韓国で与党候補が決まり、少しずつ大統領選が本格化している。だがその報道姿勢に問題はないか。韓国に住む筆者が感じた疑問をまとめた。 ●並ぶ「反日」韓国で10日、来年3月の次期大統領選における与党候補が決定した。韓国最大の自治体・京畿道(キョンギド)知事を務める李在明(イ・ジェミョン、56)氏だ。 李氏の候補決定は当然、隣国の日本でも大きく報じられた。だが筆者はその様子は韓国から眺めながら、首をかしげざるを得なかった。まずは主要紙からだ。 韓国与党、李在明氏選出 大統領選候補「日本を追い越す」(10月11日、産経新聞) 韓国大統領選 与党候補に李在明氏 予備選制す 「日本追い越す」(10月11日、読売新聞) 韓国大統領選:韓国大統領選 与党候補に李在明氏 「日本追い越す」(10月12日、毎日新聞) いずれの記事のタイトルにも「日本を追い越す」というフレーズが入っている。これは10日、李在明氏が