters)」は、「ヴィッテル(Vittel)」「ペリエ(Perrier)」などのブランドを展開する。 今回対象となった水源の水は、マグネシウム含有量が高い「エパー(Hepar)」に使われている。他4か所の水源での採水は引き続き行われ、同ブランドの販売も継続される。 同社は「産業全体と同様、ネスレウォーターズは、悪化の一途をたどる気象状況に直面している。頻度と激しさを増した干ばつとそれに続く豪雨などが、ボージュの水源での

                                    ネスレ、仏東部でのミネラルウオーター用採水停止 干ばつの影響で
                                  • 干ばつ地域はビール生産縮小を メキシコ大統領

                                    【8月9日 AFP】世界有数のビール輸出国メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は8日、干ばつの影響を受けている北部のビールメーカーに対し、生産量を減らすよう呼び掛けた。 ロペスオブラドール氏は「もはやビールを製造しないと言っているわけではなく、北部では生産できないということだ」と語った。 生産停止自体は命じておらず、広大な川や緑豊かなジャングルを有する、貧困率が高い南東部の州でビールを生産する企業は、政府が支援するとしている。ただ、「水がない地域では製造許可はもはや下りない」という。 国連(UN)の統計によると、2021年の世界最大のビール輸出国はメキシコで、売上高は約50億ドル(約6700億円)に上った。2位はオランダで、約22億ドル(約3000億円)だった。 オランダのハイネケン(Heineken)や、ベルギ

                                      干ばつ地域はビール生産縮小を メキシコ大統領
                                    • アルゼンチン、インフレ率100%超 大干ばつが直撃 - 日本経済新聞

                                      【サンパウロ=宮本英威】アルゼンチンの経済危機が深刻化している。慢性的なインフレに大規模な干ばつが追い打ちをかけ、足元の物価上昇率は100%を超えた。通貨ペソの低迷を背景に所得格差も拡大する。10月に大統領選挙をひかえ与党には逆風が強まる。「過去1世紀で最も深刻な干ばつに直面し、警戒態勢におかれている」。アルゼンチンのフェルナンデス大統領は21日、危機感をあらわにした。同国の国家干ばつ監視委員

                                        アルゼンチン、インフレ率100%超 大干ばつが直撃 - 日本経済新聞
                                      • カバの群れ、泥にはまって命の危機 干ばつのボツワナ

                                        【4月27日 AFP】干ばつに見舞われているアフリカ南部ボツワナで、絶滅危惧種のカバの群れが干上がった水辺の泥にはまり、命の危機にひんしている。自然保護当局が26日、AFPに明らかにした。 アフリカ南部は現在、エルニーニョ(El Nino)現象による深刻な干ばつに見舞われており、農作物の不作と数百万人規模の飢餓の脅威にさらされている。周辺国の一部は災害緊急事態を布告している。 ボツワナ北部に位置する広大なオカバンゴ湿地帯(Okavango Delta)ではタマラケイン川(Thamalakane River)が干上がった影響で、カバの群れが観光都市マウン(Maun)に近い水場に移動せざるを得なくなっている。 ボツワナ野生生物・国立公園局の広報を担当するレセゴ・モセキ氏は「河川系が干上がり、動物たちは危険な状況に陥っている」と懸念する。 ボツワナの野生カバの生息数は世界有数で、国際自然保護連合

                                          カバの群れ、泥にはまって命の危機 干ばつのボツワナ
                                        • アマゾン川のイルカ100頭以上が大量死 干ばつで水温39度超

                                          ブラジルのアマゾン川でイルカ100頭以上が死んでいるのが見つかった/André Zumak/Mamirauá Institute (CNN) 南米ブラジルのアマゾン川で、イルカ100頭以上が死んでいるのが見つかった。同地は歴史的な干ばつに見舞われてアマゾン川の水温が史上最高を記録し、所によっては39度を超えている。 ブラジル科学省の研究所によると、イルカの死骸は全て、過去7日の間にテフェ湖で見つかった。 これほど多くのイルカが死ぬのは異常だと同研究所は述べ、湖の水温の記録的な上昇と、アマゾン地域の歴史的な干ばつが原因だった可能性があると指摘した。 「この異常な現象の原因を特定するのは時期尚早だが、我々の専門家によると、干ばつの期間と、所によっては39度を超えているテフェ湖の水温の高さが関係しているのは間違いない」。同研究所はCNN提携局のCNNブラジルにそうコメントしている。 アマゾンは乾

                                            アマゾン川のイルカ100頭以上が大量死 干ばつで水温39度超
                                          • ダム建設と干ばつが原因 メコン川が記録的低水位に タイ

                                            タイ東北部ノンカイ県サンコム郡を流れるメコン川の航空写真(2019年10月31日撮影)。(c)Lillian SUWANRUMPHA / AFP 【11月1日 AFP】かつて雄大と呼ばれたメコン(Mekong)川は今、タイ東北部では浅く薄汚い川に成り果てている。記録的な低水位の原因は、干ばつとこのほど完成した上流の水力発電用ダムだとされている。 ラオスで10月29日、総工費44億7000万ドル(約4830億円)のタイが所有するサヤブリ(Xayaburi)ダムが完成した。だが、サヤブリダムの建設は、メコン川の魚の回遊、堆積物、水位だけではなく、数千万の人々の生活に影響を及ぼすと長年警告されてきた。 ラオスと国境を接するタイ東北部ルーイ(Loei)県の一部では、以前は1キロあった川幅が、今ではわずか数十メートルになり、岩に囲まれた泥の水たまりのようになってしまっている。上空から見るとラオス側で

                                              ダム建設と干ばつが原因 メコン川が記録的低水位に タイ
                                            • 干ばつの米西部に冬の嵐 「恵みの雪」で交通機関に乱れ

                                              米カリフォルニア州レイクタホの雪に覆われた幹線道路。同州交通庁提供(2021年12月27日入手)。(c)various sources / AFP 【12月28日 AFP】米西部は27日、猛烈な冬の嵐に見舞われた。干ばつが続いていたカリフォルニア州の山地に待望の雪が降る一方、広い範囲で交通機関に乱れが生じた。 カリフォルニア州のシエラネバダ(Sierra Nevada)山脈の一部では、24時間降雪量が約1メートルに達し、12月の累計降雪量は過去最多の約5メートルとなった。水源となる雪塊氷原が大幅に縮小している同地域にとって、待望の雪となった。 カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)セントラル・シエラ・スノー・ラボラトリー(Central Sierra Snow Laboratory)のアンドルー・シュウォーツ(Andrew S

                                                干ばつの米西部に冬の嵐 「恵みの雪」で交通機関に乱れ
                                              • ヒッタイト帝国滅亡の引き金か、3年続いた大干ばつの証拠を発見

                                                古代帝国ヒッタイトの首都ハットゥシャにあるライオンの門。現在のトルコ中部に位置する。ヒッタイト人は紀元前1千年紀に強大な帝国を築き、エジプトやアッシリアと戦ったが、紀元前1198年頃に「消滅」した。(PHOTOGRAPH BY ALI BALIKCI, ANADOLU AGENCY/GETTY IMAGES) トルコのアナトリア半島で発掘された3200年前の木の年輪を調べた結果、同半島の中部で深刻な干ばつが3年続いたことが判明し、紀元前およそ1200〜1150年の青銅器時代後期にいくつかの文明が崩壊した時期と重なることがわかった。アナトリア半島中部はヒッタイト帝国の中心地で、当時、最も大きな被害を受けた地域の一つだ。 この時期に起きた謎の文明崩壊は、一般的に「青銅器時代の崩壊」や「前1200年のカタストロフ(破局)」などと呼ばれ、ヒッタイト帝国やギリシャのミケーネ文明に加えて、多くの小国や

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                                                • 干ばつで古代に彫られた人の顔出現 ブラジル・アマゾン

                                                  【10月28日 AFP】深刻な干ばつに見舞われているブラジルのアマゾン(Amazon)川で水位の低下により、普段は水没している古代に彫られた人の顔が川岸に露出した。約2000年前に彫られた可能性があるとされる。 岩に刻まれた人の顔があるのは、アマゾン最大の都市マナウス(Manaus)に近い支流のネグロ(Negro)川沿いのプライアダスラジェス(Praia das Lajes)と呼ばれる川岸。2010年、やはり干ばつに見舞われた際に初めて発見された。 彫られている顔は長方形や楕円(だえん)形などさまざまで、表情も笑顔から険しい顔までバラエティーに富んでいる。 歴史学者で国立歴史美術遺産院(Iphan)会員のベアトリス・カルネイロ(Beatriz Carneiro)氏は、この地域に最初期に居住した人々を理解する上で「計り知れない」価値があると話す。 アマゾンの今年の乾期はエルニーニョ(El N

                                                    干ばつで古代に彫られた人の顔出現 ブラジル・アマゾン
                                                  • 白土を食べ、飢えしのぐ…マダガスカル南部の干ばつ激化 餓死者も

                                                    厳しい干ばつに見舞われているマダガスカル南部で、タマリンドの実を混ぜた白土を食べる住民ら。AFPTVの動画より(2020年11月14日撮影、12月4日画像作成)。(c)AFPTV 【12月7日 AFP】干ばつで荒廃したマダガスカル南部では、人々が飢えをしのぐため、白土にタマリンドの実を混ぜたものを食べて腹を満たしている。 「私たちは、これを『生き延びるための土』と呼んでいる」と、南部の港町トラニャロ(仏語名:フォールドーファン、Fort-Dauphin)から西に約100キロ離れた村、フェノエボ(Fenoaivo)に暮らす農家の男性(35)は語った。「タマリンドの酸味が口の中に染みわたり、空腹感をごまかしてくれるからだ」 この男性には6人の子がいるが、「最近はもう食べ物を探すのはやめて、もっぱら空っぽの胃を満たす方法を探している」という。 乾燥したこの辺り一帯の主食は、サボテンの実だ。サボテ

                                                      白土を食べ、飢えしのぐ…マダガスカル南部の干ばつ激化 餓死者も
                                                    • 豪でネズミ大発生 干ばつ耐えた農家の次なる試練

                                                      豪ニューサウスウェールズ州トッテナムのテリー・フィッシュポールさんの農場でわなに掛かったネズミ(2021年6月2日撮影)。(c)Saeed KHAN / AFP 【6月17日 AFP】オーストラリア東部の農家は、数年に及んだ干ばつを耐え抜いたかと思うと、今度は苦労して収穫した作物を食い荒らすネズミの大群と数か月にわたる闘いを強いられている。 ダボー(Dubbo)近郊で農場を営むコル・ティンク(Col Tink)さん(65)は、何百匹ものネズミを簡易の「ネズミ捕り」へとほうきで追い立てる。ティンクさんのネズミ捕りは大量の水が入ったたらいで、中に落ちたネズミは溺れて死ぬ。 しかしこのささやかな抵抗では、ティンクさんをはじめ、豪東部の多数の農家を襲ったネズミの大発生にはほとんど歯が立たない。 ネズミたちは穀物や干し草を食い荒らし、少しでも食べられそうな物を常に狙っている。病院で患者がかじられる、

                                                        豪でネズミ大発生 干ばつ耐えた農家の次なる試練
                                                      • 三峡ダムよりひどい…「中国の巨大ダム群」がメコン川流域に大干ばつをもたらす | 470億キロリットルの水が放出されないまま…

                                                        中国側はダムの関与を否定しているが… 中国に源流があるメコン川は、そこからミャンマー、ラオス、タイ、ベトナム、カンボジアに流れ込み、その流域に暮らす約6000万人の生活を支えてきた。 ところが近年、メコン川周辺地域での干ばつが深刻化しており、地元メディアは中国が上流に複数のダムを建設したことが原因だと報じている。 中国雲南省のメコン川上流に建設されたシャオワンダム。堤体の高さは292mと世界屈指の規模だ

                                                          三峡ダムよりひどい…「中国の巨大ダム群」がメコン川流域に大干ばつをもたらす | 470億キロリットルの水が放出されないまま…
                                                        • 記録的干ばつの豪東部で水泥棒 30万リットル盗まれる

                                                          豪ニューサウスウェールズ州にある農家の風車と水タンク(2018年9月28日撮影、資料写真)。(c)PETER PARKS / AFP 【12月21日 AFP】過去数十年で最悪の干ばつに見舞われているオーストラリア東部で今月、水30万リットルが盗まれる事件があり、警察が窃盗犯の行方を追っている。当局が19日明らかにした。 【関連記事】豪森林火災、シドニー近郊の野生公園から動物300匹避難 警察によれば、被害があったのはシドニーから西に車で3時間ほどの場所にあるニューサウスウェールズ(New South Wales)州エバンズプレーンズ(Evans Plains)集落。水はタンク2基から抜き取られた。 被害が判明したのは15日だが、犯行日時は特定できておらず、同日までの2週間に盗まれたことしか分かっていないという。 警察は「エバンズプレーンズ地域で水を運ぶ装備や機能のあるトラックや自動車を見か

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                                                          • 干ばつ、世界で相次ぐ 農業への打撃が食糧供給リスクに - 日本経済新聞

                                                            【サンパウロ=外山尚之】世界各地で異常気象が頻発している。米国では大型ハリケーンが南部を襲い、ロッキー山脈の西側では干ばつが続く。渇水が深刻なブラジルでは穀物の収穫量予測を下方修正するなど農業への影響も出ている。豪雨被害に伴う欧州での収穫減やアフリカの水不足による不作も伝えられる。気候変動がもたらす自然災害が、世界の食糧供給のリスク要因となる。米内務省開拓局は8月16日、主要河川の一つであるコ

                                                              干ばつ、世界で相次ぐ 農業への打撃が食糧供給リスクに - 日本経済新聞
                                                            • 浅井戸にしみ出た水で命をつなぐ、深刻な干ばつのケニア

                                                              ケニア北西部トゥルカナ郡の行政の中心地ロドワル町近郊のソペル村で、干上がった川床に掘られた浅井戸にしみ出した水を集める女性と子どもたち(2022年9月27日撮影)。(c)Tony Karumba / AFP 【10月3日 AFP】干ばつに見舞われているケニア北西部トゥルカナ(Turkana)郡の行政の中心地ロドワル(Lodwar)町近郊のソペル(Sopel)村で、干上がった川床に掘られた浅井戸にしみ出した水を集める女性と子どもたち。 国連(UN)は、「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ大陸北東部地域のソマリアやケニアの北部に広がる乾燥地帯に、この10年で2度目となる飢餓が迫っていると警告している。(c)AFP

                                                                浅井戸にしみ出た水で命をつなぐ、深刻な干ばつのケニア
                                                              • 水を使いすぎのセレブらにペナルティ。干ばつに苦しむカリフォルニアで厳しい対応

                                                                水量超過のキム・カーダシアンやシルベスター・スタローンなどに水道局が警告。セレブにお手本を示してほしいと求めています

                                                                  水を使いすぎのセレブらにペナルティ。干ばつに苦しむカリフォルニアで厳しい対応
                                                                • パリ最新情報「とうとうパリにも干ばつの危機が。フランス全土で歴史的な水不足に」

                                                                  欧州最新情報 パリ最新情報「とうとうパリにも干ばつの危機が。フランス全土で歴史的な水不足に」 Posted on 2022/08/04 Design Stories 8月2日、パリに干ばつ警報が発令された。 度重なる熱波に加え、7月からほとんど雨が降らなかったフランス。 そのため南部では早くから干ばつ警報が発令されていたのだが、それがじわじわと北上し、とうとう首都パリも警報下に置かれるようになった。 これはフランス96県のうち、全ての地域が「水不足」の危機にさらされていることを意味している。 なおフランスにおける干ばつ警報のレベルは4段階あり、最も低いレベルが1、最も高いレベルが4となる。 レベル4では危機警報となり、水の使用は飲料、医療・衛生、安全面に限られるほか、農業を含む分野で50%以上の使用制限がかかる。 現在ではフランス中央部を中心に多くの県でレベル4が設定されており、パリはレベ

                                                                    パリ最新情報「とうとうパリにも干ばつの危機が。フランス全土で歴史的な水不足に」
                                                                  • パナマ運河が干ばつで水不足、通航船舶数を制限-海上輸送に影響

                                                                    技術の粋を集めて世界の貿易に革命をもたらしたパナマ運河が、干ばつによる水不足で船舶の通航に影響が出ている。世界中の海運会社は痛みを伴う選択肢を迫られている。 水不足により距離50マイル(約80キロメートル)の運河を通航できる船舶数が限定され、数日あるいは数週間にわたって列を成して待機する状況が発生している。こうした船舶には自動車や消費財、果実、燃料などが積載されている。 予約枠を確保していた船舶が通航を断念し、後方で待つ船が前方の有利な位置に出る場合でも数百万ドルを支払うことがあり得る。あるいは同運河を通らずにアフリカや南米大陸の最南端を迂回(うかい)したり、スエズ運河を経由するルートを選ぶ可能性もある。 いずれを選択するにしてもコスト負担は膨らむ。世界中の政府は今、インフレ抑制に苦戦している。さらにパナマがこれから乾期に入ることから、混乱は向こう数カ月に悪化の一途をたどるとみられる。乾期

                                                                      パナマ運河が干ばつで水不足、通航船舶数を制限-海上輸送に影響
                                                                    • 干ばつの豪州、中国企業が地下水を汲み上げ 数週間で枯渇

                                                                      干ばつと山火事の被害に見舞われるオーストラリア。水の希少価値が高まるなか、クイーンズランド州の農村部は、中国企業による地下水の汲み上げで、深刻な水不足に陥っている。 豪ABCの取材に応じた農家のオデアさんは、水不足のためにほとんどの牛を処分したという。一家は五世代にわたり酪農を営んできた。「非常に厳しい状況だ。(資源は)何十年にも渡り育てなければならない。地下水は枯れ、湧き水や小川に頼っている。酷いタイミングで悪臭を放つ」 5000人が暮らすサザンダウンズでは、住民は水の利用を1日80リットルまでに制限されている。地元のダムは貯水率が11%にまで落ち込んだ。 ABCによると、中国企業ジョイフル・ビュー(Joyful View)は、2019年12月末から汲み上げを開始した。同社は2008年、サザンダウンズで開発計画に基づき地下水汲み上げと配分の許可を得ている。 2018年、同社はミネラルウォ

                                                                        干ばつの豪州、中国企業が地下水を汲み上げ 数週間で枯渇
                                                                      • フランスの干ばつ、アルプス地方のチーズにも影響

                                                                        フランス・ラクリュサの牧場の牛(2022年8月22日撮影)。(c)JEFF PACHOUD / AFP 【9月4日 AFP】フランスは今年、記録的な猛暑や干ばつに見舞われており、雪を頂くアルプス(Alps)の山麓にあるサボワ(Savoy)県の雄大な牧草地も例外ではない。牛たちは、ルブロションなど名高いチーズの原料となる乳を生み出すのに必要な量の牧草を見つけるのに苦労している。 「すべてが黄色になり、からからに乾いてしまった。1か月も早く牛たちを牧草地から下ろさなければならない」。テオ・バルジェツィさん(28)は、牛の首に着けた鈴が鳴り響く標高約1600メートルの牧草地で話した。 涼しさを求める観光客が今夏、アルプス地方に押し寄せた。生乳から生産されるルブロションやその他の手作りチーズを直接、地元の生産者から購入するのは、観光客のとっておきの楽しみだ。 ラクリュサ(La Clusaz)の街を

                                                                          フランスの干ばつ、アルプス地方のチーズにも影響
                                                                        • 6月17日は東北絆まつり、三枝祭、砂漠化および干ばつと闘う国際デー、沖縄返還協定調印の日、薩摩の日、オトのハコブネの日 、おまわりさんの日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                                                          6月17日は何の日? その日の出来事は? 2023年(令和5年) 6月17日は東北絆まつり、三枝祭、砂漠化および干ばつと闘う国際デー、沖縄返還協定調印の日、薩摩の日、オトのハコブネの日 、おまわりさんの日、等の日です。 ■「多彩な東北が、熱い絆でひとつになる。東北絆まつり2023青森」 www.youtube.com 東日本大震災からの更なる復興と、その先の未来へ向けて前進するために始まった「東北絆まつり」。 「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「盛岡さんさ踊り」 「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」「福島わらじまつり」の6つの祭りが集結し、 東北の勇気と未来への希望を発信してきました。 2023年、青森市での開催で一巡となります。 東北各地に根差した多彩な文化。東北を代表する6つの祭りがひとつになる瞬間、東北は熱い絆でひとつになり、未来に向かって進み続けます。 www.youtube.co

                                                                            6月17日は東北絆まつり、三枝祭、砂漠化および干ばつと闘う国際デー、沖縄返還協定調印の日、薩摩の日、オトのハコブネの日 、おまわりさんの日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                                                          • 「生きるため」娘売る両親 干ばつで児童婚急増―アフガン:時事ドットコム

                                                                            「生きるため」娘売る両親 干ばつで児童婚急増―アフガン 2021年10月28日07時08分 アフガニスタン女性のサベフレさん(右)と、食料品店店主の4歳の息子と婚約した娘=14日、バドギス州カライナウの避難民キャンプ(AFP時事) 【カライナウAFP時事】イスラム主義組織タリバンが政権を掌握したアフガニスタンで、地方に住む人々が干ばつなどの影響で飢えに直面し、生計を立てる金銭を得ようと子供を児童婚のため売るケースが相次いでいる。 「なぜ勉強できないの?」 学校を追われたアフガン少女たち 干ばつが最も深刻な地域の一つ、西部バドギス州の州都カライナウ。夫が2人の娘を売ったファヒマさんは何度も泣いたという。「夫は娘たちを手放さなければ全員死んでしまうと言った。何も食べる物がないのだから」。6歳の娘は3350ドル(約38万円)、1歳半の娘は2800ドル(約32万円)で売られた。未来の夫もまだ未成年

                                                                              「生きるため」娘売る両親 干ばつで児童婚急増―アフガン:時事ドットコム
                                                                            • 干ばつでコウモリが大量死、人気観光地に大量の死骸

                                                                              豪東部ゴールドコーストで干ばつから保護されたオオコウモリ。保護団体バッツ・クイーンズランド提供(撮影日不明、2019年9月24日提供)。(c)AFP PHOTO / Bats Queensland 【9月25日 AFP】オーストラリアで、長引く干ばつによって餌が減り、痩せ衰えて餓死したコウモリが大量に見つかっている。保護団体が24日、AFPに明らかにした。 コウモリの保護に取り組んでいる非営利団体(NPO)「バッツ・クイーンズランド(Bats QLD)」によると、豪東部クイーンズランド(Queensland)、ニューサウスウェールズ(New South Wales)両州ではこの2週間、衰弱したオオコウモリの数が「急激に増えている」という。 同NPOのボランティア、アシュリー・フライザー(Ashley Fraser)氏は、絵のような美しさで人気の観光地ゴールドコースト(Gold Coast)

                                                                                干ばつでコウモリが大量死、人気観光地に大量の死骸
                                                                              • サケ、陸路で海へ 干ばつでトラック輸送作戦が本格化 米

                                                                                米カリフォルニア州オロビルのふ化場の水槽に入れられたマスノスケ(2021年5月27日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【6月6日 AFP】米カリフォルニア州では今年、慢性的な干ばつにより例年よりも早く川が干上がっている。名物のマスノスケ(キングサーモン)が川から太平洋へ到達できるよう、大胆な作戦が本格化している──何台もの大型タンクローリーで稚魚を海へ輸送するのだ。 回遊魚のマスノスケは川で生まれ、海で成長する。海で数年過ごした後は生まれた川に戻って産卵し、一生を終える。 しかし、干ばつにより川の流れが弱かったり、水温が異常に高かったりすると、サケのライフサイクルが乱れかねない。そこで、カリフォルニア州当局は、ふ化場で育てられた数百万匹の稚魚をトラックで海へ運ぶ「先を見越した対策」を講じている。 サケの陸路輸送は1980年代から行われている。しかし、今夏は早くか

                                                                                  サケ、陸路で海へ 干ばつでトラック輸送作戦が本格化 米
                                                                                • 米西部、過去1200年で最悪の干ばつ続く

                                                                                  ロサンゼルス(CNN) 2000~21年にかけて米西部を襲った干ばつは、過去1200年で最悪だったとする研究結果が14日の科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に発表された。 昨年の干ばつは異常だったと研究チームは述べ、極端な干ばつは今年いっぱい続くと予想。人間が引き起こした気候危機が、大干ばつを72%悪化させたと指摘している。 米西部では過去20年にわたって乾燥した天候が続き、期待される降雨も長続きしない状況が繰り返されている。 米海洋大気局(NOAA)によると、例えば昨年12月のカリフォルニア州ロサンゼルスは10インチ(254ミリ)近い雨量を観測。同市の12月の月間雨量としては史上2番目に多かった。 しかし1月のロサンゼルスの雨量は0.1インチ(2.54ミリ)にも届かず、ロサンゼルスの1月の雨量としては史上8番目の少なさだった。2月の状況はさらに悪化しており、今年は記録的な干ばつ

                                                                                    米西部、過去1200年で最悪の干ばつ続く